第31話 夜の天上の大会議1
ティナサイド
私はドアの前で、ドアの番人である
ポエムとドルフィにドレスのお着換えを
して貰った件で、喧嘩のような
ことをしてしまった。
午前中の会議の前ではドルフィと
私の地上へ人間の娘として
降りていくことをめぐって
大喧嘩をしてしまったのだ
その後、ドルフィとはもう
お別れをしてしまう程仲が
危うくなってしまったのを
このドアキーパーの天使
ポエムがドルフィを諫めて
くれて、会議中にドルフィとは
仲直りができたのだ。
しかし今回はそのポエムと
私が喧嘩をして、結果的に
ドルシア様に仲介をして貰った
ことになった。
ドルシア様に強く意見を
言ったポエムは、その勇気と
純潔の法を尊守しようとした
行いが評価されて翼の
勲章を与えられて
一般天使に昇格したのだ。
ドルシア様は先に大会議室に
入られた、
ドアの前には私とドルフィ
そして、以前はドアキーパー
だったポエムともう一人の
キーパーの天使、テシウス
の4人だけになった。
テシウスはポエムに言った
テシウス「・・一般天使に昇格
できておめでとう
ポエム、さあ
会議室に早く行きなよ。
ドアキーパーは僕が
一人でやるから。」
ポエム「・・で でも、私は。」
ティナ「・・・・・・・・・・」
ドルフィ「・・・・・・・・・」
私はポエムと喧嘩をした
後だったけど、なぜポエムが
私につっかかったのか理由は
知っていた。
彼女もルミナスのように
綺麗な心を持った天使なのだ。
彼女はドルフィのことで
私に嫉妬してるだけだった。
私はポエムの右手を握った
ポエム「・・・・・・・・」
ティナ「・・さあ、会議室に行こ
ポエムちゃん・・」
ポエム「・・クリスティーナ様」
ドルフィ「・・良かったね、昇格
できて、ポエムちゃん。」
ポエム「・・わ 私・・グスン
ごめんなさい、わああん
クリスティーナ様・・
ドルフィーノ様・・うええ」
ティナ「・・フフフ・・」
私は泣き出したポエムを
そっと抱きしめてあげた。
ポエムは私に言った
ポエム「・・私は何も罪のない
あなた方のことを捌きました
許して・・私は。」
私は微笑みながら言った
ティナ「・・ドルフィのこと・・
がでしょ?」
ポエムは頬を赤くした
ポエム「・・は はい・・私はドルフィーノ
様のことが好きでした。だから
クリスティーナ様には
やきもちを焼いていました
だから。ごめんなさい・・グスン」
ドルフィ「・・フッ・・」
ティナ「・・もういいのよ、じゃあ
行こ。ポエムちゃん。」
ポエム「・・うん・・」
テシウスがドアを開いて
くれた。
テシウス「・・では、お三方、
お通り下さい。」
私達3人は大会議室に
入った。私とドルフィの席は
以前のフロントの向かいの
テーブルで、左がドルフィで
真ん中が私、そして私の右が
ポエムのネームプレートが
置いてあった。
大会議室には以前の
顔ぶれの神々が既に腰かけて
いた。
エミリウス様はまだ
来られていない、
おそらく椅子車での参加と
なると思うが。
会議室で既に席についてる
神々は7人の元素の神々
そのうちの何人かは
衣服がボロボロに焼けている
ようだ。
そうだ、ミルキースターの
バリアゾーンにマジカルゲート
の取り付けの時に
エミリウス様のダーク、
アルマトル、フィクススターと
ドルフィのドルインフェルノ
そしてエーデル号の
エーデル砲の次元を超えた
超エネルギーで
バリアゾーン中心部に
穴が開いた瞬間にゲートを
取り付けようとして
炎の球体に体を
焼かれたのだと思う。
マジカルゲートの取り付けが
成功したかどうかはこの会議室
と彼らの様子を見れば
私には分かった。私はドルフィに
言った。
ティナ「・・ねえ ドルフィ・・
どう思う?」
ドルフィ「・・えっ何が?」
ティナ「・・例のマジカルゲートの
設置のことよ、7人の
元素の神のかたは」
ドルフィ「・・ダメだったと思う。」
ティナ「・・私も・・」
ポエム「・・その通りですよ。
あの神々の方は
大会議室に入室
する際に愚痴を言ってました
から。」
ポエムは会議が始まる1時間
前には、同僚のテシウスと一緒に
ドアの前に立っていたから
ティナ「・・あの方たちは
どんな愚痴を言ってたの?」
ポエム「・・んん、そうですね
確か、エミリウス様の
おかげで、大切な
マジカルゲートが
パーになったとか。」
ティナ「・・あっそう・・」
ドルフィ「・・だからみんな何も
喋らないで、不機嫌そうに
してるのだね。」
ティナ「・・ああ、これで私は
最後の希望になって
しまいそうだよ・・
はああ。」
ドルフィ「・・ああ、僕も成功して
欲しかったなあ。」
現在、大会議室で席に
ついてるのはまず フロントの
北側には最高神ドルシア様、司会席の
ミルフィーヌ様、
そしてスクエアーの東側に聖霊の
女神、アドレイド様、妖精の
女神、アンジュレッド様、
その隣に、朝の会議では
獣神レオムルク様と
破壊神エミリウス様。
しかしこのお二方は
まだ来ておられない
そして西側の7人の元素の
神々は一部、衣服がボロボロに
なり、仮面が割れかけて
いる神もいながら
光、闇、炎、水、風、土、
心の7人が全員そろって
腰かけていた。不機嫌そうに
そして獣神レオムルク様が
瞬間移動して西側の席に着いた。
元素の神々から彼に対して
文句らしきことが聞こえてきた
闇の神「・・ふん、来たか 何も
せぬ猫ちゃんが・・」
炎の神「・・全くだ、その気になれば
ドルシア様と対等の力を
持っていながら」
土の神「・・あのアホは獣の知能
しか持っていないからな」
心の神「・・・・・・・・・」
なんか、あの元素の神々と
獣神レオムルク様は仲が
悪いのかな?いい人なのに
レオ様は。私は彼のことは
好きだった。
レオ様は身長が230㎝もある
エミリウス様よりも体が
大きな男の人だ。
服装はドルフィやエミリウス様の
ように上半身は何も着ていない。
首輪だけだ。彼は不変の17歳の
少年だ。大きな体とは裏腹に
顔は幼さが残っていた
彼は首から上は、色白の顔の
少年で、耳と鼻はライオンの
ようで、猫のような可愛らしい
ひげが生えていた。
そして顔は人間の細面な少年の
顔つきで、髪の毛はライオンのような
赤色だ、長さはおへそくらいまで
伸ばしていた。
首から下は胸とおなかは
筋肉に覆われて、おへその下まで
スベスベの美肌だが、
背中にはライオンの
ような毛が生えていた
そして、赤い翼も生えていた
彼もドルシア様と同様
聖天使なのかもしれない。
赤い髪の毛以外は、白い
アルビノライオンのようだ。
足は軍服のようなズボンと
ライオンの顔が付いたベルトを
閉めていた。
彼はとても細面な美男子だった。
少し怖いかんじではあるが。
彼の首輪には7つの勲章と
そして数字は、よく見ると
首輪の前側の数字が書いてある
場所にガムテープを張って
数字を隠してるようだった。
私は素敵なレオムルク様に
少し興味を持って、つい
席を立ち彼の空いてる左側
の椅子に腰かけた。
ドルフィ「・・ああ、ティナ・・」
ドルフィサイド、
ティナはおそらくレオムルク
様にも興味を持ったのだ
エミリウス様のように・・
僕は嫉妬心は全然なく
そんなティナのあどけない
少女のような恋心が微笑ましく
思えた。
ポエムがティナの席に
腰かけて話しかけた。
ポエム「・・クリスティーナ様は
レオムルク様に興味を
持ったようですね・・」
ドルフィ「・・あ、ああ、いつもの
ことだと思うよ・・」
ポエム「・・ウフフ、私があなたを
好きになったようにですか?」
そういってポエムは僕に
もたれかかった。そして
顔を胸に埋める。」
僕は慌てって彼女に言った
ドルフィ「・・ああ、そうだよね。
あのさあ、ドルシア様も見てるし
君が主張してたそのお。」
ポエム「・・純潔の法ですか?
それだったら
緩和されたって最高神様が
言われたし、大丈夫ですよ
ドルフィ―ノ様・・」
ポエムは僕にギュッと
抱き着いた
ドルフィ「・・ポエムちゃん・・」
ティナサイド
私は胸に腕を組んで
じっと目を閉じていた
獣神レオムルク様の隣に
腰かけて彼の左うでを
ちょんちょんとつついた
レオ様が目を開けた。
レオ「・・おお、お前か、
クリスティーナ」
ティナ「・・今日は・・
レオムルク様」
レオ「・・・・・・・」
ティナ「・・エミリウス様は
夜の会議には
参加できないのでしょうかね?
大怪我されたし。」
レオ「・・んん、私はドルシア総合
病院に出向いて彼のお見舞いに
行ったが会議は遅れるかも
知れないが車いすで
途中参加するとのことだ」
ティナ「・・そ そうなの・・」
レオ「・・フッフッフ、未来の
秘書として、あいつのことが
心配なのか?」
ティナ「・・うん、ちょっと」
レオ「・・心配はいらない、
あいつの強さは聖なるオーラと
闇のオーラの二つの力が
使えることだ、だから、
無敵の強さと回復力を
持ってるからな。死ぬことはない」
ティナ「・・そう・・良かった・・」
私は気になってることを
彼に聞いてみた
ティナ「・・失礼ですが、レオ様と
あの元素の神々の方は
仲が悪いのですか?」
レオ「・・なぜ、そう思うのだ?」
ティナ「・・だって、あなたが会議室に
現れた時に、何人かの元素の
方々が、なにかあなたに対する
文句らしきことや悪口らしきことを
言ってるのが聞こえてきましたから」
レオ「・・フッフッフ、そうだな
確かに、俺は、彼らとは
犬猿の仲よ。」
ティナ「・・あなたは、細面な
ライオンですけどね。」
レオ「・・そうだな・・」
私は彼の首輪の本来なら数字が
書かれている場所になぜガムテープ
が貼られてるのか尋ねた
ティナ「・・レオムルク様の首輪には
なぜ、ガムテープを貼って
首輪の数字を隠してるの
ですか?」
レオ「・・それは,だな・・・俺はただ
数字の多さを自慢したくない
ただ、それだけだ。」
ティナ「・・ふうううん・・」
私はレオムルク様の背中や
腕の後ろ側のモフモフな毛皮と
つるつるの胸やおなかの筋肉
をジイと見て、興味を持った。
ティナ「・・レオ様ってとても
たくましい体ですね。」
レオ「・・いや、俺はでかいだけだ
お前の友達のドルフィーノ
の方が、いい体つきだと
思うがな・・」
ティナ「・・でも、私はあなたの
背中の白くてモフモフな
毛並みも素敵だと思いますよ。」
レオ「・・フッフッフ、変わってるな
お前は 」
ティナ「・・あのお、少し触っても
いいですか?」
レオ「・・ああ、いいがドルシア様が
見てるから、純潔の法が
あるから、でもまあ大丈夫か」
ティナ「・・フッフッフ、じゃあ
ちょっと失礼します。」
私は彼の背中のモフモフした
背中と赤い翼を触れた。
レオ「・・ああ、お前のような
可愛らしい天使の娘に撫でられる
のって、なんかいいな。」
ティナ「・・でしょ?・・モフモフしてて
レオ様の背中ってぬいぐるみ
みたいね。アハハ、温かい」
私は次に彼の分厚い胸板
に触れた、
ティナ「・・レオ様の胸とおなかは
たくましい少年のお肌
ですね、とても筋肉がバッキバキ
で固くてスベスベですね。」
レオ「・・あ、ああ 俺も一応
筋トレやってるからな。」
私は最後に彼のおなかの
辺りを探った。おへそ以外は
筋肉でとてもおなかとは
思えない程、固かった。
ティナ「・・レオ様のおなかって
とても鍛えてるのですね
とても固いです。」
レオ「・・あ ああ、腹だけは
ちゃんと鍛えておかないとな、
骨がない所だが、これだったら
鋼鉄の剣でも突き抜けることは
出来ないだろうからな。」
私は彼の大きなおへそに
手で触れてグリグリしたり
押さえたりした。
ここだけは柔らかい。鋼鉄の
ように固いおなかだったがここ
を狙われたら、レオ様でも内蔵に
深傷を負わされそうだ。
彼のおへそは
大きくて柔らかくて私の拳くらい
あった。真ん中が少し
でべそっぽくなってた
ティナ「・・でもこの大きなおへそだけは
柔らかいですね。ここは
レオ様の弱点ですね。」
彼はくすぐったそうに笑いながら
言った。
レオ「・・あ ああ、へそだけは
筋肉で鍛えることが
できないからな
以前の魔王軍との戦いでは
ここを狙われて剣を刺されて内臓に
重傷を負ったこともあったな。」
ティナ「・・フッフッフ、気をつけて下さいね。
ここを刺されないように、レオ様って
見た目と違って優しくて
猫ちゃんみたいに可愛いですね。」
レオ「・・俺が可愛いか、そのように
言われたのは初めてだな・・」
私は、立ち上がり腰かけてる
レオの背後に立った。それでも
立ってる私よりもレオの方が
大きかった。
赤くて美しい大きな翼がかっこ
よかった
私は彼のモフモフの背中に
くっつき、ギュッと抱き締めた。
ティナ「・・レオ様の背中、やっぱり
モフモフしてて暖かいですね。」
レオ 「・・クリスティーナ・・」
レオは嬉しそうに、微笑んで
いた、モフモフのレオさまの
背中に抱き付いてると、気持ちいい
し、癒されるなあ、それに
ラベンダーのようないい匂いがする。
主語天使の娘に、洗って貰ったか
香水を振りかけてるようだ。
ティナ「・・レオ様って、赤い翼が生えて
ますが、あなたは聖天使なのですか?」
レオ「・・俺は獣人だが、ずっと昔は
天使だったから、元聖天使だ」
ティナ「・・元、ですか。今も聖天使で
いいと思いますが、」
レオは少し寂しそうな表情
を浮かべた
レオ「・・今の俺には、完璧な神の象徴
でもある聖天使を名乗る
資格はないのだよ。だから
元聖天使でいいのだ。あの
エミリウスのようにな。」
ティナ「・・そうですか、でも私は
あなたのこと、好きですよ。」
レオ「・・はっはっは、やはり優しい
娘だな、君は。」
私とレオ様がじゃれ合ってる
時に私の背後に誰かが来た
気配を感じた。
私は慌てて後ろを
振り返った。
その人は女性の声で
私に言った
リボン「・・私はリボン、そこは私の
席だよ、可愛い天使さん。」
ティナ「・・えっ キャアアア
ごめんなさい。」
レオ「・・はっはっは、心配いらない
こいつは、死神のリボンだ」
私はその死神と呼ばれた
女神を見た。
彼女は黒いフード付きのコートを
来ていてフードを被っていた
身長は女性なのに185㎝は
ありそうだ、ドルシア様よりも
少し高い、不変の16歳だ
髪の毛は黒髪で後ろ髪は
どのくらいまで伸ばしてるのかは
フードに隠れてるから分からない
前髪は全て降ろしていた。
真ん中で少し別れている
顔は可愛らしい少女だが
彼女の手は、骸骨の指と手だった。
足はブーツを履いてるが
おそらく足もそうだろう。
首から下は骨になっていた。
首から上は少女の肉体で
後は骨だろう。
彼女の背中には骨組みの翼が
生えてた。首から下は、骨組みだけの
ゾンビの娘のようだ。
彼女は両手で大きな
赤い釜を握っていた。
私は勝手に彼女の
席に着いたことを謝罪した
ティナ「・・ああ、この度は勝手に
あなたの席に座って
すみませんでした。」
リボン「・・いえ、いいのよ、私は
気にしないから・・」
ティナ「・・では、私は 失礼します。」
私はまた自分の南側の
席に戻って行った。
ミルフィーヌは腕時計を見ると
立ち上がった。
時刻は午後7時ちょうどだ。
ミルフィ「・・では、まだ、会場に来て
いない神の方がたもおられますが
時間が参りましたので
これより、夜の大会議を始めさせて
頂きます。」
こうして夜の大会議は
始まった。




