花嫁修業
お久しぶりでございます。
久しぶりに更新致します。
なかなか進まなく申し訳ございません
領地の視察という名のデートの日から数日後。
エリオット王子様は王宮に帰城して行った。
エリオット王子様が帰った後、
アンネリーゼの元に王室からお手紙が届いたのでした。
「お父様、お手紙には何と?」
「アンネリーゼ...王室が花嫁修業のため、後宮に入れたいと」
「あらあら」
「急すぎますよ!本気で王室はアンを王太子妃にするつもりなんですか!」
「そのつもりのようだ」
「父上!アンは優しく静かな子なんです!王室になんてとても」
「アレク」
「兄様」
「アン、無理することないぞ!もっと落ち着いた良い貴族の元へ嫁いだ方がいい!」
「兄様のご心配本当に嬉しいです、ですが...」
これは、公式な手紙で、断れる様なものではない。そうは皆は知っていた。
「アレクシス、陛下の実印で押されているこの手紙はとても断れる様なものでは無いとお前にも分かっているはずだ」
「ですが!」
「お前の心配する気持ちはよく分かるよ、アンネリーゼは優しい子だ、だけど、とても芯があって何事も頑張る子だ、駄目だったら私達が助ければいい」
「おとう、さま」
エセルバート伯は優しい笑顔でそういい、アンネリーゼは涙がこみ上げてきた。
そんな様子を見て、夫人はアンネリーゼの頭を撫でていた
「アンちゃん、大丈夫よ、大丈夫」
「おかあさま」
「アンちゃん、私達の大事な宝物、こんないい子だもの、どこへ行っても恥ずかしくないわ」
「母上!確かにアンはどこに行っても恥ずかしくないですが!王宮はダメです!!」
「お母様はエリオット王子様、素敵だと思うわー」
「兄様、大丈夫ですわ、私、負けません!」
「アン...」
アレクシス兄様はアンネリーゼを抱き締めて半泣きしていた
「兄様、大好きですわ」
「アン、私もお前が大好きだよ...」
「アレクはいい加減妹離れをした方がいいぞ」
「父上、残酷」
「ふふ、アンちゃんが結婚するまでは大目に見てあげましょ?あなた」
「アンネリーゼが結婚かぁ、あまり想像したくはないがな...」
しかも王宮に、とか想像してなかったしとぼそっとエセルバート伯はいい
夫人はニコニコと息子娘を丸ごと抱き締めた
「アレク、アンちゃん、2人とも私達の可愛い子達、大好きよ」
「私もお母様お父様、大好きですわ!」
「...家族の事を愛しております」
アンネリーゼは大好きな家族に囲まれて暮らすのもあともう少しなんだなと思うと寂しくて泣きそうだけれどもいつ帰ってきても温かく迎えてくれると信じている。
「アンネリーゼ、受ける、で良いんだね?」
「はい!お父様」
「何かあったらすぐ言いなさい」
「アン、すぐお兄様に言うんだよ!!」
「お母様にも相談してね?」
「はい!わかりました!」
私は、優しいこの屋敷から出て花嫁修業に
王太子妃候補になる、という自覚はないけれども
エリオット様の側に居たいと、日々思う気持ちは強くなっていて
きっと、側にと願っていてもそこは優しい世界ではないかもしれない、けれども
「(会いたい...エリオット様)」
花嫁修業!ちょっと進展しそうな予感!




