表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪夢と光  作者: YUKI
PR
5/6

一筋の光

どうして自分は生きてるんだろう・・・。

とにかく不思議で仕方なかった。

生きている意味がわからなくなっていた。

生きていることが辛かった。

別に自分が生きている必要はない。

自分の代わりなんていくらでもいる。

使われるだけの人は別に誰でもいいのだ。

誰を使っても変わんないのだから。

だから自分はその人にとって利用するためだけの使い捨てのカイロのようなものなのだ。

所詮人間というものは私欲の塊なのだ。

自分が楽をしたいから、自分が上に立ちたいから、自分が全てだから・・・。

だから大人でも平気で人を傷つけたり苦しめたりすることができるのだ。

そう言う奴はこの世界のゴミ、いや宇宙のゴミ。いわゆるこの世に不要なものでしかない。

そういう大人がこの世に存在してるから・・・。

自分はそういう大人が嫌いで仕方なかった。

とにかく死にたい。死にたい。でもそう思っていても死ねない。

誰かに打ち明けることもできない。打ち明ける相手がいない。

日を追うごとにそんな思いは強くなっていった。

信用することができる人もいない、支えてくれるような人もいない、

いるのは私欲しか持っていない大人と、自分が引っ張っていかないといけない人だった。

引っ張っていく人が弱音を吐いていられない・・・。

そんな思いが自分の心の中にあった。

それが自分が苦しめた。苦しくて、苦しくて・・・。

ひとり寂しく泣いて、泣いて、泣き続けていた。


いつになったらこんな思いをしなくて済むだろうか・・・。

1ヶ月後か、それとも3ヶ月後か、それとも半年後か・・・。

自分がわかることではなかった。抜けたくても抜けられないサイクル。

もう未来をポジティブに考えられなかった。自分には負の想像しかできなかった。

頭の中に浮かぶのは責められている自分や死のうとしている自分、

殺されそうになっている自分だけだ。

楽しいことや自由なことは何も浮かばない。

そういうことを考えるていたら気づくと何時間も経っていることもあった。

もう人生は終わりだと思っていた。

でもある人がそんな自分を変えた。夜空に浮かぶ星のような光がさした。

きっかけはたまたまクラスの子の話を聞いてあげていたことだった。

その人は苦しい思いをしていた。全て話を聞いてあげた。

その翌日。自分はその子に今まで悩んでいたことを全て打ち明けた。

それが自分を変えた。今までは自分で抱えていてものすごく辛かった。

だけどその子が聴いてくれたから・・・。今までの辛かった思いが少し消え去った。

この出来ことがなければもしかしたら死んでいたのかもしれない。

この出来事が自分を救ってくれた。

悪夢の底から・・・。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ