53話 私の人生の愛
二人は揃って、二頭の白馬が引く美しいオープンエアの木製馬車に乗り込んだ。
馬車が首都から月の女神の神社へとゆっくり登り始めると、彼らの背後には壮大なパレードが形成された。曲がりくねった山道を何マイルにもわたって続くそのルート全体が、何百万もの花びらの絨毯で覆われていた。赤い百合、白い蘭、そしてピンクの桜の花びらが空を舞い、「双星」のために喜びの涙を流して歓呼する市民たちによって撒かれた。
最高峰に到着すると、首都の喧騒は遠ざかり、静かで穏やかな山の風の音と、古代の松の甘い香りに取って代わられた。
野外のパビリオンは、絶対的な純粋さの象徴だった。杉の梁からは白い絹の旗がはためき、石の祭壇の最前列にはヒミコ大巫女が立ち、その脇を織田信長将軍が固めていた。
ジャンヌが馬車から降りる際、ラッキーは手を差し伸べた。二人の指は瞬時に絡み合った。巨大な太鼓のゆっくりとしたリズミカルな鼓動と、竹笛の調和のとれたメロディーに導かれ、新郎新婦は「参進の儀」――祭壇へ向かう神聖な行列――を開始した。
彼らの歩みは、一歩一歩が完璧に同調していた。最高位の貴族たちと先鋒隊に囲まれながらバージンロードを歩く間、ラッキーは建築構造を分析することはなく、ジャンヌも群衆を見ることはなかった。彼らはただ真っ直ぐ前だけを見つめ、二人の心臓は完璧に統合されたリズムで鼓動していた。
彼らは石の祭壇の前で立ち止まり、大巫女に深々とお辞儀をした。
ヒミコは、白い紙垂で飾られた神聖な祓串を高く掲げた。優雅に大きく振る動作で、彼女は「修祓の儀」――浄化の儀式――を執り行った。柔らかく温かい銀色の光がラッキーとジャンヌを包み込み、彼らの過去の残る重荷を洗い流し、これから始まる旅路に向けて彼らの魂を祝福した。
そして大巫女は一歩前に出み出し、神聖な巻物を広げた。山頂に響き渡る声で、彼女は「祝詞奏上」を行った。彼女は月の女神と天を呼び出し、同じ炎の中で鍛えられた二つの魂――決して壊れることのない一つの完全体の、二つの半身――の結びつきの証人となるよう求めた。
一人の巫女が近づき、優雅にひざまずきながら、大きさの異なる三つの美しい赤い盃が乗った漆塗りの三方を差し出した。その横には、神聖な神酒が入った陶器の銚子が置かれていた。
これが「三献の儀」、いわゆる三々九度の盃の交換である。
ヒミコは甘く透き通った神酒を一番小さな盃に注いだ。ラッキーはそれを両手で受け取り、ゆっくりと慎重に三口で飲み干してから、ジャンヌへと盃を渡し、彼女も同じようにした。この儀式は中くらいの盃、そして最後に一番大きな盃で繰り返された。
分かち合った一口ごとに、彼らの絆は天の前で正式に封印されていった。それは過去への感謝、現在への献身、そして未来への決して破られることのない誓いを表していた。
そして、ラッキーとジャンヌは向き合った。優しい山の風が彼らの絹の衣装を揺らした。
**「誓詞奏上」**、誓いの言葉の朗読の時だった。ラッキーは、ジャンヌの輝く涙に満ちた目を見つめた。彼自身の灰と銀の瞳も、深い愛で燃えていた。羊皮紙は必要なかった。彼は魂の底から語りかけ、安定した澄んだ声で、彼女の帰る場所となり、彼女の温もりとなり、そして永遠に彼女のパートナーであることを約束した。
ジャンヌもそれに応えた。彼女のメロディアスな声は純粋な喜びでわずかに震えていたが、彼女が彼の鋼に魔術を編み込むように、彼らの人生を一つに編み合わせ、彼の側に立ち続けることを約束した。
彼らは、将軍が持つベルベットのクッションに手を伸ばした。そこには、二人が自分たちの鍛冶場で創り出した、天上のプラチナと星が鍛えた銀の指輪が置かれていた。
ラッキーは小さな方の指輪を取り、ジャンヌの左手の薬指に優しく滑り込ませた。金属は彼女の肌に触れた瞬間に温かくなった。ジャンヌは大きな方の指輪を取り、その繊細な指でラッキーの手に完璧に滑り込ませた。「指輪の交換」が完了した。
最後に、ヒミコは二人に**玉串**――白い紙垂で飾られた常緑樹の神聖な枝――を手渡した。ラッキーとジャンヌは一緒にその枝を持ち、一歩前に進み出て、天への心からの捧げ物として、石の祭壇の上にそっと置いた。
二人は二度お辞儀をし、完璧に響き合うように二回柏手を打ち、最後にもう一度お辞儀をした。
月の女神の神社の山頂の空気には、深く、ほとんど触れられそうなほどの静寂が重く漂っていた。眼下の国中の歓声は敬虔な沈黙へと消え去り、後には白い絹の旗が擦れる柔らかな音と、遠くで鳴る寺院の鐘のメロディアスな響きだけが残っていた。
ヒミコ大巫女は石の祭壇の前に立ち、傷つき、煤にまみれた子供から幕府の柱へと成長するのを見守ってきた二人の顔を、銀色に光る瞳で辿った。彼女はゆっくりと息を整え、天の古く共鳴する権威を帯びた声で語りかけた。
「桜月トラ。そなたは桜月ウサギを妻とし、嵐の中の隠れ家となり、彼女がくじけそうな時は力となり、すべての朝焼けにおいて彼女の喜びとなることを約束しますか? そなたは献身をもって彼女を愛し、優しさをもって彼女を尊び、死そのものが二人を分かつことをあえて試みるその日まで、勇気をもって彼女の隣を歩むことを誓いますか?」
トラの姿勢は硬直していたが、それは緊張からではなく、その約束の絶対的な重みによるものだった。彼が一生をかけて精製してきた金属そのものを映し出す、灰と銀のオッドアイは、しっかりとジャンヌに固定されていた。彼は将軍も見ず、群衆も見ず、祭壇さえも見なかった。彼は彼女だけを見ていた。
「誓います」トラは答えた。その声は安定し、深く、周囲の峰々にこだまするような、静かで揺るぎない決意に満ちて響いた。
ヒミコは次に、輝かしい花嫁へと視線を向けた。ジャンヌの長く白いウサギの耳は高く掲げられ、白無垢の複雑な銀の刺繍は、白い絹の上で月光のようにきらめいていた。彼女の輝くピンク色の瞳は涙で溢れ、まるで彼女自身が純粋で濃縮された喜びの器であるかのように、祭壇の光を反射していた。
「桜月ウサギ。そなたは桜月トラを夫とし、暗闇の中の光となり、悲しみの時は慰めとなり、すべての季節において彼の笑い声となることを約束しますか? そなたは慈愛をもって彼を愛し、誠実さをもって彼を尊び、死そのものが二人を分かつことをあえて試みるその日まで、優雅に彼の隣を歩むことを誓いますか?」
ジャンヌはためらわなかった。目に見えるほど透明で澄み切った純粋な幸福の涙が一粒、彼女の紅潮した頬を伝い落ち、朝日に輝いた。分厚い絹の着物にそっと添えられた彼女の両手は、この瞬間のとてつもない大きさに震えていた。
「誓います」ジャンヌは囁いた。彼女のメロディアスで感情の込もった声は、まるで世界の礎そのものに刻み込まれた誓いのように響いた。
集まった先鋒隊や貴族たちの間から、一斉に静かな吐息が漏れたようだった。大巫女は一歩下がり、木の杖で石の床を一度叩いた。
**「誓いは語られた。魂は結ばれた」**
神々、山、そして彼らが救った幕府の御前で、虎と兎はもはや二つの別々の存在ではなくなっていた。彼らは一つの、統合された力だった。彼らが互いに向き合った時、世界は彼らの間にある空間――彼らが10年間をかけて築き、戦い、夢見てきたその空間――へと狭まったように見えた。
ラッキーが手を伸ばし、その手はジャンヌの顎のラインに優しく触れ、親指が彼女の頬の涙を拭った。ジャンヌは彼のタッチに身を委ね、彼の存在の絶対的な温もりを感じながら目を閉じた。
彼らは夫と妻になった。鍛冶場はもはや単なる仕事場ではなく、一生涯の基盤となった。そして、最高峰に立つ彼らにとって唯一重要だったのは、セーヌ帝国の廃墟から始まった長く曲がりくねった道が、ついに、完璧に、二人を互いのもとへと導いたという事実だけだった。




