甘いケーキに甘い雰囲気
砂糖がジャリジャリする勢いの甘さです
アンネリーゼは恥ずかしそうにしながら、拗ねていたが、折角エリオット殿下と一緒にいるので、平常心を保てるように努力をしていた。
「いかがでしょうか?エセルバート領は」
「活気があって良い街なのがよく分かった」
「えぇ、分かってくださって嬉しいですわ」
「アンネリーゼがしっかり説明をしてくれたおかげでよく知れた、ありがとう」
「い、いえ、エリオット様、そんな」
私は頑張って説明したのだが、うまく伝わっていないのかもしれないと不安になっていましたが、エリオット様は頭がよろしいので本当に良かった。
「アンネリーゼ、休憩しよう」
「そう致しましょう、この先に美味しい紅茶と甘いものを出してくださるケーキ屋さんがございますわ、甘いものはお好きでしょうか?」
「大丈夫だ、食べられる」
「ならば参りましょう!私のオススメはアールグレイティーがオススメでして」
「ふふ、アンネリーゼ、嬉しそうだな」
「私、甘いものと紅茶には目がないですの」
アンネリーゼとエリオット殿下はケーキ屋さんの貴族専用個室に入りお茶とお菓子を楽しんでいた。
アンネリーゼはとても嬉しそうな顔をしてエリオット殿下に甘いものをお勧めした。
年頃の娘らしく甘いものが好きな一面を見れてエリオット殿下はアンネリーゼの事がますます愛おしくなっていた。
「アンネリーゼ、今日は私がお会計をするから好きな物を食べなさい」
「そ、そんな!エリオット様駄目です!私がオススメしたのですから私がお金を」
私というより伯爵家が出すというべきかなんと言うべきか。
そんな事はいい、エリオット様に出させるわけには行かない!
「折角のデートなのだから、私がアンネリーゼに何かしてあげたい」
「もういっぱい、頂いておりますよ...」
「良い思い出はね、だけども私はアンネリーゼに贈り物をしたい」
「エリオット様...」
「ここのだけじゃなくて、今日の思い出に何かをと思っている」
「お気持ちだけでもう...」
「だめ、私がやりたいのだから」
アンネリーゼは戸惑った顔してエリオット殿下の顔を見つめた。
そんな、エリオット様にという気持ちが大きく首をふるふると横に振っていた
エリオットはそんなアンネリーゼに大丈夫だと言い聞かせて、ようやく
「わかり、ましたわ、エリオット様、ありがとうございます」
とアンネリーゼはようやく微笑んだ
「アンネリーゼは優しい子だな、そんな所も可愛い」
「も、もう...私をどうされたいのですか...」
とアンネリーゼは照れてしまって顔を下を向けていたら
「私は、アンネリーゼをうーんと甘やかして私だけを見てほしいと思っているな」
「え!?」
突然の言葉にびっくりして、思わず声に出してしまい
「え、エリオットさま」
「私は本気だよ、甘えて欲しいし、なんでも言ってほしい」
「そんな...」
「私はアンネリーゼだけの王子でいたい」
そういったエリオット殿下の顔は本気で
アンネリーゼはさらに頬を赤く染めて
「私は、エリオット様の事、もっと知りたい、ですわ」
「あぁ、何でも教えるよ」
「好きな事とか何でも?」
「アンネリーゼに隠し事はしないよ」
「...エリオット様」
しばらく、ケーキ屋の個室は甘い雰囲気が漂っていたという。
甘さが120%!!糖分高めすぎて振り切れる!




