お茶会 下
この娘っ子、怖いぞ(´;ω;`)
何が起きたかというと、どうやら宰相閣下の愛娘、コーネリア・グローリー・セレスフォード候爵令嬢がいらっしゃった、らしいです。
ご招待してないので、本来なら門前払いですが、宰相閣下の愛娘とあっては無碍な扱いはできない。
まず、宰相閣下のお家は新改革派で、我がエセルバート伯爵家は王家派で、派閥が違うのです。
私、アンネリーゼが選ばれたのは我が家が王家派だからかも知れません。
(そもそも、夜会でご挨拶ぐらいしかコーネリア様とお話はしたことがございません、が)
恐らく、先日の、婚約の件でしょうか
殿下と私の婚約は新改革派にとっては納得がいかないもので、何故宰相閣下の愛娘であるコーネリア様が婚約者じゃないんだ、と
(そんな事を言っても、王家の決定なのだから)
だが、我が家に歴史があったとしても権力は宰相閣下の方がある。
「コーネリア様だわ...」
「何故、ここに...新改革派はご招待してないのでは?」
「第一、今回は王家派と中立派しかご招待されておりませんのに」
ざわざわと声が聞こえてくる。
わざわざ敵に乗り込んでくるようなもので
「(怖い...)」
コーネリア様は納得がいかないと追い詰める傾向があるのは知っていました。
私は、コーネリア様の事は苦手な方で
「ごきげんよう、王家派と中立派の皆様。コーネリア・グローリー・セレスフォードでございます」
恐ろしい事に、敵に乗り込んでくる強い心の持ち主なのは存じていますが、目がギラギラと私を見据えていた
「(目があって、しまった)」
まずいですわね、こちらに来ますわね
と覚悟して近付いてくるの待っていたら
「セレスフォード候爵令嬢、いきなりで失礼ではないか?」
で、殿下!もしかして、私を守ろうと...?
「殿下、私、許せませんの、私から横取りして殿下のそばにいるだなんて」
「私の婚約者はアンネリーゼ嬢、ただ一人元よりセレスフォード候爵令嬢のものではない」
「本当なら、わたしがその位置に居たのに...返してちょうだい、今すぐに!!」
ざわざわ
周りは口を出せずに冷ややかな目でセレスフォード候爵令嬢を見つめる
「妬みですわね...いやらしい...」
「候爵令嬢のやる事ではないな」
お客様を、不快にさせてしまってる
父上や母上や兄上も心配そうな顔をして
「アンネリーゼ、ここは屋敷に戻りなさい」
「お父様!」
「アンちゃん、逃げて」
「アン!ここは家族に任せて逃げろ!」
家族の言葉に頷き私は屋敷に
「お待ちなさい!!卑怯者!!」
狂ってる、その言葉しかなかった。
狂ってる子書くのは辛いけれども、それほどまでに執着してるのはなんて感じ




