097 第三エリアの高温エリア
◇ ◇ Sideオボロ 第三エリア 高温地帯 291日目 ◇ ◇
『ぐぎぎぎぎ・・・・・・』
『なんなんでござるかこれは・・・・・・』
コクウちゃんも含めて皆この環境に耐えられずにいる。
第三エリアに入った途端にコレだよ。
『道理で第三エリアがいくつもあったわけだよ。こういう特殊な環境がそれぞれの道にあるんだろうね。ここは高温地帯ってところかな?』
高温地帯って所かなじゃないよ。
コクウちゃんも普通に苦しそうじゃん!
まあ無理も無いよね。
だって深度7000mいってるからね。
コクウちゃんの耐えられる限界深度をようやく超えたんだよ。
この深度に加えてこの高温だからね。
かなり厳しいよ。
『にしても、かなりとんでもない素材が地面に転がってるね』
なんかコクウちゃんが呆れながら地面を見てる。
何かあったんだろうか?
『とんでもない素材ってどんなのだ?』
『あそこの岩は低純度だけどオリハルコンが混ざってる』
『オリハルコン!? 伝説の金属じゃないか!?』
オリハルコンって神が与えたとされる最も硬い金属でしょ?
まあ、実際にはそんなことはないんだろうけどね。
グラビタイトとかとんでもない金属があるからね。
多分無名なだけでとんでもない金属はいくらでもあるんじゃないかな?
『伝説の金属がホムラに加工出来るのか?』
『出来るよ。グラビタイトとかフィジカライトみたいに特殊な工程踏む必要がないぶん楽なんじゃないかな?』
フィジカライトって光で再生する金属だよね。
加工して光当てると加工前に戻ってしまうから光を当ても加工前に戻らないようにするという手間が必要な金属だよね。
私も研究に同席したけどあれを加工するのって無理なんじゃないかなって思えるよ。
そう考えるとオリハルコンは楽な部類なんじゃないかな?
だって変な性質を持ってないから純粋に加工するだけで良いからね。
まあ、それが突き抜けて難しいから伝説になってるんだけどね。
『とはいえアレは純度が著しく低いから相応の設備を用意して精錬しないと難しいんじゃないかな?』
『相応の設備でござるか・・・・・・』
多分私以外知らないんだろうけどちゃんとした設備はあるんだよね。
エネルギー不足で今まで使ってなかったけど既に作ってあったんだよね。
まああの設備の性能でオリハルコンを精錬できるかはわからないけどね。
オリハルコンなんて今の今まで見たことなかったわけだしね。
『見たところさらに奥の方に第四エリアがあるね』
『まだあるのかよ・・・・・・』
『といっても次のエリアが最後だよ。ボスがいるしね。出口らしきものもみえるから間違いなく終わりだよ』
正真正銘の最後のエリアが見えた訳ね。
そうなると第四エリアの最大深度に耐えられるようになったらようやくこの試練から脱出できるわけだね。
かなり長かった。でも・・・・・・
『でも、ホムラ殿のことを考えると四方向のエリア3と4の攻略もした方がいいでござるな』
『まあ、エリアを掌握するには全部の方角のエリアを攻略しないとだしね』
『正直面倒ではあるが戦闘能力という意味では鍛えられてないからな。水中で強敵と戦うということをした方が良いだろうし全部の方角を攻略するのは悪くないと思うぞ』
と言うわけでようやくゴールが見えてきたね。
さて、もう余計なものを作る必要はないからここから一気に進められるよ。
それじゃあ、やっていこう!
ホムラ「エネルギーにかなり余裕があるおかげで第二エリアの完全掌握は秒読みだよ。あと数日あれば第二エリアを自由に行き来できるね。いくつか海底火山見つけてるしそこにエネルギー設備を建ててさらにエネルギーを確保するのも良いね」
ワイズ「そんなにエネルギーを集めて何に使う気なんじゃ?」
ホムラ「そろそろ前線基地が多くなりすぎてるからその対策だよ。移動も大変だし以前から作っておいたあれをつかうためにもね」




