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初恋は、黒歴史と共に。【小ネタ】
一時間目終了後の小休憩。
保健室前。
ダーク(ドアノブに手をかけ)
「……」
……静止……
ダーク(ドアノブから手を離し)
「……いや、やめとくか……」
ダーク
「(なぜ……
岩竜の巫女 (ティナの事)は急に涙を……)」
ダーク
「(俺の……せいなのか……?
だとしたら謝った方が……)」
ダーク、ティナの泣き顔を思い出す。
ダーク(ドキドキ)
「くッ……
また暗黒竜が共鳴をッ……」
ダーク(胸を押さえて)
「静まれッ!
暗黒竜ダークドラゴンッ!」
その時――
男子生徒(通りすがり)
「おっ!ダークじゃん。
保健室の前で何してんの?」
ダーク(ビクッ)
「い、いやべべべ別に!?」
男子生徒
「???」
男子生徒
「胸押さえてるけど、具合悪いんか?」
ダーク(ニヤッ……)
「フッ……
実は先日、“溶岩獣ヴォルゲーグ”との戦いでな……
俺の胸に“焼滅の呪印”が――」
男子生徒
「お、おう。そうか……」
ダーク
「お前が今、平和に暮らせているのも俺が溶岩獣を討伐したからだ……」
男子生徒
「わかったわかった。
とりあえず保健室には厨二病に効く薬はないと思うぞ?」
ダーク
「……フッ……」
――その後、ダークは保健室に入る勇気が湧かず、1人教室へ戻った。




