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027 工房に戻って作る物

 ◇ ◇ 5月21日 工房 錬金エリア ◇ ◇


 さて、ようやくだね。

 明日はドラゴン退治だ。

 そのためにも武器を強化して行いとね。


 既存の物を強化するなら錬金術だ。

 今のところ私の技術は錬金術の方が優れてるからね。

 だからこれで作っていこう。


 まずはレクトの弓だね。

 ホビーボウだ。

 分解してリムの部分を取り外す。


 それを錬金鍋に投入する。

 硫酸湖であるリスリウムの湖からとれたアシッドメタルに、閃光火山でとれたフラッシュメタルをいれる。

 あとは硫酸に魔法薬品、その他諸々をいれて鍋をかき混ぜる。

 すると金属質な木材のリムが出来上がる。

 金属質に見えるけどちゃんとリムとして機能するよ。


 同じように魔術基板を取り外したハンドルも錬金する。

 ワイバーンの鱗にアシッドメタル、フラッシュメタルとかを加えてかき混ぜれば完成だ。

 後は組み上げて完成だね。


 ホビーボウだけどもう見た目はおもちゃでは無い。

 命名、メルトフラッシュだ。

 酸の力で竜の鱗を溶かせるようね。

 あと魔術基板も改良を加えたから相応の力を発揮するだろうね。


 次はドルフィスの武器だね。

 ドルフィスは盾だけどそこまで強くないものなんだよね。

 なにせ結構昔に作った物だから・・・・・・

 ただ、今の私じゃこの盾より硬くそれでいて軽い物には出来ないからこれをそのまま強化しないといけないというのは歯がゆいところだね。


 とりあえず、その場しのぎでも強化しておこう。

 トレーニングで手に入れた全ての鉱物と中和剤をぶち込んで鍋をかき回す。

 ある程度かき回したらワイバーンの鱗に牙をぶち込んでかき混ぜる。


 最後はドルフィスからお願いして分けて貰った血を投入する。

 そしてかき混ぜれば完成だ。

 以前の盾と変わらない重さでいて硬い。


 ドルフィスとつなげてエネルギーを分け与え再生するように促してあるからこれで簡単には壊れないはずだよ。

 そのための素材がドルフィスの血だからドルフィス専用装備になったけどね。

 まあ、ドルフィス以外に使わせる気が無いから別に良いんだけどね。


 名前はドルフィスの名前から連想するコレクトドルフィンでいいかな。

 ドルフィスってドルフィン、つまりイルカが連想できるしね。

 愛称はドルフィンで良いでしょ。


 というか結構予想して無い効果も出てるぞ。

 今から皆の血を分けて貰って作るのも良いかもしれない。


 でも、感覚的にこれで強化出来そうなのはドルフィスの盾とオボロの刀だけなんだよね。

 多分ホビー系なのが原因だろうね。

 鎧とかは普通に無理っぽいね。


「まあ、鎧とかはシンプルな強化で良いか」


 幸い、フィルが皮加工を覚えてくれてたからワイバーンの鎧を作ってくれる手はずだからね。

 私は出来上がったそれを強化することにしよう。

 錬金術の力は一緒に身体強度を鍛えただけあって私の方が上らしいしね。


 さて、オボロの刀は時間をかけてやりたいから簡単なのから済ませようか。

 つぎはリエラの杖だ。

 レクトと同じような形で強化して完成かな。

 うん、何のおもしろみも無いね。


 しかも、ホビー系の武器って強化が頭打ちになりやすいんだ。

 量産はしやすいけど代わりに成長性に乏しいのが欠点だね。

 今度はちゃんとした武器を作った方が良いのかもしれない。

 ホビー系を作るよりも良い感じの武器の作り方思いついちゃったしね。

 まあ、この事態が終わらないことには手を付けられないから作るのはだいぶ後になりそうだけどね。


「さてと、最後はオボロの刀だね」


 会心の一振りの刀だ。

 ・・・・・・そういえば名前をつけてなかったね。

 強化したら名前をつけようか。

 オボロの血を事前に分けて貰ってからいざ錬金開始!


 まずはヒュルリ砂鉄山でとれた魔風石、閃光火山で取れた閃光石、そして砂鉄の大地で取れたオリハルコンパウダーを投入する。

 オリハルコンはビュウスがパウダーでは無い原石を持って帰ってきてくれてたけど使えないから砂鉄の大地で取れた使いやすいオリハルコンパウダーを使う。


 これでかき混ぜて・・・・・・なにげに難易度高いね。

 集中しないと失敗しそうだ。

 慎重にやっていこう。


 ある程度かき混ぜたらビュウスが流星の大地で拾ってきた隕鉄を砕いて出たミスリルを投入する。

 ミスリルは魔法を通しやすい性質があるからね。

 魔法を放つ際の触媒にもなり得るかなり便利な金属だからね。


 これを投入したらかき混ぜて、かき混ぜつつオボロの血を混ぜ合わせる。

 混ぜたら一度取り出して刀を休ませる。

 それで取り込ませた素材を馴染ませるんだ。


 その間にフィルが完成させたワイバーン装備の強化を行う。

 一通り強化が終わったらもう一度オボロの刀の強化を行おう。

 というか終わってなかったんだけどね。


 再度鍋に入れてミスリル、オリハルコンパウダーを入れる。

 そしてかき混ぜている最中にワイバーンの血を流し入れる。

 流し入れ終わったらある程度かき混ぜてから手を止めてワイバーンの心臓とオボロの血を入れる。

 その後ワイバーンの血を入れつつかき回して完成だ。


 青く輝く刀身が綺麗な刀だね。

 命名、朧月だ。

 彼女自身の名前を冠した刀だ。

 朧以外が持てばその光は霞んでしまうだろうね。


 さてと、これで全部の武器の強化完了だね。

 はぁ、かなり疲れた。

 正直その場で横になりたいくらいには疲れたよ。


 あとはこのまま順調にドラゴンを討伐できれば良いけど・・・・・・

 果たしてドラゴンを倒せるのかな・・・・・・

オボロ「拙者の刀が・・・・・・生まれ変わったでござる」

ドルフィス「なんだこの盾!? ヤベェな!」

レクト「なんか、オレとリエラの武器はあの二人程強化されてないように見えるな。ホビー系統は強化しづらいのか・・・・・僕がホビー弓に飛びついたのは早計すぎたかもしれないな。リエラみたいにそれを使わないといけないという理由は無かったわけだしね」

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