遥の嫉妬心の怪物が!みのりのお腹を殴りつける。
前回の続きです。
どうぞ!
放課後、私は久しぶりに、遥と向かいあっていた。ここ最近では、遥の命令に従うべく、右往左往していた。だが、これで私の任務は終わりをつげていた。
「遥、お待たせしてゴメン、佐伯の欲しいモノが分かったよ、」
「みのりちゃん!やれば出来るじゃん!で、なんだったの!」
遥は顔を赤くして、少し興奮気味だった、
本当に別人になったのか?っていうくらい明るい、だが見た目は三つ編みにメガネの遥のまんまだ、
「えっとね、文学系のYouTuberさんのナナミンって人の監修した、ブックカバーが欲しいらしいよ、」
「えーうそー!佐伯君もナナミン見てるの?素敵、私と一緒だぁ!キャハハ!やばぁ、下半身、濡れて来ちゃったかも、」
本当に遥は壊れたみたいだ、もしかしたら、私が壊したのかもしれない。遥が私と一緒にいて、ストレスを抱えすぎて、壊れてしまったのかもしれない。
「そ、、それで、どうするの?このブックカバー限定品でさ!この辺りじゃないんだよね、ちょっと大きい街いかないと?」
「え?それぇ私に関係あんの?」
ん?どういうことだ?遥が買いに行くんじゃないのだろーか?
「キャハハハ!そんなの、みのりちゃんが、買いに行ってくれるんじゃないの?キャハハハハ、」
遥の甲高い笑い声が教室の中で響く、
「みのりちゃんにはさぁいろいろ、責任とってもらわらないとねぇ」
「遥!本当にゴメン!!悪気はなかったんだ!でも気がついたら?遥が私の引き立て役になっちゃってたんだよね!まわりの男の人たちにも一緒にいて、色目使ってるように見えてたんだよね?遥には!」
私は必死に訴えた!ここで訴えておかないと、このまま、私は一生、遥の奴隷だ!何かあるたびに脅されて何か頼まれてしまう。
「遥も可愛いよ!その三つ編みだって素敵じゃない!私と並んで歩いてもさ!私が色目使ったところで、同じ女子高生なんだからさ!平等に見てくれるよ!ねぇ?ーねーそうでしょ?だからさ?だからさ?」
「だから、ディッグドッグのコメントに変な事、書くなって?言いたいのかな?みのりちゃん」
私の言いたい事が、もう分かるようだ。
「ねぇーみのりちゃん?男の人にさ!好かれるって?どんな気分?ディッグドッグで再生数がまわったり!いいね貰ったりするの!どんな気分?」
「エットソレハ、エットソレハ、」
私の中の怪物が答えてる、人間が作った言語という言葉を使って、、
「ねぇみのりちゃん、友達がいる前であちこちの男の人に、太もも!見せたり、胸を強調したり、するのは?ドンナキブン?オシエテ、ミノリチャン、」
遥から怪物の匂いがしてくる。
「ホントウニ、ゴメン、ダカラ、ワタシノ、ディッグドッグ、エンジョウ、サセナイデ!イマ!ダイジナ、ジキ、ナノ、、」
お腹に衝撃が走った、私はあまりの突然の事にヨロヨロと膝をついた、遥の細い腕にそんなパワーがどこにあるのだろう、と思うほどの痛みに、私は、うずくまった、
「ハルカ、ナニモ、ナグラナクテモ、」
「ねぇ?しってる?村田沙耶香さんの作品には、殴るシーンや殺人のシーンモアルンダヨ?」
私はこのままいったら、遥の中の怪物に殺されるんじゃないかと思って、私は、あとずさった、
「みのりちゃんが怖がってるキャハハハ!キャハハハ!みのりちゃん?来週までにブックカバー手に入れてね!」
「キャハハハハハハハハハハハハハハハハ」
遥の声が遠くなっていく、どうやら、遥も怪物を飼ってるみたいだ、いや、その怪物を産んだのは、私だ、その正体は嫉妬心や妬みという怪物だ!
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