みのりのショーツは夏場になると、ムアッと臭う。
「ただっいまーーー!おおー!今日は豚汁かぁ」
菜月ネェちゃんが帰ってきた。1日バイトをしてきたというのに、清潔な匂いがしてきた。
「うん、カズキが、好きだと思って、、」
母に気づかれないように、小声で話した。、
「みのりぃまだ制服じゃない?メイクもそのままだしさ!もう崩れているけど、着替えて、シャワー浴びておいで!あとは、私がやるからさ、」
私は自分の部屋に戻る前に、カズキの部屋の前で立ち止まり、ドア付近の匂いをかいでみた、
クンクンクンクンクン、、
本当の怪物になったみたいに、鼻を効かせてみた。私は鼻がいい方だなので、人の口の匂いが、あ!いや何でもない。
ウッ、、、それは、鼻を刺すような、咽るにおいがした。なんというか、甘いような、生臭いような、酸味というより、魚を甘辛く煮たような臭いだ、、私はこのにおいを知ってるような、気がした。
「ねぇーやっぱりさぁ廊下にも、漂ってるよね?」
ヒッと私が声出しそうになった。後ろに、菜月ネェちゃんが立っていた。
「私もさ、ここの廊下を通るときに臭い気がついててさ、カウンセラーの高野さんの話だと、無理やり中に入って掃除するのは良くないらしいっていうんだよ、、」
私の家は玄関のドアをあけて、左に夫婦の寝室、右にドアが列になっていて、手前が菜月ネェちゃんの部屋、真ん中が弟のカズキの部屋、奥が私の部屋だ、
「やっぱり衛生的によくないよね。カズキ大丈夫かな?」
私は不安になり、菜月ネェちゃんに語りかけた。
「大丈夫だよ、こういうのはゆっくりがいいんだよ、よし、カズキの分の豚汁持ってくるね。」
そのドアの向こうにいるのは、何故か弟のカズキのハズなのに、なぜか、想像したのはクラスメイトの横溝君の姿だ、あの日見た、横溝君が人間の作った言語であろう言葉で、うめき声をあげていた、姿が思い出された。
そう、呆然と考えて立っていると、後ろから菜月ネェちゃんが、豚汁とご飯とお漬物と水を持ってやってきた、少しのお菓子ものっている。
「カズキィー!今日ね、みのりがね。あんたのために、豚汁、作ったんだよ!ここ、置いておくよ、」
かすかに、気配を感じた。私達が立っていると、カズキも取れないだろう。私は部屋に、菜月ネェちゃんはリビングに消えた。
私が部屋に入ると、かすかにドアの音がした。無事に取ったみたいだ、私はメイク落としで、メイクを落とし、制服から部屋着に戻った。
シャワーを浴びようと!お風呂場に行く、お風呂場の隣は洗濯機がある。今日、履いていたショーツとブラをドラム洗濯機に投げ入れる。そろそろ生理がくるのだろーか?少し黒いショーツにシミが出来てた。オリモノだ、
あ、カズキの部屋の扉の匂い思い出した。私は夏場、面倒くさくて、1日ずっとショーツを取り替えずにいた時があった。脱いだ時に、少しムワっとして、少し生っぽい、匂いがした。ちょっと違うかもしれないが、それと似ている感じがする。
もしかしたら、パンツをそのまま放置してるかもしれない。私はますます、カズキの事が心配になってきた。どうやら私の中の怪物は突然の変異で、家族欲に変化したのかもしれない。
もう一度、家族で、ぐらずしに、行けないだろうか。あの日々は、、
ここまで読んでくださり!
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引き続き!宜しくお願い致します。




