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私の中で眠る承認欲求という怪物  作者: 百合香


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回転寿司のぐらずしで、びっくらぼん!!

 5月5日、こどもの日、私達は5個離れた駅にある、回転寿しのぐらずしにきていた。ぐらずしの中は家族連れで賑わっていた。


 「私、名前書いてくるよ、混んでるねぇ、相変わらず私は人混みが苦手だよ、これから社会に出るのにどうしょう」


 そう言って菜月ネェちゃんは、カウンターに行き名前を書きにいった。私とカズキは、人がいっぱい座っている、中にスキマを見つけて座った。


 今日の私の服装は白の肩が出るオフショルダーに下はデニム生地のショートパンツを履き、相変わらずのギャルっぷりだ、今日は外に出るということで、厚めのメイクをしている、最近では、私はかつての菜月ネェちゃんみたいに、真っ赤なリップにテカテカとグロスで唇をうるおしていた。


 横にいる、カズキは水色のパーカーにダボっとした、ズボンだ、


 相変わらず、私は派手なので視線が集まる。


 「ねぇーみのりネェちゃんが、周りから見られてて嫌だ、」


 そう言ってカズキは私の腕にしがみついてきた。

傍からみたら、カップルだ、じゃれあっている、♂と♀だ、


 「ちょっと暑苦しいよ、それにあんた外に出てきて平気なの?」


 「うん、またぐらずしに家族で行きたかったんだ、」


 アンタは家族にいつも擦りつけてるじゃないか、それが、家族にすることなのか?という疑問が出てきたが私は去年、願っていた。また家族でぐらずしに来ることを、


 「7番目だね、、、」

菜月ネェちゃんが戻ってきた。菜月ネェちゃんはもう、来年は社会人なので、落ち着きを取り戻している、メイクも薄くなって、オフショルダーみたいな派手な服を、やめ、谷間なんか見せるような、服はもう着ない、今日は、カズキと同じダボっとした、黒のパーカーを着ていて、下は、ピチっとした、パンツを履いている。


 「それにしても!カズヤ!あんた、えらい、みのりに懐いてるね?どした?外にも出るようになって、姉の偉大さに気づいたか、」


 「ま、、そうかもしれない、」


 「カズキが私のおっぱいを揉んできたころが懐かしいよ!私にも甘えておいでよ!、、ってもう、高1の年齢だもんね!さすがに、もう甘えてるような年じゃないか、、」


 菜月ネェちゃんは、ノホホホンと言ってるがカズキの甘えグセは治るどころか、加速してるような気がする。


 カズキの中の怪物が求めてるものは、恐らく、母性だ、それも歪んだ、きっとずっと誰かに甘えたがってるんだ、甘えてた存在の菜月ネェちゃんは、お母さんとお父さんのセックスを見てしまって、高校生になり家に帰らなくなった。


 その甘えてた対象である、菜月ネェちゃんが帰らなくなって、ストレスで、引きこもりになったんではないだろーか?菜月ネェちゃんのおっぱいをよく触ってたあの頃に帰ってしまっていて、今、私がその役目を引き受けてるって感じか、


 だが普通あまえるなら、母親じゃないのか?なぜ?菜月ネェちゃんに甘えてたのだろーか?


菜月ネェちゃんが話しかけてきた。


 「お母さんもさ来れれば良かったよね、」


 「うん、でもお母さんの飲んでる薬さ、副作用が強くて!記憶力が薄れて忘れっぽくなってるんだよね!

普通に会話するのが難しいよね、」


 私がそう言ったあと、カズキが、ボソっとつぶやいた、


「お母さんなんて!嫌い、、、」


 思い出したくないものを思い出したのか、私の腕に強くしがみついてきた。もう子供じゃないんだから、甘えるなよそんなに。。。


 (番号札180番の方!どうぞ!)


 あ!呼ばれた!今日はびっぐらぼん、当たるだろーか?

ここまで見てくださりありがとうございました!

また引き続き宜しくお願い致します。

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