一筋の光
どうして自分は生きてるんだろう・・・。
とにかく不思議で仕方なかった。
生きている意味がわからなくなっていた。
生きていることが辛かった。
別に自分が生きている必要はない。
自分の代わりなんていくらでもいる。
使われるだけの人は別に誰でもいいのだ。
誰を使っても変わんないのだから。
だから自分はその人にとって利用するためだけの使い捨てのカイロのようなものなのだ。
所詮人間というものは私欲の塊なのだ。
自分が楽をしたいから、自分が上に立ちたいから、自分が全てだから・・・。
だから大人でも平気で人を傷つけたり苦しめたりすることができるのだ。
そう言う奴はこの世界のゴミ、いや宇宙のゴミ。いわゆるこの世に不要なものでしかない。
そういう大人がこの世に存在してるから・・・。
自分はそういう大人が嫌いで仕方なかった。
とにかく死にたい。死にたい。でもそう思っていても死ねない。
誰かに打ち明けることもできない。打ち明ける相手がいない。
日を追うごとにそんな思いは強くなっていった。
信用することができる人もいない、支えてくれるような人もいない、
いるのは私欲しか持っていない大人と、自分が引っ張っていかないといけない人だった。
引っ張っていく人が弱音を吐いていられない・・・。
そんな思いが自分の心の中にあった。
それが自分が苦しめた。苦しくて、苦しくて・・・。
ひとり寂しく泣いて、泣いて、泣き続けていた。
いつになったらこんな思いをしなくて済むだろうか・・・。
1ヶ月後か、それとも3ヶ月後か、それとも半年後か・・・。
自分がわかることではなかった。抜けたくても抜けられないサイクル。
もう未来をポジティブに考えられなかった。自分には負の想像しかできなかった。
頭の中に浮かぶのは責められている自分や死のうとしている自分、
殺されそうになっている自分だけだ。
楽しいことや自由なことは何も浮かばない。
そういうことを考えるていたら気づくと何時間も経っていることもあった。
もう人生は終わりだと思っていた。
でもある人がそんな自分を変えた。夜空に浮かぶ星のような光がさした。
きっかけはたまたまクラスの子の話を聞いてあげていたことだった。
その人は苦しい思いをしていた。全て話を聞いてあげた。
その翌日。自分はその子に今まで悩んでいたことを全て打ち明けた。
それが自分を変えた。今までは自分で抱えていてものすごく辛かった。
だけどその子が聴いてくれたから・・・。今までの辛かった思いが少し消え去った。
この出来ことがなければもしかしたら死んでいたのかもしれない。
この出来事が自分を救ってくれた。
悪夢の底から・・・。




