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聖天使クリスティーナ  作者: ジェノヴァnovel


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第28話 竜巻の勲章とドルインフェルノ


     ドルフィサイド。



    僕はレオ様の要望で、白い

   翼の生えた巨大なドラゴンに

   変身した。ドラゴンになっても

   僕だと言う証明の首輪は

   そのまま、はめられていた。


    ティナは僕の背中に乗り

   背びれに捕まっていた。


    レオが僕を見上げて

   嬉しそうに言った



レオ 「・・フッフッフ、ドラゴンになった

    ドルフィーノを近くで見ると

    迫力があるな。」


ティナ「・・そうよね、私はもう

    慣れたけど、初めてドルフィと

    出会って、彼が変身した時は

    怖くて、泣き出してしまったわ。」


ドルフィ「・・ギャオオオオ、フッフッフ

     なんたってドラゴンの

     僕は50mはありますからね。」


ドルシア「・・・・・・・・」



     レオはロングソードを

    背中の鞘に納めて、キック、

    ボクシングののオーソドックスの

    スタイルに構えた。そして言った。



レオ 「・・では、遠慮なくかかって  

    こい、ドラゴンのドルフィーノ」


ドルフィ「・・では、ギャオオオオ。」


ティナ「・・いけえ、ドルフィ!!」



    僕は今の自身が巨大で強力な

   ドラゴンだからと言っても

   相手が、天上界最強のレオムルク様

   であるので、遠慮はしなかった。


    僕は右前足を高く上げて

   レオ様の頭上に振り下ろした



レオ「・・くっ・・」



    レオ様は両手を上げて僕の

   右前足の猫パンチのような

   攻撃を両手で受け止めた。


    そしてレオ様が立ってる

   闘技場の床が割れて彼の

   両足が地面にめり込んだ。


    しかしレオ様のパワーも

   凄まじく、僕はこれ以上

   レオ様を地面に押し込めることが

   出来なかった 



レオ 「・・グムムム・・」


ドルフィ「・・フッフッフ、さすが

     レオ様、このドラゴン形態の

     僕と、組み相撲してこれまで

     押さえこまれなかった人は

     いなかったのですよ。」


レオ 「・・はあ、はあ、俺の腕力を

    甘く見るのじゃない。

    それよりも、ドラゴンのお前が

    室内競技場で戦うとなると

    競技場がめちゃくちゃに壊れる

    だろうからな、だから

    このまま外の、メインの闘技場に

    瞬間移動するぞ。」


ドルフィ「・・それもそうですね。」


ドルシア「・・私もそれがいいと

     思いますよ。」


レオ 「・・では行くぞ、ホーリー

    テレポート。」


    【シュン、ヒイイイン】



     

     レオ様は両手で僕の前足を

    受け止めた状態でメインの

    外にある途方もなく広大な

    ドルシア闘技場に

    瞬間移動した。


     ドルシア闘技場は、面積が

    10000平方mくらいあって

    闘技場と言うよりも空港の

    ように広かった。


     そして広大なバトルフィールドは

    特殊なコンクリートで作られて

    いた。かなり頑丈らしい。


     その広大なフィールドを

    観客席のアルプス席で囲まれていた


     観客は100万人を収容することも

    可能だ。それ程広い



ドルシア「・・では、照明を全てつけますね。

     ドルシア闘技場のナイター試合の

     スタートですよ、ホッホッホ。」 



     ドルシアはそう言ってサイコキネシス

    のような呪法を使って闘技場の

    全てのスポットライトの照明を

    灯した。闘技場は、野球や

    サッカーのナイトゲームをする時の

    ように明るくなった。


  僕はレオに右手で抑えつけてる 

    状態で、ドルシア闘技場に

    ワープアウトした。


     そしていったんレオから離れた

    レオは言った



レオ 「・・フッフッフ、この広大な

    ドルシア闘技場だったら、

    お前の得意な空中戦も

    必殺技のドルインフェルノも

    遠慮なく使えるだろう。

    さあ、俺に本気でかかってこい。」



     レオは剣も抜かずにまた

    右手をリードに構えて

    ボクシングスタイルで

    僕を迎え撃とうとした。


     レオ様は230㎝と確かに

    体格はあるが、今の僕は

    全長が50mもある巨大な

    ドラゴンだ。


     レオは闘気も使わずに

    素手だけで僕と格闘を

    しようと誘ってるようだ。

    僕は彼に言った



ドルフィ「・・僕を甘く見ない方が

     いいですよ。

      これだけ体格差と体重差の

     ある、僕との接近戦の不利を

     思い知るといいですよ

     レオムルク様。」



     僕は立ち上がり、また

    右前足を高く上げて

    強烈な猫パンチをレオの

    頭上に叩きこんだ。


     しかし今度はレオは

    左手一本の上げ受けで

    なんなくガードした。



ドルフィ「・・くっ・・僕の渾身の

     ドラゴンのパンチを

     左手だけで受け止めるとは

     なかなかやりますね。」


レオ 「・・フッフッフ、ドラゴンの

    お前は、ただでかいだけで、

    パワーもキレもまだまだの

    ようだな、これでは明日の

    ラグナロクの試合で

    元素の神々には太刀打ちできんぞ

    例え、ドラゴンになってもな。」


ドルフィ「・・な 何ですって!?」



    背中に乗って背びれに捕まってた

   ティナも僕に言った



ティナ「・・ドルフィ、こうなったら

    左前足も使うのよ。全力で

    レオ様をねじ伏せてあげて。

    私とドルフィは二人で

    最強のはず。」


ドルフィ「・・ああ、そうだね。」



    僕は今度は左前足も振り上げて

   強力な猫パンチをレオの

   頭上に浴びせた


    しかしレオは右手でドラゴンの

   僕の手を掴んだ、そして

   僕とレオはお互いに手を

   指と指の間に掴んで、

   力と力の勝負となった


    これが、勲章を一億も持つ

   天上界最強のレオムルクの

   力なのか?


    体が、圧倒的におおきな

   僕が、パワーでレオに押され始めた。


    僕はじりじりと闘技場の壁に

   後退し始めた。



ティナ「・・ちょっとドルフィ、

    押されてるじゃないのよ。」


ドルフィ「・・ぐうう、ドラゴンの

     全力を出してるのだけどね。」



レオ 「・・フッフッフ、俺はまだまだ

    全力は出していないぞ。」


ドルフィ「・・な 何?」


レオ 「・・いくぞ、そおりゃあ。」


ドルフィ「・・ああああ。」



     レオは組み合ってた両手を

    高く掲げて ドラゴンの僕を

    バックドロップで強引に投げた



ドルフィ「・・うわあああああ。」


ティナ「・・キャアアアアアア。」 



    【ドカーーーン】 



    ドラゴンの僕は背中から闘技場の

   コンクリートに叩きつけられた。 


    ティナはとっさに飛び立って

   クルクルと回転しながら羽ばたいて

   空中に浮いた。



ティナ「・・あああ、大丈夫?

    ドルフィ」



    ティナが心配そうに

   僕の体を揺らしていた。


    僕は何とか起き上がった



ドルフィ「・・いてててて、このドラゴンの

     僕が投げ飛ばされるなんてね。

     でも、鋼鉄の僕の鱗は、この程度

     では、傷一つ、つけられないさ。

     じゃあ、反撃するよティナ。」


ティナ「・・うん、・・」



    ティナが羽ばたいて再び僕の

   背びれに捕まった。



ドルフィ「・・ギャオオオオ・・」



    僕は、レオに向かって、

   オオトカゲのような、走り方で、

   レオに突進した。そして

   レオに左右の猫パンチと

   尻尾を使ったテールアタックの

   3連打をレオに浴びせた。



レオ 「・・ムッ・・」



    しかしレオは左のリードパンチを

   右手でガードして、左のフック気味の

   猫パンチをかがんでかわし、


    最後のレールアタックは翼を

   羽ばたかせて、レオは空中に逃れた。



レオ 「・・フッ、図体が大きい分

    俺のスピードに追い付けない

    ようだな。」


ドルフィ「・・はッ!?」



     僕は首を曲げて空中のレオを

    見上げた。ティナが僕に指示を

    出した。



ティナ「・・ドルフィ、空中のレオ様と

    十分な距離があるわ。

    ドルフレアを吹くのよ。」


ドルフィ「・・よし、分かった、では行くぞ

     がああああ、ドルフレアー」



     僕は、空中で羽ばたいてる

    レオムルクに照準を合わせて

    ドラゴン形態の得意な遠隔攻撃

    である、ドルフレアは吹いた


     青白い熱線がレオに向かって

    伸びて行く、そして空中のレオに

    命中したが、レオは得意な

    赤色に輝くオーラの防御幕

    を張って、難なくガードした。


     レオの体を覆った赤色の

    バリア―は波紋のような

    波が揺れて、青い僕の

    熱線を弾いていた。



レオ 「・・フッフッフこの程度の

    熱線では俺のオーラシールドは

    破れないぞ。」


ドルフィ「・・あああ、僕のドルフレアが

     まるで、通じない。」


ティナ「・・こうなったら、ドルフィの

    超必殺技の、ドルインフェルノを

    使うのよ。」


ドルフィ「・・ドル、インフェルノか?」


ティナ「・・・・・・・」



    ドルインフェルノは、ドルフレアを

   グレードアップして、最大限の

   熱線として放つ、僕の必殺の

   奥義だが、その分、発射工程に

   入るのに時間がかかるのと、

   かなりの天力と、オーラを使うのだ。


    これを外すと、もうレオに

   勝つことはできないだろう。

   

    それに明日のラグナロクの為に

   天力とオーラを温存しておきたかった


    ティナが、せかすように言った



ティナ「・・どうしたのよドルフィ?」


ドルフィ「・・ドルインフェルノは

     発射工程に入るまでにかなりの

     時間と、エネルギーを

     消費してしまうんだ。

     これを外すと、もう僕達に

     勝ち目がない。」


ティナ「・・だからと言って、

    もうレオ様を倒すには

    それしかないじゃないの。」


ドルフィ「・・ううん、でもねえ。」



レオ 「・・フッフッフ、ドルフィーノは

    正しい選択をしたようだな。

    では行くぞ。」



    レオは、僕達に向かって

   得意技の無数のオーラの拳が

   飛んでくるような遠隔攻撃

   を仕掛けてきた



レオ 「・・ハンドレッド、オーラ

    フィスト。」



ドルフィ「・・クッ・・」



ティナ「・・あわわわ。」



    ティナは僕のおなかの下に

   隠れた。僕はティナを庇う

   ように、背中をレオの

   無数の赤いオーラの拳のような 

   攻撃を受け続けた。


    この攻撃は人型の時も

   レオに食らわされた技だ。


    この攻撃は、攻守のバランスが

   よくて、無数のオーラの拳を

   繰り出すことにより、

   僕達は、レオに近づくことも

   出来ないし、離れても

  

    無数の闘気の拳がどこにいても

   飛んでくるので、防ぐだけで

   精一杯だ。


   【シュン、シュン、シュン、シュン】



ドルフィ「・・ぐううう、動けない

     このままでは。」



     おなかの下で隠れてる

    ティナが、何か打開策を

    思いついたようだ。



ティナ「・・そうだわ、レオ様がくれた

    3つの勲章の内、ガラクタ以外で

    もう一つ、使えるのがあったんだ。

    確か、竜巻の絵が描いてる

    勲章、あれを使ってみるわ。」


ドルフィ「・・ティナ・・!?」 


ティナ「・・でも、なんて言って

    唱えたらいいのだろう?」


ドルフィ「・・知らないよ、僕に聞いても。」



     その質問にはドルシアが

    答えてくれた。



ドルシア「・・クリスティーナ、その

     勲章は、竜巻の勲章ですよ。

     呪法の唱え方は、

     ホーリートルネードと

     唱えて両手を真上に掲げる

     のですよ。弓は背負った方が

     いいですね。

      そうすると、光の竜巻が

     あなたっ達を包んで、レオの

     オーラから守ってくれるでしょう。」


ティナ「・・はい、分かりました。」




    ティナサイド、



    いい機会だから、もう一つの

   勲章の力も覚えることにした、


    しかし、レオの闘気の拳が

   凄まじく、ドルフィのおなかの下から

   出られない、でも、私が何とかしないと。


    私はレオの攻撃の隙を狙って

   羽ばたき、ドルフィの攻撃されてる

   背中の背びれまで、何とか

   たどりつくことはできた。


    私は素早い動きで、レオの

   闘気の拳をフットワークで

   かわしながら、竜巻の

   呪法を唱えた



    

    レオサイド



レオ 「・・フッフッフ、あれを使う

    気だな、クリスティーナは。」 



    俺は、空中で、得意技の

   防御兼遠隔攻撃のハンドレッド

   オーラフィストを二人に向けて

   撃ち続けたが、ティナだけは

   呪法の竜巻が作れるように、

   わざと、オーラをよけた。



    ティナサイド、

    

    よし、レオ様の、オーラフィストの

   攻撃が弱まった。今なら、呪法が

   放てる。私はドルシア様に言われた

   ように、弓を背中に背負い、

   両手を真上に掲げて竜巻の呪法を

   唱えた。



ティナ「・・やああああ、

    ホーリートルネード。」


ドルフィ「・・ティナ!?」


ドルシア「・・・・・・・」


レオ 「・・・・・・・」



    すると、私の首輪に吊るされた

   竜巻の勲章が緑色に輝いて

   私とドルフィを取り囲むように

   私の天力で輝く、光の竜巻の

   防御幕ができた。


    すると、レオ様の、ハンドレッド

   オーラフィストの赤い光の拳を

   弾き飛ばした。



ティナ「・・すごいわ、この勲章の

    力、相手の闘気や、剣などの直接

    攻撃とかも、全部、防げそうよ。」


   

    ドルフィも4本足で立つ

   ことができた。



ドルフィ「・・このティナの新しい

     勲章は、レオ様のような

     強力な防御幕を作ることも

     できるのだね。」


ティナ「・・うん、これで、私の

    防御能力は各段と上がったわ。」



    ドルシアが私に言った



ドルシア「・・その竜巻の力は

     守りだけではありません、

     レオのオーラフィストのように

     離れた相手を攻撃する

     こともできるのですよ。」


ティナ「・・ええ?」


ドルシア「・・では、今真上に上げてる

     両腕を、レオに向けて

     斜めに伸ばしなさい。

      そうすれば、あなた達を

     取り囲んでる天力の竜巻を

     レオに向けて飛ばすことも

     できるのですよ。

     さあ、やってごらんなさい。」


ティナ「・・分かりました。では

    えい!!レオ様に向かって

    飛んでいって、竜巻」



    私はそう言いながら、真上に

   掲げてる両手を、空中にいる

   レオ様に向けて斜めに掲げた


    すると、緑色に輝く

   光の竜巻は私とドルフィを

   すり抜けて、レオに向かって

   斜め上に飛んで行った。


    竜巻は、レオに向かって次第に

   大きくなり、レオのオーラフィストを

   次々と弾き飛ばした。



レオ 「・・くっ・・オーラ、シールド」



     レオは、ハンドレッド、

    オーラフィストから、完全な防御幕の

    オーラシールドに切り替えて、空中で、

    私のホーリ・トルネードを迎え撃とうと

    した。レオはうつむき両腕を曲げて

    ガードした。レオは私のトルネード

    を受けると、光の竜巻は空高く伸びて

    一段と大きくなった。



レオ 「・・グムムムム、」


   

     レオは赤色の闘気で、光の竜巻

    の直撃を防いではいるが、私の放った

    竜巻も、レオを取り巻いてなかなか

    消えない、


     私は、今がレオを倒す絶好の

    チャンスだと思い、ドルフィに

    指示を出した。



ティナ「・・ねえ・・ドルフィ」 


ドルフィ「・・何だい、?」  


ティナ「・・今がレオ様に勝つチャンス

    かもしれないよ。」


ドルフィ「・・ええ?」


ティナ「・・レオ様が、竜巻に捉えられて

    いる間に、ドルインフェルノを

    撃つのよ。」


ドルフィ「・・そうか、分かった。

     名案だよね。では、いくよ。

     エネルギー装填開始。」


ティナ「・・・・・・・」



    ドルフィは超必殺技の

   ドルインフェルノの発射工程に

   入った。


    ドルフィのドラゴンの体が

   青白く輝いた。オーラと天力を

   体内に集中して貯めてるんだ。


    私はドルフィの背中の上で

   両手を掲げて、懸命に

   レオ様を空中で足止めしていいた。



ドルフィ「・・よし、ドルインフェルノ

     エネルギー装填完了、

     衝撃と閃光に備えるんだ

     ティナ。」


ティナ「・・うん、」



    私は、掲げてた両手を降ろすと

   ドルフィの背びれにしっかりと

   しがみついた。ドルフィは

   必殺のドルインフェルノを

   口から吹いた



ドルフィ「・・行くよドルインフェルノ !!

     ギャオオオオオ・・」


ティナ「・・グウウウウウ・・」



     ドルフィのドルインフェルノの

    太くて青白く輝く熱線は

    緑色の竜巻を空中で懸命に防いでる

    レオに向かって、まっすぐに

    伸びて行った。

   

     しかしレオは、笑っているようだ。



レオ「・・フッ・・」

   

   


    



       



   

    

  

    

  

  


   

     

       

   

   

    



   

   


       


    

  

   

     

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