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私の中で眠る承認欲求という怪物  作者: 百合香


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みのりの中の家族欲の怪物は、家族でぐらずしに行きたがっている。

  私は帰り道、家族欲に飢えてるのかわからないが、今日は晩御飯は私の当番なので、弟の好きな温かい豚汁にしよーと思った。近くのスーパーで、材料を買う事にする。イマドキの女子は!料理はできない。


 料理をする包丁を扱うより、器用にマスカラをまつ毛につけたり、アイブロウで眉毛かいてる方が得意だ!なので!私が料理するのは!カレーやシチューそれこそ!豚汁などの、煮込むだけで、完成される料理だ!


 最近は放課後は1人だ、遥がとなりにいなくなり、自然と1人になった、クラスメイト達はいつものように帰ってく。今までは遥と放課後を過ごすのが通例だったので、それが今でも続いており、クラスメイトは私にサヨナラを言い、去っていく、遥も放課後、佐伯とどこかに、消えていく。


 所詮は私は蓋をあけたら、友達なんて誰もいなかった。お昼休みはみんな、集まってくるが、そんなものは、それこそ偽りなのだ、だからといって放課後、男達と過ごすのは何だか、気に食わない。


 だから、私はまっすぐ家に帰ることにしてる。ディッグドッグがなくなった今。私のDカップの胸も短いスカートもホコリをかぶってきている。


 私は豚汁の材料を買い揃え、自宅に帰ってきた。

うぅ。。寒い、、、


 「ただいまぁ。。。」


リビングにくると、母は買い替えたばかりの50インチのテレビでテレビを見ていた。だがその目は虚ろで、テレビの画面が目に入ってるのか、入ってないのかは分からない。


 父はこのような状況になったとしても、海外から戻ってくる気配はない。電話で母と話してる姿を見るが、もしかしたら、海外に好きな女ができて、不倫をしてるかもしれない。菜月ネェちゃんの言葉が蘇る。


 「お母さんとお父さんがセックスしてるの見たのよ」


 私ら子供、3人いるのに、まだ父は性欲を満たされず母と事をなしてた。父は人よりも性欲が強いから不倫してても、なんだ不思議ではない。


 そんな事を考えながら母にいう、

「今日はね!豚汁だよ?お母さんもカズキも好きだからさ!」


 あ!ヤバイ!口がすべった!


 「え??カズキ!!カズキ!カズキ!カズキ!やめなさい!カズキ!母さんゴメンね!カズキぃのこと!分かってあげられくでぇーーーー!ゴメンネ!カズキぃ」


 母はカズキという言葉に反応して狂って暴れだしてしまう、カズキが暴れた日のことをフラッシュバックしてしまうらしい。


 「お母さん!カズキじゃないよ!ごめんね!そう!そう!カズノコ!カズノコだよ!お母さん!カズノコ美味しいよね!」


 「ぁあーそうね、カズノコね、美味しいわよね、今度また家族で!ぐらずし、行きましょうねぇー」


 恐らくもう、家族で、ぐら寿司に行くことはないと思った。びっぐらポンも、もうみんなでワイワイ開くこともないのだ。


 私は急に寂しくなり、涙があふれ出しそうになった。母はこのままいくと、入院するかもしれない。

私が承認欲求という怪物に支配されてる間に、ずいぶんと家族は遠くにいってしまった。


 それを取り戻すかのように、私はまだ制服もメイクもそのままで、一心不乱に動いた、鍋に火をかけて、肉を炒めて、豚汁の具材という、書かれた、袋の封を切り、鍋に入れた。


 洗濯機もまわしはじめた。そういえば、カズキの部屋着が、もう、引きこもりを初めて、4ヶ月、洗ってない、もちろんパンツもだ、衛生的に悪い環境にいるのは、確かだ、ゴミもどうしてるのだろーか?


 夜中にシャワーに出ていて、体は洗われているが、洗濯を出してる素振りはない、タオルもだ、換えのパンツにも限界があるはずだ、ご飯はドア越しにおき、


翌日には、空になっているが、生存はしてるみたいだ、カウンセラーともドア越しではあるが、話はしてるみたいだった。


 私はカズキの部屋の生活環境が急に心配になってきた。やはり、家族欲がたかまってるのだろーか?ちょっと夜中にシャワーに出たときに。コッソリと見に行こうと、思った。もしかしたら、私の中の怪物は家族欲に変わったのだろーか?



ここまで読んでくださりありがとうございました!

あえて、ぐらずしに、してます。


因みにくら寿司は!家族連れ多いですよね!

また宜しくお願い致します。

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