賞金稼ぎな人々2
「青空タケオ」
元親日軍 47師団曹長
府中刑務所に服役中に47師団に入団
血煙作戦に参加し、移民 兵士 一般市民の虐殺に関与
A級戦犯
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 等等
移民人権機構 機密情報
ディスプレイに移民人権機構の機密情報が映し出されていた
移民人権機構とは403事件時に起きた犯罪を追求し戦犯者を捕獲逮捕する機関であり、各界の権力者たちとの関わりも強く豊富な資金力を持つ機関で
警察 自衛隊とのパイプも太く、そして戦犯者に賞金をかけ、情報収集も行っていた
賞金稼ぎたちには大口の取り引き相手となっていた
「コイツは通称アイスピックのタケオって云うらしい」
赤髪は元公安で移民人権機構にも顔が効き、機構も賞金稼ぎの腕前を買い、多少の情報のやり取りなどは黙認していた
この顔の広さがアオイがゲスな赤髪をパートナーにする最大の理由である。
第47師団は血の軍団と呼ばれた 元親日軍の中でも際立って凶暴な師団で
403事件も終盤になるとクーデター親日軍は人手不足から銃の心得のある猟師などを勧誘するようになるが、劣勢は収まらず、よいよ犯罪者を刑の軽減を条件に戦場に送り出すようになる。
そして不運にも凶悪犯が集まってしまったのが第47師団であった。
47師団は移民 兵士 市民の区別などつけず、見境なく殺戮を行う
某町の掌握作戦を行った際に
男、女 子供 老人をレイプ 虐殺し、街中を破壊つくした
別働隊が到着した頃には
一万人ほどもの死体が作られていたが、押収されたライフルの数は二百丁ほどであった。後にこの作戦は血煙作戦と呼ばれることになる。
殺人に慣れた親日軍の別働隊兵士であっても この惨劇は嗚咽を覚え直視できるとものでなかった。
赤髪は話しだした
47師団の大半は逮捕されるか殺害されたが師団長ほか数名の幹部は終戦後、行方を暗まし発見されていない。
2日前の事になるがある男がある町のビジネスホテルに大きなスーツケースと携帯電話などを残したまま行方不明者になる。
しかもそのスーツケースの中には女の死体が入っていた。
その男は47師団の下っ端だったのだか、その携帯電話からアイスピックのタケオに繋がる情報が出たのである
鼻の効く赤髪はこれに食いつき
今 情報収集能力の高いアオイを呼んだのだった
「このアイスピックを捕まえれば師団長のジャックに届くのか?」
アオイの問いかけに赤髪はうなずく。
可能性はある。
この曹長は、師団長噛みつきジャックこと青田郡司の右腕で直属の部下だった。
このアイスピックのタケオを足掛かりにアオイは47師団の隊長 師団長にたどり着けるかもしれない
このジャックと呼ばれる男は日本に住む、移民人 在日人 混血人 すべての移住者にとって悪のシンボルでアオイが最も捕獲したい人物だった
そしてなんと言っても賞金首として賞金額がすば抜けて良かったのである。
アオイはおそらく純粋な日本人ではないが賞金稼ぎと言う仕事に誇りを持っていて 私情は挟まないように心がけていた。
アオイは赤髪から斬殺された男の手がかりを受け取ると赤髪の事務所を立ち去る
久しぶりの大きな賞金首にアオイの心は踊っていた。




