表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ルビーアイ・カタストロフィ  作者: アゲハ
3章 咲子
50/157

49話 サファイア

「さて、と……」



リーダーがアーサーとライを交互に見る


そして言った



()()()()()も勝ったなぁ…… どうする?」



彼らは微動だにせず、奴らを睨んだ


そして足元でうずくまる男にもう1発ずつ、弾丸を放った


悲鳴が反響する


冷静に見ていたリーダーが変えた、気持ち悪い笑顔



「ナルホドなぁ…… ソレが答えね……? もう一度言うケドよ、舐められる訳にゃいかねーのよ…… 解るよな?」



アーサーが口を開き



「Yes……」



そう、答えた



その直後、ポリバケツが音を出す



ゴッ、ゴトン……



2つ



()()が、また入った



奴らを見据えたまま、アーサーがポリバケツを蹴り上げた


宙に高く浮き、ひっくり返るポリバケツからは何かが落ちる


それをアーサーとライは取った


それは()()()()()


アレもガス銃だろう


そう思った瞬間、ポリバケツが大きな音と共に地面に叩き付けられバウンドした


それと同時に彼らは撃つ


銃を持った男に向かって放った


男が悲鳴を上げ倒れ込む


そして銃が手から落ちた


倒れた男に連射された銃弾


鮮やかに、ソノ2人がもう声も無く…… 堕ちた




生きてるとは思う……




次々と狙い撃つ


それを男達は左右に散り散りになって避ける



「ばらけろ! そしてマジ殺すつもりで撃て!! あっちは本気だ!! こっちもヤれ!! いいな、狙うのは……」





不適な笑みを浮かべるリーダー





次の言葉は




()()()()!!!」




だった






(イイのかよ!?)


「構わねぇ! 女を撃て!! 蜂の巣にしろ!!」



男の声に合意するリーダー


本気か!?


私の背中に汗が流れる


いや、奴らにとって一番有効な方法だ


私達を撃てば彼等、アーサーとライが盾になるかも知れない


それを見越した判断だと理解した


男達の銃口が私達を向く




そして、撃った!




マズイ




そう思った瞬間、私はルビーアイを発動する


藍だけでも助けなければ!


それだけが発動する理由だ








だが……








銃弾は速い








そのハズが…… ()()()()()()()()()()!?








私の感覚が鋭敏になっているとはいえ……








その速すぎるハズのプラスチック弾は……








私に……








藍に……








泉に走り寄り








そして








撃ち抜いた








撃ち抜いたと、そう、()()()()()








そう、思っていただけ








在る








在った








目の前に在った








ルビーアイが間に合った、()()()()()()








ただ、在ったのだ、ソコに……








私達の目の前に1()0()()()()()()()()()()



()()()()()



そう、()()()()()



分厚い何か……



空気の層に阻まれ、そしてその貫通力は失われ



()()()()()()()()()()()()()()()、ただ、浮いていた



私はその弾丸を()()()()






そして理解した






これが






サファイア……






さっき、ライが私達に(ほどこ)した力






蒼く揺れる蜃気楼






コレは、【盾】だ……






そう思った瞬間、()()()()()()()






泉の言葉が頭を()ぎる






【相性にもよる、でも1対1で私達は彼らに勝てない】






そうか……






今までの現象と共に結論付ける






彼らの力は、【物質化】だ






私達のルビーアイは()()()()()()()()()()()()()()






それは害を及ぼす、【剣】と呼べる力






彼らは()()()()()()()()()()()






それは()()()()()()()【盾】






1対1なら、ルビーアイを抑える事だけ出来れば、彼らは無傷で反撃出来る






ルビーアイでは勝てない






それが泉の言っていた()()






そして私は見た






アーサーとライを……






私達に向け、本当に放たれた弾丸に怒りを(あら)わとしたその姿を……






彼らの眼は()()()()






いつもの青より、()()()()()()






そして






()()()()()()()






これが






()()()()()……





()()の、()()






()()()()()()()()



そう、理解した……


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ