表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
特異(得意)なバスケで異世界攻略   作者: ゆうきちざいもん
3/26

特異(得意)なバスケで異世界攻略 第3話

初日なので3投稿目です。

明日からは18時頃に1日1投稿の予定です。

明るい方に暫く進んでいると森の開けた場所に出た。

そこには幅3m程の水の澄んだ綺麗な川が流れており、鹿っぽい動物が水を飲んでいた。

(確か動物が水を飲んでいる場所は、飲み水として比較的安全って何かの本で読んだ事があるな。)

俺は走って逃げた事と初めての戦闘で興奮していた事もあって非常に喉が渇いており、水を飲む為慌てて川に駆け寄った。

「美味いっ!」程よく冷えた川の水は緊張続きだった俺の体に染み渡るようだった。

落ち着いた俺はふと川に映った自分の姿を見て驚いた。何と昔の自分の姿に戻っていたのだ。

(これって多分俺の高校生位の時のじぶんだよなぁ…。ん?こっちに来てから自分の事『俺』って言ってる気がする…。社会人になって暫くしてからは『私』と呼ぶようにしていたのに。そういえばゴブにも死ねやーとか言った様な気がするなぁ。まっ、良いか!若い事は良い事だし、異世界楽しむなら体も元気な方が良いしな。)

等と考えつつ、「これからどうしようか」と一人呟いた。


 暫く休憩しながら考えた結果、とりあえずこの水場を拠点に食料と武器になるような物を探しつつ、人や道などを見つけようと決め、行動に移した。


 まずは持ち物の確認だ。異世界転移でテンションが上がっていて、真っ先に確認しとかないといけない事に気付き、浮かれた気持ちを少し抑えようと切り替えた。

こちらに転移した時に持っていた物の確認をすると飲み会の待ち合わせ時のままのジーンズにTシャツ、薄手のジャケットと言うラフな服装で、たすき掛けのできる小さめのバックを持っており、スマホや時計等の機械物は全て無くなっていた。

(これは多分文明が違いすぎるからだろうな…。スマホで知識チートとかしたかったなぁ…。)等と思いつつ、お札の無くなった財布と折り畳み傘、二日酔い対策に入れていたスポーツドリンクの入ったペットボトルのみとなっていたバックの中身を確認した。

しかしお札の無くなった財布の中には見た事もない硬貨が入っていた。いわゆる金貨と銀貨と銅貨っぽいのが数枚ずつ。多分持っていた日本円がこちらのお金に変わったのだろう。ちょうど飲み会に行く前だったので7、8万円ほど財布に入れてたはずだから金貨が7枚入っていることから、等価交換ならそのくらいの価値はあるだろうと考えた。

とりあえず飲み水はペットボトルがあるから、中身が無くなっても川の水を足せばOK。

傘は分解してシャフト部に骨を数本先が刺さりやすいように破った傘のビニールで縛り付けて、槍っぽい物を作った。

(これで動きの遅いゴブ位なら何とかなるだろう。後は食料だな。)と考えつつ、森の中を探索しようと動き出した途端に『ガギャギャ』と例の耳障りな声と共に緑色をしたゴブの姿を発見した。

ゴブはまだこちらに気付いていない様で、森の入り口辺りでうろうろしている。

(武器も作った事だしここは一発先制攻撃でもかましてみるか。効かなければ逃げれば良いだけだしな。)等と思いつつこっそりと背後から近づき『速攻(バスケだと相手の態勢が整う前に攻撃する事)だ!』と心の中で叫びながら自家製槍を前に突き出しながらダッシュした。

その時『ピロリン』と頭の中で音がしたと思った瞬間、体がグンっと前に行き、物凄いスピードでゴブの背中に自家製槍を突き刺していた。

『ギャ…』と言いながら前方に倒れ力尽きたゴブを眺めたまま、少しの間放心していた俺はふっと我に返り何が起こったか考えてみた。

(急に体が軽くなりスピードが上がったし、ゴブに槍を刺した瞬間もあまり力を入れていなかったのに簡単に刺さったし。頭の中に流れた変な音の事もあるし、これはスキル創造が関係してるのか!?)と思い、ステータスの確認をしてみた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ