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●「洞窟オーク」

「待ってくれ、話せばわかる! ほら、見たまえこのもふもふを。こんなに可愛い猫ちゃんを食べるなんて、かわいそうとは思わないかね? そうだ、話を聞きたくないか? 私は色んな場所を旅しているんだ。そうそう、西の港町にある宿屋の主人が、君たちと同じような体型をしていて、もしかしたらご友人かもしれ――ま、待て! やめるんだ! 火をつけるんじゃない!」

 ――長靴を吐いた猫



 洞窟オークは、その名の通り洞窟に住んでいるオークのことだ。

 ただし、この名称は怪物狩りや冒険者の間に広まっている俗称にすぎない。

 ちなみに、学者たちが区別のためにつけた名前は、中型トロルだ。


 洞窟オークと一般的なオークの違いは、体の大きさだ。

 ゴブリン的な表現で言えば、通常のオークは『人間より少し大きい』、洞窟オークは『人間よりとても大きい』となる。

 洞窟オークは巨人とまではいかないが、頭が建物の二階に届くほど巨大だと言えば、想像がつくだろうか。

 

 しかし実際のところ、彼らの生態はよくわかっていない。

 なぜ洞窟に住むのか、その理由でさえ、不明なままだ。

 なにせ洞窟オークは洞窟にしかいないし、洞窟オークがいるとわかって洞窟に入る馬鹿も、そうそういないからだ。

 一説によると、陽の光を浴びると灰になって消えてしまうだとか、古代の言葉しか話せないので、最近の怪物とは意思疎通ができないからなどと言われているが、真相はわからない。

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