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028 激闘ライトドラゴン

 ◇ ◇ 5月22日 暗闇の森 中層 ◇ ◇


 さて、ようやく戦いが今始まる。

 ドラゴンとの戦いがね。


 一ヶ月ぶりの暗闇の森だ。

 そこには傷ついた白いドラゴンが横たわっていた。


「一ヶ月ぶりだね。よくもまああんな所に閉じ込めてくれたね。そのお返しは今させて貰うよ!」


 コクウがドラゴンに向かって言い放った。

 まあ、砂鉄の大地とかいうとんでもないところに落とされたし憤るのも仕方ないよね。


「この朧月の力でドラゴンを切り裂くでござる」


 オボロも張り切ってるね。

 まあ結構強い刀が出来上がったから当然かな。

 気に入ってくれて良かったよ。


「でも、ビュウス・・・・・・なんで居るの?」


「まあ、一応戦えるようになったからな」


 まあビュンビュン飛ばす槍で戦えるって事なんだろうけどね。

 というかそれ何処で手に入れたの?

 そう聞いたらはぐらかされた。

 変な経緯で入手したんだろうね。


 ちなみにその飛ぶ槍はこの戦闘を終えると破壊されるという制約を加えることでこの戦いの中で砕けないようにしているらしい。

 制約ってなにって聞きたいけどそう言う物なのだと思っておこう。

 今度知る機会があると思うしね。


 そんなことを考えていたらドラゴンが起き上がってこちらを見た。

 ここから戦闘開始だね。

 ライトドラゴンが思いっきり吠える。


「ブレス攻撃が来る! ドルフィス!」


「おう! 【アブソーブシールド】!」


 ドルフィスが武技を発動させた直後ドラゴンがブレスを吐いてきた。

 そのブレスはドルフィスの構えた盾に全て吸収されていく。


「グフゥ・・・・・・流石ドラゴンだな。結構反動が凄まじい。そら【ペイバックリベレイション】!」


 ドルフィスは盾からさっきのドラゴンブレスを放出する。

 それでドラゴンにダメージを与える。


 武技という力・・・・・・魔法に並ぶこの世界に存在する攻撃手段の一つだね。

 これは闘気を扱うことで魔法じみたことが出来るようになるらしい。

 それで発動するのが武技というものだね。

 割と最近まで知らなかったよ。

 まあ、発動させる機械そのものが無かったのが原因だけどね。


「行くぞ! 【百射縫い撃ち】!」


 レクトがドルフィスに続く形で武技を発動させる。

 百本の矢を瞬時に放ち相手を縫い付ける武技らしいんだけど・・・・・・効き目は薄いみたいだね。


「【居合い一閃】!」


 そして一気に近づいたオボロが刀で思いっきり切り裂く。

 というかレクトは微妙だけどドルフィスとオボロの攻撃は凄い効いてるね。

 やっぱり武器のおかげだね。

 特にオボロの武器はかなり苦労しただけあってかなりの切れ味を誇るからね。


「ギャォォォォォォォ!」


 攻撃を受けてドラゴンが絶叫する。

 うんうん、効いてる!


「ほらほら! あのときの威勢はどうしたの!」


 そしてコクウが殴りつける。

 槍で攻撃しないの!? と聞きたくなるけどそれには理由がある。


 どうもコクウの槍って粉々に砕けてるらしいんだよね。

 その破片に力を込めることによって実体化した無数の槍として使ってるらしい。

 本人曰く無理矢理使えるように仕立て上げたけどドラゴンには効かないとのこと。

 下手すると破片が更に砕けるかもしれないから使いたくないらしいね。


 破片であの力だからちゃんとした槍として直せばどれだけの力を発揮することやら・・・・・・

 いずれはコクウの槍も直してあげたいところだね。

 まあ、見た感じ今の私にはちょっと手が余る感じがするけどね。

 設備さえちゃんとしていればギリギリ直せるかって所な気がする。

 良い素材手に入れたし設備のアップグレードとかしておかないとね。


「う~ん、ドラゴンと言ってもたいしたことないな。と言うかコクウがインチキすぎる。さっきから行動する前にたたきつぶしてるから一方的な展開になってるな」


 ビュウスが攻撃せずにドラゴンを哀れんだ目で見てた。

 なんかビュウスが無理して参戦する必要が無いくらい一方的な展開だよ。

 ビュウスの槍は一度使えば戦闘終了時に壊れちゃうからここまで一方的なら使わないという選択はありかもね。


「というか元々弱ってたと言うのが大きいな。一ヶ月かかっても回復しきれなかったんだろうな」


「どうして回復しきれなかったんだろうか?」


 それだけ時間があれば回復しそうな物だけどね。


「環境が悪いんだよ。恐らくだが、このドラゴンがここで休んでいるのは不本意な物だからだと思う。光属性の竜がこんな場所に好きこのんで降り立つとは思えないからな」


 たしかに、ライトドラゴンだもんね。

 光の竜なのになんで暗闇の森にいるのかとは思ってたけど・・・・・・

 不本意にもここに縛られたというのなら仕方ないよね。


「・・・・・・ここから先はボク一人で討伐する。君たちはあそこに隠れたゴミを退治した方が良い」


 そう言って指を指したのは誰も居ない森だった。

 いや!? 居る!?

 集中して探ると巧妙に隠れた人が沢山居る!


「ははは、予想通りというかお出ましか。この悪徳工房関係者め」


「こいつ等がシードラゴンを横取りした奴らってことね」


 というか私達が戦うのはこっちか。

 まあ、そううまくはいくとは思ってなかったしね。

 それじゃあ、戦うとしましょうか。

リエラ「・・・・・・」(無言で魔法を放ってる)

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