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011 魔力基板と無詠唱

 私はイティアに基盤を付け足せと言われてしまった。

 ホビーステッキを名付けるなら機能を追加しろと言われた。


「はぁ・・・・・・どうやって作ろうか」


 とりあえず図書館で色々と魔力基盤に関する本を借りてきた。

 三人に色々教えながら読み解くつもりだ。


「ホムラ? なんで魔力基盤の本を読んでいるんだ?」


 レクトに突っ込まれた。

 まあ、そりゃそうだよね。

 本来杖とは全く関係の無い代物だしね。


「杖の改修依頼。昨日作った杖に魔力基盤を組み込めと言うね」


 ちなみにしっかりと報酬もある。

 それもかなりの大金が・・・・・・

 一億Yenってリアルマネーで課金しようとしたら十万円ちかく必要になるレベルだよ。


 かなりぶっ飛んだ金額だ。

 これだけあればいろんなものが作れる。

 まあ、課金してやっと食べられる食べ物なんかも食べられるけど、最近になって思うんだ。

 これ、ゲーム内の食材を調理して食べた方が安上がりじゃ無いかって?


 ゲーム内だから安くなっているとは言え500倍くらい価格差があるからね。

 10円チョコなら5000Yenかかるレベルだよ。

 調味料とかは円=Yenみたいな感じで大量に手に入れられるのにね。一部例外はあるけどそれも多少高いくらいで現実換算の値段レベルに引き上げられているわけでは無いからね。


 いろいろと楽しむ為に料理は研究こそまだ手を付けてないけどちょくちょく作ってるからね。

 この二人が木工職人として上手く作れるようになれば手が空くし料理の研究するのもありかもね。


 さて、将来のことを考える前にまずは魔法基盤だ。

 レクトに魔法基盤を組み込む依頼を受けたと言ったときはなんか考えるそぶりをして作業に戻ったね。

 魔法基盤関係で何かあるのかな?


 あ、レクトが手を止めてこっちに来たね。

 考えが付いたのかな。


「魔法基盤は作れるのか?」


「無理、というのも根本的に素材が足りないから」


 ファンタジー系のコンデンサーやら抵抗やらを作るのに必須な材料が無いからね。

 だからどうしても作れないんだよね。


 魔法薬品も無限にあるわけじゃ無いからね。

 一日しか採取してきてないからこの程度の量じゃ試作するのも困難だよ。


 だた、一つ気になることがある。


「なんかレクトは魔法基板にこだわって居るみたいだけど・・・・・・リエラが関係してる?」


「ああ、もし魔法基板搭載の杖が作れたらひょっとするとリエラが呪いを解けるんじゃ無いかって思ってな。たしか無詠唱補佐とかそういう系の魔法道具に魔力基板が使われていたらしいからな」


 自力で呪いを解けるようにするというのがネックだからね。

 というか魔法基板ってそんなものも作れるんだ。

 えっとかつての設計書にそういう関係のやつは・・・・・・あった。


 無詠唱の魔力基板・・・・・・めっちゃふくざつ!? というか魔法薬品がミリ単位!?

 あ~私の持っている魔法薬品の上位互換みたいなやつね。衝撃に強いやつ。

 だからここまで小さくして固定しても問題ない訳か。というかふつうの魔力回路内蔵式の杖ってその薬品で作られてたりするのかもね。


 でも、これは・・・・・・


「小型化は無理でも実践に使わない前提であれば大型化ができるね。大型化すれば今の私達でも作れそうだ」


 材料コストも大幅に下がる。

 素材自体の入手難度も下がるしね。


「本当か!?」


「どのみち材料足りないけどね。金で手に入らない素材が多すぎる」


 ちなみにファンタジー系素材は工房ランクが上がれば購入可能になるらしい。

 私には関係ない事だけど購入可能になると別のモードでファンタジー素材を使った場合に引かれる資金からしっかり減るようになるから便利になるらしい。


 まあ、工房ランクを引き上げるには契約した冒険者たちに頑張って貰わないといけないわけだけどね。

 プレイヤーが介入しないで冒険者達に一定量の素材回収をさせることでランクアップして行くみたいだからね。

 そしてランクアップしてからその素材を購入するには、回収してきた素材の量が一定値に達することで可能になる。

 良く出来てるよね。


 冒険者を運用しなきゃファンタジー系素材の安定入手はさせないようにしてるんだね。

 ファンタジー系の素材を使いたければ冒険者を運用しろと言うことだね。

 全く良く出来たシステムだよ。冒険者を雇って強く出来ないなら手にする資格はないと言ってるような物だしね。


「素材か・・・・・・今から冒険に行くのは・・・・・・」


「それはなし。シャウラが許可出してからね。まあ素材は別口で集めるから大丈夫だよ。まあ、杖作りに無関係なものを作るのに使わせてはもらえないだろうけどね」


 あくまで無関係なものはだけどね。

 無詠唱とか杖の機能と無関係じゃないから大型試作機は作らせてもらえるんじゃ無いかな?

 どちらにせよ性能を追求した大型試作機を作らないと小型化はいけないからね。


 そのためにも複雑な魔力基板の作り方をどうにかしないとね。

 ロギロス辺りが得意な分野だし張り切っては居るけど杖に組み込む為にも私もある程度は学習しないと・・・・・・


 その日が終わる頃には持ってきた資料は全部把握した。

 後は試作するだけだね。

ソニス「資料読むの速くない? って思うかもだけどこの子達割と超人だから仕方ない。特にホムラは背景も相まってかなりのチートスペックだからね」

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