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私の中で眠る承認欲求という怪物  作者: 百合香


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みのりは満員電車でDカップの胸をサラリーマンに押し当てる。

 地元の駅のホームは相変わらず、出勤するサラリーマン達や、オジサンで賑わっている、女性の乗車率がこの駅は少なさそうだ、だが男がいればいるほど私の中の怪物は楽しそうに吠える、見られたい、私を見てほしい、


 「うっわぁーひさびさの通勤ラッシュだわ、しんどぉ、」


 隣にいる菜月ネェちゃんは、通勤ラッシュはひさびさのようだ、それにしても、斜めがけのショルダーバッグで、紐が胸の谷間に食い込み真ん中に来ており、Eカップの山が、更に際立たせてる、こんなの見たら、男が大好きに決まってるだろぅ、私のDの山が霞んで見える、


 「それにしても、みのりは朝からメイクしないの?学校いってからじゃぁメンドクサクない?」


 私は痴漢行為をされるためにわざわざ薄いメイクをしてるとは、菜月ネェちゃんには言えない。


 そう、男の人たちは、痴漢をするときに、見た目が地味な子を狙って行われるから、私はそれに合わせて、あえて薄いメイクをしている、彼らは強気な女の子が嫌いだ、メイクをバキバキにして、髪の毛なんか少し染めてる子に何か手を出したら、大声を出されたり、駅員の所まで連れていかれ、しまいには、写真も、動画も撮られてしまうのだ、


 性欲に負けた彼らは自分より弱そうな女の子しか狙わない、だから、私はあえて、弱そうな女の子を演じる、私は環境に合わせていいね!をもらうために。それらを演じる。


 それも全て私の中に眠る怪物に餌をやるためだ!


 「朝からメイクするの!メンドイから学校でするんだぁ、」


「ふーん、、、」


 姉はそういうとスマホをいじりだした。

私もスマホを出しディッグドッグを見る、昨日あげた投稿が、学校で撮ったものが4万再生まで来ていた、私はこれは嬉しいのだが素直に喜べない、


 だって学校の教室で撮られたものは、それは学校というフィルターに守られ、私個人を見てくれてるというより、教室で可愛い女子高生が踊ってる、


という認識になるからだ、それでは街中にいる、女子高生A、と変わらないということだ、私個人を見てほしいと願う、私の中の怪物は、それだと完全には満足はしないみたいだ、


 だがいいねや再生数がまわるのは普通に嬉しいことだ、この調子だ、と願うばかりだ、なので、私は炎上するわけにはいかない、フォロワーさんが少しでも去るのは許しがたい事だ、


 なので、遥との問題もしっかりと解決しなきゃいけない。


 電車が来た、、、


 私はいつものように、むさ苦しい男の人達のスキマにはいる。菜月ネェちゃんも入ったようだ、


 今日はスクバを横にかけ、Dカップの胸を前の男の人に押し当てる、こうすると絶対標的にされるだろう、


 そして、私は私の中の怪物の命令に従い、横にいる男の人の足と足の隙間に、わざと自分の足を入れ

そうすると電車の揺れで、男の人は私の太ももで、気持ちよくなるだろう。


 私の中の眠る怪物は、成長を続け、どうしたら喜ばれるのかを常に考えて行動をし、命令してくるのだ、、


 一方で菜月ネェちゃんの方を見た、距離が離れてて確認はできないが、凄く辛そうな顔をしている。


 それは私みたいに演技をした、表情なのかは分からないが、お互いの承認欲求がここで解消されればいいなと思う、


 狙い通り、私が降りる直前に手が伸びてきた、私はヨシ!と思い、いいねが貰えた喜びと共にいつものように、その手をぶっさそうとボールペンを出した、とその時だった。


 「ぅおあ!!!おい!!!!今!私のケツ触っただろー?」


 菜月ネェちゃんの声だ、まわりがザワザワしだす。


「逃げんじゃねーよ!」


 菜月ネェちゃんは痴漢と思しき男の人の手首を掴んで離さないようにしてた。


 駅についた菜月ネェちゃんは駅員に男を連行して、戻ってきた。


 「マジムカつく!私の大事なケツを、触りやがって」


 そうだ、姉はこういう人間なんだ、ストーカーされた時も凄く怒っていたし、彼氏と別れた後も凄く怒っていた。男の人に何か恨みでもあるかのような態度が目立ってた、じゃー私は誰から菜月ネェちゃんは、セフレがいたり、男遊びをしたり、してるのを聞いたのだろうか?


 「私さ、、あぁいう性欲に負けた男が大嫌い!女と見れば、すぐやらせてくれだの、付き合い始めの夜にもうセックスとか、挙げ句の果てに、体の匂いかいでくるし、、自分の性欲くらいコントロールできないとだよ!自分の中で飼ってる怪物の性欲なんだよ!ちゃんと躾をして、飲み込まれないように、しないと!ねぇ?みのり??」


 私の中の怪物が始めて誰かに攻撃をされている、いや攻撃を受けているのは、私自身かもしれない。コントロール、躾、コントロール、躾、

コントロール、躾、コントロール、躾、


 私の頭の中でこの、言葉だけが響く、


 「大丈夫?みのり?顔色悪いよ、、まさか!あんたも?痴漢されたの!!!ぅおおい!!誰だ、可愛い妹に手を出したのは!」


 「菜月ネェちゃん違うから、あ!もう行くねぇ」


 私は姉の顔を見ずに学校まで走りだした!私の中で眠る怪物は私にはコントロールできない。エサを与え続けなければならない!でないと、私は私でなくなってしまう、、性欲と承認欲求は少し違うかもしれないけど、コントロール出来なくなってきてるのは確かだ、、


コントロール、躾、コントロール、躾、


 私は無我夢中で走った、この言葉が頭から離れない。

一応、電車内での痴漢行為または痴女行為は、犯罪になります。


こちらの作品はあくまでエンタメですので、


ここまで読んでくださりありがとうございました。

また宜しくお願い致します。

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