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聖天使クリスティーナ  作者: ジェノヴァnovel


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46/49

第46話 レオからの贈り物と特訓

    

     ティナサイド


  

    私は今いる室内闘技場でドルフィに

   戦い方を教えて貰い、ラグナロクの

   実戦を想定した特訓を受けた


    おかげで、戦い方の基本や

   買って貰った装備品にも

   慣れた。ドルフィとの実戦では

   彼は、全くの本気でなかったが

   必死に強くなろうとしてた私は

   本気で、ドルフィに攻撃を

   したのだと思う。


    ブレイドボウの刃で

   彼に切りつけたり、弓矢で

   射ろうとしたり、

   私は苦労の末にやっと

   一矢を報いることができたが

   彼のおなかに刺さった矢も

   頑丈な筋肉を貫くことはできなかった。

   ドルフィは殆ど無傷だ。


    そしてその後、ドルフィが少し

   だけ本気を出して、私の右手を掴んで

   強烈なショルダータックルを空中で

   受けて、撃墜されて床に叩きつけられ

   幼い子供のように泣き出して

   結果的にドルフィと私の

   最初の勝負は私の負けだった。

   当然だが。


    私とドルフィが観客席で

   休憩しながら、明日のラグナロクの

   ルールや、作戦などを話してた所に

   ドルシアとレオムルクが瞬間移動

   してきたのだ。



ティナ「・・あっ ドルシア様にレオ様」


ドルフィ「・・・・・・・・・・」



    私とドルフィは階段を上がって

   最上段にいる二人の所に行った。

   ドルシアが私たちに言った



ドルシア「・・二人とも、もう夜も遅いのに

     明日のラグナロクの為に

     特訓をしているのですね。

     感心しましたよ。」


レオ 「・・俺たちも見ていたが

    クリスティーナも意外と

    戦い慣れてるな。」  



    私はお二方に言った。



ティナ「・・いらしていたのですね

    ドルシア様にレオ様。」 


レオ「・・ああ、クリスティーナ、

   お前は、俺の為に強くなろうと

   してくれてるのだな。」


ティナ「・・うん、私、レオ様の

    ことも、好きだから。

    約に立ちたくて。あなたは

    天上界の為に戦おうと

    してくれてるし。」


レオ「・・そうか。ではラグナロクに

   ついてのルールはもう

   クリスティーナも知ってるな。」



   ドルフィが答えた



ドルフィ「・・はい、僕がティナに

     教えてあげました。それよりも

     明日の試合の作戦について

     レオムルク様と打ち合わせを

     したいのですが。」


レオ「・・そうだな、その前に

   お前たちの隠れた強さを

   もっと引き出してやろうと

   思うのだがどうだ?。」


ドルフィ「・・えっ?僕達の隠れた

     強さ?」


ティナ「・・・・・・・」


レオ 「・・そうだ、特にクリスティーナ

    お前は、まだまだ隠し持った

    凄まじいパワーを持ってるのだ?」


ティナ「・・えええ?こんなか弱い

    女の子の私がですか?」


レオ「・・そうだ・・」


ドルシア「・・・・・・・・・」



    レオ様は真剣な眼差しで私に

   言ったが、私はお転婆ではあるが

   女性戦士でも剣闘士でもないのだ

   こんな私にどんな隠れた力が

   あると言うのだろう?

   

    しかしいつも、少し

   トボケてるような

   レオ様だったが、今の彼の

   目は嘘や戸惑いは

   ないようだ。


    もし私にそのような力が

   あるのなら是非引き出して

   貰いたいと思った



ティナ「・・そうなの?じゃあ

    はやく引き出してちょうだい

    レオ様・・」


 

    ドルフィは慌てて言った



ドルフィ「・・ちょっとティナ!!、

     レオ様は前最高神にあらされた

     お方だよ、口の利き方に

     気をつけろって。」


ティナ 「・・えっ!?」



ドルフィ「・・だから、早く引き出して

     ちょうだい!じゃなく、引き出して

     くれますか?、だろ!!」


ドルシア「・・ふっふっふ・・」


ティナ「・・・・・・・・・」



    レオ様は笑って言った



レオ 「・・はっはっは、

    いいんだいいんだ

    おれはそういう

    クリスティーナの

    可愛らしいところが

    好きだからな。」


ティナ「・・そうでしょ・・

    フッフッフ」


ドルフィ「・・まあ、レオ様が

     いいのだったら。」


レオ 「・・とにかく、話を進めるが

    クリスティーナがラグナロクに

    参加するのだったら今の

    ままでは、7人の元素の

    神々には到底たちうち

    出来ない、それはドルフィーノも

    同じかも知れない。例えドラゴンに

    変身してもだな。」


ドルフィ「・・元素の神々ってそんなに

     強いのですか?」



     ドルシアが答えた



ドルシア「・・それは、彼らは元老議員でも

     ありますからね。並みの神では

     ありませんよ、彼らはね。」



     レオは首輪のスイッチを押して

    6つの勲章を取り出した。



レオ 「・・まず、明日、俺の為に

    闘技場で戦ってくれるお前たちに

    せめてもの、俺からのプレゼントだ。

    受け取ってくれ。」


ティナ「・・えっ・・」


ドルフィ「・・・・・・・」



     レオは私とドルフィに

    6つも勲章を差し出してくれた


     そして3つを私にそして

    その他の3つをドルフィに

    手渡した。


     私たちはその勲章を

    嬉しそうに見ていた。


     これで、私もドルフィも

    勲章を6つも持った

    6つ星の天使と昇格したのだ

    あと一つで天使が保有できる上限の

    7つのパーフェクトエンジェルと

    なれるのだ。


     パーフェクトエンジェルになると

    次は、所有できる勲章に

    上限がない、神の位、聖天使と

    なる資格も与えられるのだ。

    7つ集めても滅多に神の位の

    聖天使のはなれないが。

    レオはまずドルフィに言った



レオ 「・・俺がドルフィーノに与えた

    3つの勲章は一つは

    ホーリーライトニングだ。」


ドルフィ「・・ホーリーライトニング。」


レオ 「・・その勲章を付けた者は

    自分のオーラを稲妻のような

    エネルギー波に変換して

    相手に遠隔攻撃ができるのだ。」


ドルフィ「・・そ それは僕にとって

     すごいパワーアップになりますね。

     人型の僕は剣による直接攻撃

     しかできませんでしたから。」


レオ 「・・そうだ、ドラゴンになれば

    ドルインフェルノなど強力な

    攻撃ができるが、天力やオーラの

    消費エネルギーも激しいから

    明日の何試合も戦うラグナロクでは

    なるべく人型で戦って力を温存した

    方がいいからな。」



    ドルフィは残りの2個について

   尋ねた 



ドルフィ「・・では、残りの二つは」


レオ 「・・もう一つはクリスティーナが

    既にもってるホーリーヒーリングの

    勲章だ。」


ドルフィ「・・ああ、ティナがよく使ってる

     あれですね。」


レオ「・・そうだ、お前も自身や

   身近な仲間が負傷すれば

   こまめに回復すればいい。

   長期戦ではその力は

   絶対に必要だ。そして

   残りの一つは、ガラクタ

   同然の壊れえた勲章だ。」 


ドルフィ「・・えっ ガラクタの勲章?」



     レオは私にも指さして

    言った。



レオ 「・・クリスティーナにも

    同じガラクタを持たせてある。」



     私は少し呆れた表情で言った



ティナ「・・レオ様はなぜ私たちに

    ガラクタの勲章をくれたの

    ですか?まあ、綺麗だから

    飾りのペンダントとしても

    使えますがね。」



     レオは笑って言った



レオ 「・・はっはっは、お前たちに

    そのようなガラクタをくれて

    やったのはラグナロクに

    参加する選手は参加料と

    してどれでもいいので

    保有している勲章を運営側に

    一つ預けないといけないのだ。」


ドルフィ「・・ああ、そうでしたね。」



    私はなる程といったように

   手の平をポンと拳で叩いて

   明るい表情で言った



ティナ「・・なる程、参加料の勲章は

    そのガラクタの勲章を預けたら

    いいのだね。」


レオ 「・・そういうことだ、

    もしラグナロクに負けて

    ガラクタを持って行かれても

    いいようにな。」



    ドルシアも笑ってた



ドルシア「・・ふっふっふ、あなたらしい

     ですね、レオムルク。」


    

     私は、自分にくれたガラクタの

    勲章以外の二つの勲章について

    レオに聞いてみた



ティナ「・・それでさあ、私にくれた

    残りの二つの勲章は何なの?」


    

    レオ様が私にくれた勲章は

   弓の絵と竜巻のような絵が

   描かれたた勲章だ。


    私はまず弓の絵が描かれた

   勲章を手に取り、高く掲げて

   尋ねてみた。


    レオは説明してくれた



レオ 「・・その弓が描かれた勲章は

    マインドアローと呼ばれて、

    お前が弓で放つ矢に

    天力をまとわせて、

    放った後に、想いの力で

    矢を自在にコントロール

    できる力だ。」


ティナ「・・ううん、なんかよく

    分からないけど。」


レオ 「・・要するに、放った矢を

    想いの力で自由にコントロール

    出来るのだ。それなりの

    天力があれば

     最大で4本まで同時に

    コントロールできるんだ。

    矢にまとわすオーラの属性は

    炎、氷、電撃、聖なる光の

    4色の天力を

    まとった矢だ。」


ティナ「・・ううん、4色って

    何色なの?」


レオ 「・・炎は赤色の矢だ。氷は

    青く、電撃は、金色だ

    そして最後の聖なる光は

    白色だ。その勲章の力を

    使いこなせるようになると

    クリスティーナはより強く

    なれるのだ。」


ティナ「・・・・・・・・」



    私はその勲章の力のことが

   まだよく分かっていないので

   レオに特訓して貰おうとした



ティナ「・・じゃあ、その弓の勲章の

    使い方をレオ様が教えてよ。」


レオ 「・・そうだな、説明よりも

    体で覚えた方が早いな。

    では、闘技場に降りろ

    クリスティーナ。」


ティナ「・・うん・・」



    私とレオは闘技場に降りて

   10mくらいの間隔で立った

   そしてレオは次の指示を 

   出す。



レオ 「・・では4本の矢を同時に

    弓にセットするんだ。

    お前は3本まで同時に撃てたな。」


ティナ「・・うん、4本の同時撃ちは初めて

    だけどね。」



    私は言われた通り4本の

   矢を弓にセットした

   そして矢をレオに向けた



ティナ「・・これでいい?レオ様」


レオ 「・・ああ、そんな感じだ。」



    ドルフィとドルシアも

   羽ばたいて闘技場に降りた

   そして隣に立ってるドルフィに

   ささやいた。



ドルシア「・・あの力を使いこなせる

     ようになれば

     クリスティーナはかなり

     強くなりますよ。」


ドルフィ「・・そうですか・・」



     レオは私に言った



レオ 「・・では、天力を使い、

    マインドアローと唱えて

    俺に向けて矢を放て。」


ティナ「・・・いいのね、じゃあ

    いくよ、マインド、アロー!!」


   

    私は呪法を唱えて4本の

   矢をレオに向けて放った。


    すると私の体が白く光り

   4本の矢が、炎と氷と金色の電撃と

   白い聖なる光をまとった。

   矢がレオに向かって飛んで行き

   そのままレオに当たると思った  

   瞬間に私の方に向かって帰って

   来た。



ティナ「・・ああああ。」


ドルフィ「・・ああ、危ないティナ」


ドルシア「・・フフフ・・」



     私は思わず両手に持てった

    ブレイドボウを構えて防ごうと

    したが、4本の光をまとった

    矢は私の周りの空中で

    停止した。


     私が動くとその矢も

    ついてくる。そして止ると

    また私の周りに浮いて止まる



ティナ「・・何なの?この4本の

    矢は?」


レオ 「・・それで、マインドアローの

    攻撃準備の配置が完了したのだ。

    後はお前が心で念じてそれぞれの

    矢に命令を出せば矢は

    お前の想いの通りに動いて

    相手に向かって飛んで行くのだ。

    俺の背後を狙って、想いで

    矢をコントロールしてみるんだ

    最初に炎の矢を飛ばしてみろ。」


ティナ「・・うん、じゃあやってみるね。」



    私は心で念じて炎の矢をレオの

   背後に配置させた



ティナ【・・炎の矢よ、レオの背後に

    行きなさい。】



    するとその炎に包まれた矢は

   私が想いで、念じた通りにレオの

   背後に飛んで、方向転換して

   空中で止まった。


    私は驚いた



ティナ「・・すごい、炎の矢がレオ様の

    背後に配置できたよ。」


レオ 「・・その調子だ、では

    次に、その矢に俺を

    攻撃させてみろ。」


ティナ「・・うん、」



    私は心で念じてその炎の矢に

   レオの背中を攻撃させた



ティナ「・・やあああああ。」



    すると、その炎をまとった

   矢から火の玉が放たれて

   レオの背中に当たり、レオは

   一瞬炎に包まれたが、

   炎は彼の、赤色のオーラの

   バリアみたいな

   光にかき消されて

   彼は全くの無傷だった。


    そしてレオの背後に飛ばした

   矢はまた私の近くまで戻って来た。



ティナ「・・すごい、これって

    矢だけは戻って来るんだね

    炎だけ放って」


レオ 「・・そうだ、攻撃するたびに

    矢を使ってたら、何本持ってても

    すぐになくなるからな。

    とにかくそんな感じで、

    相手の属性に合わせて

    

     炎、氷、電撃、そして

    聖なる光を使い分けるんだ。

    例えば炎の元素の神は

    氷に弱いからな。闇は

    聖なる光に弱い。」



ティナ「・・なる程ね、分かったわ。」



    私は物覚えは早い方だ

   この矢の力があれば、

   私の弓の遠隔攻撃の幅は

   大幅に広がるのだ。 


    私はもう一つの竜巻が

   描かれてる勲章について

   彼に聞いてみた



ティナ「・・あと、この竜巻の

    ような絵が描かれた勲章は

    どういう力なの?」


レオ 「・・それは、ホーリートルネード

    と言って、その呪法を唱えると

    お前の周りに緑色の竜巻が

    現れて、強力な防御壁に

    なるんだ、そして

    相手に向けて放って攻撃も

    出来る、まあ今は マインドアロー

    を使いこなせるようになってから

    その力も使うといい。」


ティナ「・・そ そうだね。」



    次にレオはドルフィに声を

   かけた



レオ 「・・では、ドルフィーノ」


ドルフィ「・・は、はい・・」


レオ 「・・次はお前の特訓だ。」


ドルフィ「・・はい、ではお願いします

     レオムルク様。」



     ドルフィは剣を背中に背負った

    ホルダーから抜いて

    レオの正面に5mくらいの間隔で

    立った。


     私はドルシア様の隣に

    立ち二人を眺めた。

    

 


    




    

    

    

        

   

    

       

     

    

   

     


    

    



      

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