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SIdeビュウス2 代償武器

真・クラフティングオンラインを投稿しました。

微妙だったところを手直ししてNolaに投稿したけどこっちでも投稿することにしました。

大筋は同じだけど多少展開が異なるので見てみてください。


ちなみに向こうを不定期にするのでこの作品が不定期になることは無いのでご安心を

「テンペスト~嵐よ巻き起これ~」


「グゲェギョバァ」


「やばすぎだろ」


 余りの魔物の大群にうんざりしたのかついにイティアが魔法を解禁した。

 天候改変魔法テンペスト

 無駄に長ったらしい踊りをしながら詠唱して自前のなんかやけに神々しい杖を使ってまで発動させたのは周囲に嵐を巻き起こす魔法だった。

 しかも、周囲一帯を的確に感知してピンポイントでテンペストサンダーなる魔法をぶち込めるというとんでもない優れっぷりだよ。


 そして何よりやばいのは、嵐そのものがイティアを中心に動くということだな。

 挙げ句の果てにテンペストで引き起こされている嵐がイティアの思い通りに動かせると言うんだから本当にやばいよ。

 砂鉄の大地を一直線に突っ切っていたほどではないけどこれで一気に山脈の頂上まで行って一直線に進めるわけだしな。

 テンペストの嵐が制御出来る以上嵐でバイクを飛ばすことも出来るわけだからな。


 そういうことが出来るって事はこれの維持時間は相当長いんだろうね。

 維持出来る時間を聞いたら解除しない限り一生続くとのこと。

 一番やばかったのは持続時間だったね。


「あぁ!? 俺の武器が飛んでいく!? 戻ってこい!」


「また、アレを代償武器にしてる変なのが居るよ。どうする? 砕いとく?」


「一応同じ男として情けはある。砕かないでやってくれ」


 なんで性的な代物のはずなのにそれを代償にした武器とかでてくるんですかね。

 健全なゲームのはずなんだけどな・・・・・・

 それに、あれを代償にした武器が破壊されるとか弱い女になるというデメリットがあるんだぜ。

 か弱いと付いてることからも察せられるとおり女になるだけでは無く盛大に弱体化するわけだ。

 ドラゴンをワンパンで倒す強者であっても攻撃出来ない最弱のモンスターにすら自力で倒すことの出来ない弱者に成り下がるわけだな。


 正直それを知った上であれを代償武器に指定するのが理解出来ない。

 これなら心臓を代償武器にした方がいい。

 性能は多少劣るが大差ないからな。心臓は最悪どうにでもなる。

 というか俺は代償武器なんて使う気は無い。

 自分の体を武器にするならもっと良い物が俺にはあるからな。

 このゲームじゃ使えないが・・・・・・


「ちなみに、お前のその杖は代償武器なのか?」


「代償武器かと言われれば違うけど代償を支払わされて手に入れた武器ではあるね」


 支払わされてって事は好きこのんで手に入れたわけじゃ無いって事か。


「ある意味ホムラちゃんの広域探知に極めて近いかもね」


 ホムラと同じってどういう事だ?

 というよりホムラもあの感知能力に代償なんてあったのか?


「分かってないみたいだね。ボクもホムラも異常が日常になってるんだよ。異常であることが当たり前っていう風にね」


 異常が当たり前?

 異常であること自体が当たり前なのか?


「まあ、いずれ分かるよ。これはボクから言うべき事じゃ無いからね~」


 よくよく考えたら俺ってホムラのこと何も知らないんだよな。

 記憶失う前は助けられてばかりで・・・・・・

 フィルもシャウラもあいつに助けられた。


 もしかしてその苦しみが当たり前だと思っているというむごい話があるのか。

 いや、その苦しみが自分以外も味わっているだろうからそれが当たり前なんだと思わないとやっていられなかったとかあり得るのか?

 もしそうなら何とかしてあげたいところだ。


「俺の《自主規制》が!」


「なんでさっきからアレを代償武器にしてるモンスターが出てくるのかな・・・・・・もういいや、テンペストサンダー!」


 さっきからアレを代償武器にするモンスターと出くわすんだろうね。

 流石にうんざりしたのかイティアが空から降り注ぐ雷で片っ端から武器を破壊してるよ。

 アレは好きこのんで食べたくは無いんだろうね。


 まあ、俺も食えと言われても食べたくないから気持ちは分かる。

 何でもかんでも食べる女も食べたくないものが一つや二つあってもおかしいことでは無いからな。


「くそったれ! 奪われる前にお前を・・・・・・」


「ボクは君みたいなのに興味は無いよ」


 空を飛ぶホバーバイクまで迫ってきていた何のモンスターか分からない奴が代償武器を持って襲いかかる。

 だが、イティアはそっちに振り向くことすらせずにイティアの杖が武器をへし折った。

 くるくると回転しながら宙を舞い襲ってくるモンスターを片っ端から殴りつけていた。


 ・・・・・・その杖、遠隔操作出来る上に宙を自在に動き回るんだ。

 こういう武器は便利そうだな。

 制御し始めると他が遅濾過になるだろうから訓練は必須だろうけどな。

 まあ、そんな武器をこのゲームで使う機会は・・・・・・いや案外ありそうだな。

 上手い具合に抜け道として機能するかもしれない。


「さて、そろそろ見えてきたよ~」


 イティアが指を指す。

 そこはなんというか星空のような大地だった。

 黒い大地に光る星々が輝いているかのように見えるな。

 夜だと星空を歩いていると錯覚するんじゃ無いか?


「あれが流星の大地か・・・・・・」


「それじゃあ、ラストスパートだしどんどん突き進んでいこう!」

ビュウス「まあ、さりげなく何本か代償武器を回収してるんだけどな。素材として使えるだろう。ホムラは平然と扱うだろうがフィルはいやがるだろうな・・・・・・」

イティア「ホムラちゃんって普通女の子がいやがるものでも平気で触ったりするしね。それが素材に出来るとは思えないけど研究材料にはなると思うしいくつか持って行ったら?」

ビュウス「流石に素材はむりか。でも役に立つなら破損した欠片も含めて回収するか」

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