特異(得意)なバスケで異世界攻略 第6話
宿の部屋に戻った俺は早速ステータスを開いた。そこには
ステータス
名前:ロウ ナナマチ
レベル:7
職業:無職
体力:20→30
魔力:50→70
力 :20→30
技 :30→40
俊敏:25→35
天恵:スキル創造(制限付き)、ミューズの加護
スキル:速攻(天恵未開放につき威力半減) "スラムダンク(天恵未開放につき威力半減)"
とあった。
(やっぱり思った通りだ。スキルは俺の得意だったバスケに関連する名前ばかりだ!という事は、バスケ用語でスキルを創造するとOKって事か!)
と思い、俺は早速ボール型の魔力を飛ばす事をイメージし『スキル創造"チェストパス"』と呟いた。※【チェストパスは両手で持ったボールを手首のスナップを効かせながら腕を前に突き出し、正確に味方にパスを送るテクニックで基本中の基本】
するといつもの『ピロリン』という音が頭に響いた。(やった!正解だ!)と思い再びステータスを開いた。そこには…
ステータス
名前:ロウ ナナマチ
レベル:7
職業:バスケットマン
体力:30→700
魔力:70→700
力 :30→500
技 :40→600
俊敏:35→600
天恵:籠球、ミューズの加護
スキル:【速攻】【スラムダンク】【チェストパス】
とあった。
「やったーっ!」と思わず大声で叫んでしまった俺は誰もいないのにきょろきょろと周りを見回し赤面した顔で、落ち着く為深く深呼吸を行った。少し落ち着いた俺は一気に上がったステータスをゆっくり見直した。
(ステータスが一気に上がっているのは無職からバスケットマンになったからか?でも職業バスケットマンって赤頭が主人公の某バスケ漫画を見すぎたからかなぁ。でもこれで一気に強くなれたからまぁいいや。それよりもスキルだ。思った通りバスケ関連に限りスキル創造ができるみたいだな。考えるのは少し大変だが色々考えてみよう。ほんとに楽しみだ。思わず顔がにやけてくる。)
さらに"天恵未開放につき威力半減"だったスキルも解放されたみたいで、天恵もスキル創造(制限付き)から籠球に変わっている。
スキルの確認とかは出来ないかと思い、ステータスの文字を触ろうとしてみたり念じたりしてみたが駄目だった。(何か"鑑定"みたいなスキルはつくれないかなぁ?)と思い、少し考えてから「スキル創造"観察眼"」と呟いた。昔監督に『相手の癖を磨く観察眼を養えだとか、相手の動きをしっかり観察してから動け』等とよく怒鳴られたなぁと思いだしながら、(少しこじつけ過ぎかな?)と少々不安な気持ちでステータスを確認してみた。するとそこにはしっかりと"観察眼"の3文字が載っていた。そこで天恵と他のスキルの効果を見ようと念じた所、スキルなどの詳細が映しだされた。
【天恵】‥生まれながらにして与えられた力。途中で追加されることは無い。
【籠球】‥女神が創ったオリジナルの天恵。世界に1人だけの天恵。自分の一番得意なバスケットボール関連の名前のスキルのみ創造可能。
【ミューズの加護】‥他言語変換で全ての言語の読み書きができる。成長促進で通常の10倍経験値が手に入る。ステータスの伸び率も通常の2倍になりレベルの上限が無くなる。
【速攻】‥使用すると一瞬だけ俊敏と力がアップし相手の態勢が整う前に攻撃できる。消費魔力1P
【スラムダンク】‥相手に威圧をかけながらの一撃(威力10倍・クールタイム有)消費魔力10P
【チェストパス】‥魔力の玉を飛ばし相手を攻撃。無属性魔法。両手を使う必要があるが、正確に的に当てることができる。消費魔力1P~∞
【観察眼】‥鑑定。様々な物や生き物の名前やステータスを見ることができる。消費魔力0P
(うん。思った通りだ。多少こじつけな内容もあるが、スキル創造時にしっかりとしたイメージがありそれがバスケ用語と繋がりがあればある程度は大丈夫そうだな。
じゃあ次は何にしようか?やっぱりここは定番のアイテムボックスが欲しい所だけど何と結び付ければ良いのかなぁ…。)
昨日徹夜で本日も色々あった俺は少し休もうとベットに横になりながら考えていた。(アッ、これならどうだ?)
『スキル創造"バスケット"。。。』
例の『ピロリン』という音が流れた気がしたが、疲れていた俺は確認もせず、そのまま眠りについていた。
※【バスケットは日本語で籠という意味。選手は自軍のバスケットにボールを入れて点数を取っていく】




