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100 潜水艇は完成せず

 ◇ ◇ 拠点エリア 310日目 ◇ ◇


 さて、工事も予定通り進んでる。

 何度か試験的に動かしてきたかいがあったよ。

 コレが上手く行けば第三エリアの掌握も簡単に終わるだろうね。

 私が現地に向かう必要ないから無駄に時間を掛けなくて済むしね。


 さて、第二エリアで手に入れた素材には特に驚くような素材はなかった。

 まあそんなにほいほい劇的にいろいろ出来る素材が手に入るわけ無いしね。

 その辺は仕方ないといえるか。


 第二エリアで手に入れたとんでもない素材と言えば、相変わらずグラビタイトの加工は出来ない。

 ようやく重力波を操作する装置を作って移動させることは出来たけどね。

 グラビタイトを触媒としてつかっていろいろやるのはいいけどこのままだと持ち帰れそうに無いからね。

 ストレージに入らないから余計にね。


「ホムラ殿、コレの次はどうしたら良いのでござるか?」


「ああ、それはね・・・・・・」


 私は色々と素材を研究する合間にオボロに色々と錬金術を教えている。

 今は第一エリアの小規模前線基地を作れるように訓練中だ。

 超小型の模型で練習している。


「にしても、ホムラどのは潜水艦とか作らないのでござるか?」


「作っては居るよ。既に三回沈めてるしね」


「って沈んだんでござるか!?」


 拠点扱いだから潜水艇で第三エリアに迎えるかと思ってたんだけどね。

 海底火山が見つかる前の第二エリアで二回沈めてるから三回って訳だよ。

 まあ、今のまま作ったところで第四エリアの深度には耐えられないだろうね。

 手に入れた素材を色々と研究して作って行くしか無い。

 それまでは潜水艦は完成しないかな。


「にしても第三エリアで沈めたって事は深度6000mまでなら耐えられると言うことでござるか」


「そうだね。海底で作業するロボットなんかはまだ空気の空間を作らなくて良いから何とでもなるんだけどね」


 だから既にロボットは深度10000mは余裕で耐えるものが既に完成している。

 まあ、メンテナンスとかで実用的なものを維持するというのを考えると8000mが限界なんだけどね。


「潜水艇の内部の空気とかは問題ないのでござるか?」


「問題は無いわけじゃ無いよ。気圧管理とかかなりシビアだからね」


 気圧が高いと色々と支障がでるし低いと今度は呼吸が出来なくなる。

 特に酸素分圧の管理は極めてシビアだ。

 酸素は生命維持に必要な要素ではあるけど取り込みすぎると危険だからね。


 いっそのこと宇宙船のように純粋な酸素を低気圧で潜水艦全体に満ちさせれば良いんだけどね。

 そう簡単にはいかないのが現実だよ。


「この拠点のシステムは使えないのでござるか?」


「それをそのまま使うと空間が広がるごとに消費エネルギーが大きくなるからね」


 まあ、色々試行錯誤してその辺はできあがりはしたけどまだまだ不完全なところは多いからね。

 その辺をしっかり改良していかないといけないよ。

 割と故障しやすい箇所だしね。

 何度も試作品を完成させて沈めてを繰り返してデータを集めていく必要があるね。


「そのためにも研究をどんどん進めていかないとね」


「そうでござるな」


 私はそこで会話をやめて研究に戻った。

レクト「いや、純酸素で部屋の中を満たすって殺す気か!?」

ホムラ「よく勘違いされがちだけど純酸素が毒というのは嘘だよ。酸素の過剰摂取が酸素中毒を引き起こす要因だからね。普通の空気でも酸素分圧が高くなれば酸素の過剰摂取を引き起こして酸素中毒を引き起こすよ」

レクト「そうなのか? だが普通の空気でそんなことになるとは・・・・・・」

ホムラ「ちなみに私がそのことを知ったのはダイバーとかを調べた時だからね。割と人事じゃ無いんだよ」

レクト「まじか・・・・・・」

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