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顔も知らない敵プレイヤーが、今では俺の嫁です!~すべてはあのMMOから始まった(旧題:GVGで敵だったアイツが俺の嫁になるまで…)  作者: むちゅぺろ
第一章 コムル オンライン編

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俺とチェシュカとサボテンの狭間で…

今回のお話は、俺が初めて「オンラインゲームって面白い」と感じた頃のお話です。

まだPTもギルドも知らない。

攻略情報を見るという発想すらない。

見つけた敵を、とりあえず殴る。

そして死ぬ。

そんな初心者時代を思い出しながら書きました。

MMOを始めたばかりの、あの頃のワクワク感。

少しでも一緒に味わっていただけたら嬉しいです。

サボテンを殴る。


またサボテンを殴る。


さらにサボテンを殴る。


「おらっ!」


俺のファイターが剣を振り下ろし、サボテンの体力が減る。


もう一発。


「よし!」


倒れた。


経験値が入る。


「おぉ……」


少し離れたところに、また別のサボテンを発見。


「次!」


走っていって、殴る。殴る。


倒す。


また経験値が入る。


「なるほどねぇ」


俺は一人、PCの前でうなずいていた。


ついさっきまでネトゲが何なのかすら知らなかった男が、今ではチェシュカというダンジョンの中でサボテンを追い回している。


成長って恐ろしいものである。


……まあ、やってることはサボテンを殴ってるだけなんだが。


◇ ◇ ◇


チェシュカ。


ルディロス周辺にある初心者向けダンジョンの一つで、地下5階層からなる森林型のダンジョンだ。


地下ダンジョンと聞いて俺が想像していたのは、石造りの薄暗い洞窟だった。


ところが実際に入ってみると、雰囲気はまるで違う。


地下なのに植物が生い茂り、木々や草に囲まれた不思議な空間が広がっている。


「ほぉ……」


こういう場所を自分のキャラで自由に歩き回れる。


それだけでも、家庭用RPGしか知らなかった俺には新鮮だった。


そして何より……俺以外にも人がいる。


少し離れた場所では誰かがサボテンと戦い、その向こうでは別の誰かが走っている。


名前も知らない。


話したこともない。


当然、顔も知らない。


「あれ、全部人が動かしてんだよな……」


そう思うと、なんだか妙に面白かった。


しばらくサボテンを狩っていると、少し欲が出てくる。


「こいつばっかりじゃなぁ……」


もうちょっと強そうなのはいないのか。


周囲をウロウロしていると……いた。


「……なんや、あれ」


頭に角の生えた骸骨みたいなものをかぶった、人型のモンスター。


ケーブマン。


サボテンに比べれば、明らかに「敵です」って見た目をしている。


「ほぉ……ちょっと強そうやな」


だが、こっちはファイターである。


高火力。


高防御。


キャラ作成画面にそう書いてあった。


つまり……。


「いけるやろ」


初心者特有の、根拠のない自信である。


俺はケーブマンへ向かって走った。


相手もこちらに気づき、身体を向ける。


「お、来た来た」


そのまま真正面から接触。


俺のファイターが剣を振り下ろす。


ガンッ!


ケーブマンのHPが少し削れた。


「お」


サボテンより硬い。


そんなことを考えている間に、今度はケーブマンの腕が飛んでくる。


ドンッ。


俺のHPも減った。


「お?」


剣を振る。


殴り返される。


もう一度、剣を振る。


また殴られる。


「……おお?」


今までのサボテンとは違う。


ちゃんと殴り返してくる。


画面に並ぶ2本のHPバーを交互に見る。


相手が半分。


俺も半分くらい。


「これ、どっちが先に死ぬんや?」


今考えれば、回復するなり、逃げるなり、スキルを使うなり、いろいろやりようはあったはずだ。


だが、このときの俺が選んだ作戦は一つ。


「殴り勝ちゃいいんやろ!」


剣を振る。


殴られる。


また剣を振る。


また殴られる。


「死ね死ね死ね!」


敵のHPが残りわずか。


俺のHPも赤くなってきた。


「あと一発!」


ケーブマンが腕を振り上げる。


俺も剣を振り上げる。


「いけぇ!」


ガンッ!


俺の剣が先に入った。


ケーブマンのHPがゼロになり、その場に崩れ落ちる。


「よっしゃ!」


思わず椅子から身体を乗り出した。


サボテンを倒したときとは、ちょっと違う。


ちゃんと敵と戦って、殴り合って、自分の力で勝った。


そんな感じがした。


「いけるやん、俺」


こうして人は調子に乗る。


◇ ◇ ◇


少し進むと、さらに強そうなヤツがいた。


ジャイアントスコーピオン。


「うわ……」


名前からして強そうである。


見た目もデカいサソリ。


巨大なハサミをガチャガチャ動かし、背中からはいかにも毒がありそうな尻尾が伸びている。


さっきのケーブマンより、どう考えても強そうだ。


「…………」


ちょっと怖い。


だが、ケーブマンには勝った。


しかも俺はファイター。


高火力、高防御。


キャラ説明にそう書いてあった。


「まあ、いけるやろ」


なぜそうなる。


クリック。


俺のファイターが走り出す。


「行け!」


ガキンッ!


「硬っ!」


思ったよりHPが減らない。


次の瞬間、巨大なハサミが横から飛んできた。


ドンッ!


俺のHPがガクッと減る。


「痛っ!」


もちろん俺自身が痛いわけじゃない。


なのに、なぜか身体が少しのけぞる。


「いやいや、減りすぎやろ!」


もう一度攻撃。


ザシュッ!


すぐさま反撃。


ドンッ!


「ちょ、ちょっと待て」


待ってくれるわけがない。


さらに尻尾が振り下ろされ、俺のHPが赤くなる。


この辺りで普通の人間なら気づく。


……逃げた方がいい。


しかし。


「相手も赤いやん!」


俺が見ていたのは、そっちだった。


俺のHPもあと少し。


相手もあと少し。


「先に当てりゃ勝ちやろ!」


完全に格闘ゲームの発想である。


ジャイアントスコーピオンがハサミを振り上げる。


俺も剣を振り上げる。


「いけぇぇぇ!」


ザシュッ!


まだ生きている。


「嘘やろ!」


敵の攻撃モーションが始まる。


「やばいやばいやばい! もう一発!」


ガンッ!


ジャイアントスコーピオンが崩れ落ちた。


「…………」


HPを見る。


本当にあと少ししかない。


「っしゃあ! おらぁ!」


誰も見ていない自室で、一人ガッツポーズ。


「危ねぇ~……」


心臓が少しドキドキしている。


ただクリックしてるだけ。


なのに……楽しい。


めちゃくちゃ楽しい。


◇ ◇ ◇


そんな俺の前を、何かが走っていった。


「……ん?」


宝箱。


いや、宝箱なんだが……。


「……足?」


生えている。


宝箱に足が生えている。


そして走っている。


「なんじゃありゃ!」


ミミック。


RPG好きならお馴染みのモンスターだ。


宝箱に擬態してプレイヤーを襲う。それ自体は知っている。


知っているのだが……。


「走るんかい!」


俺の知ってるミミックとちょっと違う。


しかも、他のプレイヤーが必死になって追いかけている。


宝箱が走る。


プレイヤーが追う。


その後ろを、なぜか俺も追う。


「待て待て待て!」


もちろん待つわけがない。


何してるんだ俺は。


だが……楽しい。


理由はよく分からない。


ただ楽しい。


そして俺は、気づけばチェシュカの奥へ奥へと進んでいた。


◇ ◇ ◇


「お?」


何かを見つけた。


どうやら下へ行ける。


「まだあんの?」


この時点で、チェシュカが地下5階層あることすら俺は知らない。


当然、適正レベルなんてものも知らない。


普通なら一度町へ戻って、装備を整えたり、回復アイテムを買ったりするんだろう。


だが……。


「行ってみるか」


降りた。


何の準備もせずに。


地下2階。


そこから、少し雰囲気が変わった。


「……なんかキモいの増えたな」


まず目に入ったのは、ゾンビみたいな見た目のワイト。


続いて、全身トゲだらけのオチュー。


「なんやコイツ……」


名前も見た目も、なんとなく気持ち悪い。


そして見覚えのあるケーブマン。


「お、知ってるヤツ……」


と思ったら、剣を持っている。


「武器持っとるやん」


ケーブマンソード。


どう考えても普通のケーブマンより強そうだ。


だが、ケーブマンに勝った。


ジャイアントスコーピオンにも勝った。


ここまで来ると、初心者特有の謎の万能感が芽生え始めている。


「……まあ、いけるやろ」


相変わらずである。


俺のファイターが距離を詰める。


先制攻撃。


ザシュッ!


「よし」


敵のHPが減る。


……が。


ケーブマンソードがこちらへ向き直り、手にした剣を振り下ろした。


ガンッ!


俺のHPが大きく減る。


「ちょっ!」


一発が重い。


それでも攻撃を止めない。


ザシュッ!


ガンッ!


ザシュッ!


ガンッ!


「こいつ強っ!」


敵はまだ半分近く残っている。


俺はもう半分を切っている。


今なら分かる。


完全に逃げ時である。


だが、当時の俺には「逃げる」という発想がなかった。


RPGってのは、敵に会ったら倒すもの。


それだけだ。


「うおおおお!」


さらに攻撃。


殴られる。


また攻撃。


「あと少し!」


自分のHPを見る。


もっとあと少しだった。


「え?」


そこで初めて気づく。


「俺の方がヤバいやん!」


ケーブマンソードが剣を振り上げる。


「待て待て待て!」


俺も攻撃。


「いける! いける!」


俺のファイターが剣を振る。


敵も剣を振る。


「先に当たれ!」


ガンッ。


「…………」


俺のHPがゼロになった。


画面の中で、さっきまで勇ましく剣を振っていた俺のファイターが、その場に崩れ落ちる。


「…………」


マウスを握ったまま固まる。


「……マジかよ」


初めての死亡。


あと少しだった。


たぶん……あと一発。


そう思うと、ちょっとイラッとした。


だが、その悔しさが……なぜか妙に心地よかった。


◇ ◇ ◇


だからといって、そこでやめるわけがない。


「もう一回じゃ」


再びチェシュカへ。


サボテン。


「邪魔!」


ケーブマン。


「お前はもう知っとる!」


ジャイアントスコーピオン。


「今日はお前に用はない!」


ミミック。


「お前はちょっと気になる!」


そんなことをしながら再び地下へ。


そして……また死ぬ。


「…………」


もう一度。


死ぬ。


「いやいやいや」


もう一度。


死ぬ。


「おかしいやろ!」


死んだ。


バンバン死んだ。


やばいくらい死んだ。


回復ポーション?


知らん。


装備?


初心者装備。


スキル?


たまに思い出して使う。


そりゃ死ぬ。


だが不思議なことに……それでも楽しかった。


◇ ◇ ◇


あるとき、モンスターを探して歩いていると、少し先で別のプレイヤーが戦っていた。


「お」


俺と同じくらいの初心者だろうか。


装備もなんとなく頼りない。


そのプレイヤーが、モンスターを必死に殴っている。


敵のHPが減る。


プレイヤーのHPも減る。


「頑張れ……」


なぜか見てしまう。


知らないヤツなのに。


「いけいけ」


敵のHPはあと少し。


プレイヤーのHPはもっと少ない。


「ヤバいヤバい」


そして……。


プレイヤーが死んだ。


「あぁぁ……」


思わず声が出た。


もちろん知らない人である。


会話もしたことがない。名前すら覚えていない。


なのに、なぜか惜しいと思った。


そして、そのすぐ近くで……今度は俺がモンスターに襲われた。


「ちょっ!」


戦闘開始。


殴る。


殴られる。


「いけるいける!」


HPが減る。


敵もあと少し。


「死ねぇ!」


俺の攻撃が先に入った。


敵が倒れる。


「っしゃあ!」


ギリギリ。


本当にギリギリ。


ふと周囲を見る。


別の場所では、また知らない誰かがモンスターと戦っている。


走ってるヤツがいる。


死んでるヤツがいる。


何かを追いかけてるヤツがいる。


みんな好き勝手に遊んでいる。


なのに……なぜだろう。


一人でゲームしてる感じがしない。


◇ ◇ ◇


さらに奥へ進む。


地下3階。


このあたりから、明らかに敵が強くなってきた。


「骨おるやん」


スケルトン。


RPGでは定番中の定番。


ここまでくると、逆に安心する。


「こういうのでいいんよ、こういうので」


そして……。


「……鳥?」


チェッカー。


鳥みたいな見た目をしたモンスター。


名前の意味はよく分からない。


とりあえず……。


「殴ってみるか」


クリック。


俺のファイターが近づく。


チェッカーが羽を広げる。


「お?」


バサッ。


次の瞬間、俺のHPが減った。


「強っ!」


反射的に剣を振る。


チェッカーが距離を取る。


「待て!」


追いかける。


攻撃する。


また距離を取られる。


「お前、サボテンみたいにじっとしとけ!」


もちろん聞くわけがない。


あっちへ、こっちへ。


初心者丸出しの俺が鳥を追い回していると、別のモンスターに近づきすぎた。


「ん?」


そいつまでこっちへ向かってくる。


一匹。


二匹。


「いやいやいや!」


気づけば複数の敵に囲まれていた。


「聞いてない聞いてない!」


当然、そんなものは誰も説明してくれない。


俺のチェシュカ攻略は、基本的にこれの繰り返しだった。


見たことのない敵を見つける。


近づく。


殴る。


強さを知る。


調子に乗る。


余計な敵まで引っかける。


そして……だいたい死ぬ。


それでも。


「次はどんなヤツがおるんやろ」


その気持ちの方が勝っていた。


気がつけば俺は、さらに地下へ、さらに地下へと進んでいた。


適正レベル?


知らない。


攻略情報?


見てない。


装備更新?


してない。


回復アイテム?


だから知らん。


それでも進む。


そしてついに……。


俺はチェシュカの最深部、地下5階へ足を踏み入れた。


◇ ◇ ◇


「…………」


そこに、明らかに今までと違うヤツがいた。


モヤモヤと……なんか光っている。


「……なんやアイツ」


名前を見る。


エリゴール。


レベル21。


「21……」


このときの俺はレベル13。


その差がどれほど大きいのか、この頃の俺にはまだよく分かっていなかった。


ただ……見た目だけは分かる。


「絶対強いやん」


なんというか。


仮面ライダーに出てくる怪人。


あれだ。


完全にあれだ。


周囲をウロウロしているだけなのに、明らかに他のモンスターとは雰囲気が違う。


「…………」


さすがの俺も立ち止まった。


ここまで何度も死んだ。


俺にも学習能力ってものはある。


初心者装備。


回復ポーションなし。


スキルは適当。


対するは、モヤモヤ光るレベル21のエリゴール。


「…………」


普通なら、ここで帰る。


絶対に帰る。


だが……。


「……まあ」


俺はエリゴールを見る。


「一回くらい、いけるやろ」


いけるわけがなかった。


クリック。


俺のファイターがエリゴールへ向かって走り出す。


「うおおおお!」


距離が縮まる。


エリゴールがこちらを向く。


「先手必勝!」


俺の剣が振り下ろされる。


ガンッ。


エリゴールのHPバーを見る。


「…………」


ほとんど減ってない。


「え?」


その瞬間、エリゴールが動いた。


何をされたのか。


初心者の俺にはよく分からなかった。


ただ……。


ドンッ!


俺のHPがごっそり消えた。


「…………え?」


もう一撃。


「ちょ……」


HP、ゼロ。


俺のファイターが倒れる。


「…………」


戦闘時間。


たぶん数秒。


俺はマウスを握ったまま固まった。


「……いや」


数秒前まで戦う気満々だった。


ギリギリの攻防になると思っていた。


もしかしたら奇跡的に勝てるんじゃないかとも思っていた。


そんな淡い期待を、エリゴールは二発くらいで粉々にしてくれた。


「強すぎやろ……」


そして……笑った。


「ははっ」


悔しい。


イラッともする。


でも……楽しい。


ものすごく楽しい。


◇ ◇ ◇


画面の向こうでは、今日も知らない誰かが走っている。


知らない誰かがモンスターと戦っている。


知らない誰かが死んでいる。


そして俺も、その中の一人だった。


声なんてかけない。


誰なのかも知らない。


名前だって覚えていない。


それなのに……確かに誰かと一緒に遊んでいる。


そんな感覚があった。


今までのRPGでは味わったことがない。


同じ世界の中で、俺の知らない場所にいる誰かが、俺とはまったく関係なく冒険している。


たまたますれ違う。


たまたま同じ敵を狙う。


そいつが死ぬところを目撃する。


今度は俺が死ぬ。


それだけなのに……。


「……ネトゲって、おもしれぇな」


気づけば、そんな言葉が口から漏れていた。


昼間のたばこ休憩で、偶然耳にした話。


『昨日、とあるダンジョンでPKにあったんよ』


あの一言がなければ、俺は今ここにいない。


PKが何なのかも。


ササが何なのかも。


パワレベが何なのかも。


まだよく分かっていない。


それでも一つだけ、分かったことがある。


これは……俺が今まで遊んできたRPGとは、何かが違う。


画面の向こう側に、ちゃんと人がいる。


そして、その人たちと同じ世界を冒険している。


それが、たまらなく新鮮だった。


「これは……」


俺は再びマウスに手を置いた。


「とんでもないゲーム、教えてもらったかもしれんな」


もう一度、チェシュカへ向かう。


死んだっていい。


また行けばいい。


次はもう少し奥まで。


次はあの敵を倒す。


次こそは……。


そんなことを考えているうちに、俺の中の高揚感はどんどん膨らんでいった。


この頃の俺はまだ、コムルオンラインの本当の面白さを何一つ知らない。


ギルドも知らない。


GvGも知らない。


BDも知らない。


PKの恐ろしさも知らない。


そして……。


この世界に、俺の人生を変えることになる「ヤツ」がいることも。


当然……まだ、知らなかった。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


今思い返すと、

回復ポーションも知らない。

装備も初心者装備。

適正レベルも知らない。

それでも「次は何がいるんだろう」と、ひたすら奥へ進んでいました。

攻略情報も何も知らなかったからこそ、見るもの全部が新鮮だったんだと思います。

そして何より衝撃だったのが、

「画面の向こうに、本当に人がいる」

という感覚でした。

今では当たり前ですが、当時の俺にとっては、それだけでとんでもなく面白かったんです。

そして物語はここから、少しずつ「一人で遊ぶMMO」から「誰かと遊ぶMMO」へ変わっていきます。

もちろん、あの「ヤツ」と出会うのは……もう少し先のお話。

ここまで楽しんでいただけていたら、ブックマークやいいねをそっと押していただけると、続きを書く元気になります。


それでは、また次回!

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