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聖天使クリスティーナ  作者: ジェノヴァnovel


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16/16

第16話 ミルキースター雲星への旅立ち

ティナサイド



   私とドルフィはドルシアパレスの

  中心部のドルシア城の屋上で

  大空に浮かぶ、広大な雲星

  ミルキースターを眺めてた。



ティナ「・・あの、雲星はいつも見てるけど

    本当に、綺麗ね・・・」


ドルフィ「・・うん・・ついにあそこに

     降りることが、できる・・

     いや、できればいいけどね・・」


ティナ「・・じゃあ、ドラゴンに変身してよ 

    ドルフィ・・」


ドルフィ「・・ああ 分かった・・」



    ドルフィは、いつものように

   白い巨大なドラゴンに変身した。


    私は羽ばたいて、彼の背中に乗り

   腰かけて、彼の背びれに捕まった・・



ドルフィ「・・準備はいいかい?」


ティナ「・・うん、いつでもいいよ・・」


ドルフィ「・・じゃあ・・ギャオオオオ・・」



    ドルフィは、たかだだかと吠えて

   華麗に飛び立った、ドルシアパレスは

   みるみると小さく、遠くなった・・


    ドラゴンのドルフィと私は

   ただ、ミルキースターを目指した。


    私たちは、地球の大気圏を超えた

   そして青空の星雲の中をひたすら

   飛び続けた・・


    そしてミルキースターの上空に達した。

   小さな雲の隙間から眼下に雲星

   の景色が伺えた、地球の大自然と

   全然変わらない・・


    ミルキースターには海もある・・

   空には雲もある、空も青い

   地球と殆ど同じだった。


    私とドルフィは、普段だったら

   この辺りで引き返すのだが、

   今日は、中心部まで行かないと

   いけないのだ、


    中心部までは、ドルフィのドラゴン

   形態でもなかなか到着できない、

   私は腕時計を見た。



ティナ「・・ねえ ドルフィ・・後20分で

    正午になるよ・・合流空域まで

    後、どれくらいかかりそう?」


ドルフィ「・・さ さあ・・・行ったこと

     ない場所だから・・でも

     ドラゴンフライだったら、

     マッハ3は超えられるから、

     多分大丈夫だよ」


ティナ「・・そう・・でも、もっと

    早く飛んでよ・・アハハハ

    楽しい・・・」


ドルフィ「・・じゃあ、全速力行くから

     よく捕まってってよ・・」


ティナ「・・うん・・」


ドルフィ「・・ギャオオオオ・・・」



    ドルフィは全速力で飛びただ

   ミルキースターの中心部を目指した

   私とドルフィは眼下に広がる巨大な

   カルデラの上空まで来た。


    おそらく過去に巨大なカルデラ破局噴火

   が起きたのだろう、そして巨大な

   カルデラができたのだ、


    カルデラの淵は輪のような山脈で

   囲まれてた、その高さは、5000m

くらいで、高い所だと8000mはありそうだ


    カルデラ内は最後のカルデラ噴火から

   かなり年月が経ってるらしく、

   草原や湖や川が流れてた、


    しかし、鳥や動物たちはいないようだ。

   植物だけの世界だ、


    そしてカルデラの中心部にはもう一つの

   内側のカルデラがあった、その円の

   高さは10000mを超えてた、


    その内側のカルデラの山脈を超えると

   下は。巨大な河口のように、なってた。

   中心部に行けば行くほど、

   深くなっていく。


    そして河口の下り道は、そうとう深くて

   空からは暗くて深くて見えないくらい

   になった。まさに、大穴だった。


    その大穴の中心部には、7色に光る

   光の柱が見えた。そしてその光の柱

   は高い空で、8方に広がり大空を

   覆う巨大な光の幕となっていた


    おそらくそれがバリアゾーンだろう

   大穴から、離れた場所ではバリアは

   透明度が増して、下の景色が見えるのだが

   そのバリアに触れると、辺りが7色に

   光が、波を打って バリバリと

   はじき返されるのだ


    それがミルキースター雲星の

   バリアゾーンと呼ばれる現象だ。


    その大穴から噴き出してる光の柱が

   ミルキースターの中心部のようだ。


    光の柱の上では、ドルシア様の

   移動式の雲島と城があり、その

   屋上に、ドルシア様が王座に

   腰かけていた。


    7人の元素の神々はすでに到着

   していた。彼らは例のマジカルゲートの

   組み立て作業を忙しそうにしていた。

   獣神、レオムルク様も

   数匹の獣人の部下と共にいた。


    妖精の神と聖霊も屋上の椅子に

   腰かけて待機していた


    ミルフィーヌ様と数人の守護天使は

   ドルシア様の周りに待機していた

   おそらく、ドルシア様の警護だろう。


    ドルフィは城の屋上の少し離れた

   所に降りて、天使に戻った。


    私とドルフィはドルシア様に

   平伏して到着を報告した。

   時刻は、午前11時58分だった。

   集合時間の正午にはギリギリの

   到着だった。



ドルフィ「・・ドルシア様、ドルフィ―ノ

     とクリスティーナ、参りました。」


ティナ「・・・・・・・・・」 


ドルシア「・・無事に到着して何より

     です。二人ともお立ちなさい」


ドルフィ「・・はい・・」


ティナ「・・はい・・」


   

    ドルフィは私の手を握ると

   ゆっくり立ち上がった。そして、私の

   背中を持って優しく立たせてくれた 



ドルシア「・・今回のバリア除去の

     当人でもあるエミリウスは、

     バリア除去の準備に今しばらく

     かかるとのこと、だから

     あなたたちもゆっくりと

     待ってっていいですよ。」


ドルフィ「・・は はい・・」


ティナ「・・・・・・」



   ドルフィと私はドルシア様に

  頭を下げると、王座から

  少し離れた場所から空を眺めた



ティナ「・・エミリウス様はどうやって

    バリアに穴をあけるのかな?」


ドルフィ「・・さ さあ・・」



   その質問には獣神、レオムルク様が

  答えてくれた



レオ「・・あそこを見てみるがいい、

   クリスティーナ」


ティナ「・・えっ?・・あっ!・・」 


ドルフィ「・・・・・・」



    なんと、レオが指さす先に

   大きな飛行船が浮かんでた。その

   飛行船は1500mくらいの巨大な白い帆船

   のような姿をしていて、数本のプロペラ

   と、翼が両弦に装着していた。

   ボディは鋼鉄と青くて硬そうな

   強化クリスタルで装甲されてて

   かなり頑丈そうな飛行船だ。


   そのエミリウスが座乗している旗艦

   らしい飛行戦艦の回りには、

   約200mくらいの、中型の

   護衛艦らしい帆船の船が8隻

   回りに飛んでた。

   


    旗艦の動力は、

   船尾のプロペラと風で動く  

   ようだ、そして浮力は船体全体についてる

   プロペラと両弦の大きな翼のようだ。


    船体中心部にはブリッジがあり、

   船首には、舵を握って操縦している

   守護天使がいるようだ。


    エミリウス様は船首辺りで、部下の

   守護天使たちに指示を出して忙しそうに

   していた。


    両弦には大砲が装備されていた。


 

ドルフィ「・・エミリウス様はあの巨大な

     戦艦を使ってバリアゾーンを

     破壊しようとしてるのですか?」


ティナ「・・・・・・・」



    獣神、レオムルク様は答えて

   くれた。



レオ「・・ああ そうだ、わが友、エミリは

   あの飛行戦艦と艦隊の火力と自身の勲章の

   力を合わせて、バリアゾーンに穴を

   開けるつもりだ、」


ドルフィ「・・しかし、失礼ながら、あんな

     大砲で、本当に穴を開けられるの

     でしょうか?」


ティナ「・・私も、なんだか・・不安に

    なりました。」



   確かにあの飛行戦艦は大きくて

  火力がありそうだけど、あんな

  旧式大砲なんか、あんなのでバリアが

  破れるとは思えなかった。


   女の子の私でも、そのように思える

  戦艦のこととかよく知らないけど。

  そんな不安そうに船を見つめてた私に

  レオムルク様は笑いながら言った。



レオ「・・ははは、二人ともそんなに

   不安なら、あの飛行船に乗せて貰えば

   いいだろう・・」


ドルフィ「・・で でも、僕達のような一般

     天使が、勝手に乗り込んでもいいの

     ですか?」


レオ「・・ああ、かまわんさ・・実は

   エミリから頼まれていてな、

   お前たちがここに到着すれば

   飛行戦艦に来るように言えと

   あいつに、言われてたんだ。」


ティナ「・・ええ? エミリウス様が?」


レオ 「・・そうだ・・エミリは未来の秘書の

    お前に、自身がバリアを見事に

    打ち破る所を近くで見せて

    やりたいそうだ

    だから、二人で、行ってこい・・さあ」


ティナ「・・そうですか、分かりました・・

    じゃあ 行くよ、ドルフィ」


ドルフィ「・・うん・・」

  


    私は親切に言づけてくれた

   レオムルク様に深々と頭を下げた



ティナ「・・ありがとうございました、

    レオムルク様、では失礼します。」


ドルフィ「・・では・・・」


レオ「・・はっはっは・・怪我しないように

   するんだぞ・・・」



   私とドルフィは、船長のエミリウスが

  座上している飛行戦艦に向かって

  ゆっくりと飛び立った。


   飛行戦艦の船首付近にエミリウスが

  いたので、私とドルフィは船首付近の

  デッキに降りた。エミリウスは両手を

  組んで眼下に広がるミルキースターの

  バリアゾーンの中心部を眺めてた。


   私はエミリに声をかけた。



ティナ「・・エミリ様・・」


ドルフィ「・・・・・・・・」



   エミリウスはバリアを眺めながら

  答えた。



エミリ「・・フフフ、来たか、

    クリスティーナ、

    そしてドルフィーノ君・・」


ティナ「・・は、はい、レオムルク様から

    あなたの船に乗ってもいいと

    言われたので・・」


ドルフィ「・・・・・・」


エミリ「・・ああ、君たちには間近で

    この船の火力で、バリアゾーンに

    みごと穴を開ける場面をみて

    貰いたくてね。」


ドルフィ「・・この飛行船艦、

     かっこいいですね。」


ティナ「・・・・・・・・・・・」


   

   エミリは満足そうに答えた



エミリ「・・はっはっは、ドルフィ―ノ君は

    やはりそう思うか・・君も

    男だな・・この船のかっこよさが

    分かるからな・・」


ドルフィ「・・ええ、まあ、それでこの

     飛行船艦の名前はなんですか?」


エミリ「・・んん、この旗艦名は、

    エーデル号だ」


ドルフィ「・・エーデル号・・いい名前

     ですね・・」


ティナ「・・エーデル・・あっ!?」



     エーデルって、どこかで聞いたことが

    ある名前だ、そうだ、ドルシア様から

    特別に教えて貰ったんだった。


     私が人間だった時に、持ってた

    フルネイムの内の一つ、


     私の名前は、クリスティーナ・

    エーデル・ヘルゼン


     エミリ様は、私のこと本当に

    大切な人と思ってくれてるから、

   

     私のミドルネームを使ってくれたの

    かな?・・だったら嬉しい エミリ様は

    私の心をもてあそんでたわけじゃ

    ないのだ・・・


     私は頬を赤くした。

    ドルフィが不思議そうに尋ねた。



ドルフィ「・・どうしたの?ティナ?」


ティナ「・・い いや、なんでもないの?」


エミリ「・・・フッ、クリスティーナもこの

    船が気に入ってくれたようだね・・」

   


ティナ「・・は、はい、エーデルってなんか

    女の子の名前のようで、

    可愛らしいですし

    でもですね、エミリ様・・」


エミリ「・・んん?・・・」


ティナ「・・本当にこんな大砲で、

    あのバリアに 

    穴を開けられるの

    でしょうか?」


ドルフ「・・ああ、コラ、ティナ。そんな

    こと言ったら失礼だよ・・」


   

   私が、率直な意見を述べると

  ドルフィが、慌てて私の肩を持つ

  しかし、私とエミリ様は気軽に

  そのようなことを言い合える仲

  なのだ、エミリも笑いながら答える



エミリ「・・はっはっは、かまわんさ・・

    私もこの船の装備だけで

    あのバリアを破ろうとも破れるとも

    思ってはいないさ。」


ティナ「・・では、エミリ様が今回用意した

    計画には、この船以外にも

    あるということですね」


エミリ「・・もちろんそうさ・・愛する君を

    人間界になんて行かせたくは

    ないからね。」



    エミリウスは嬉しそうに

    私の肩を抱いた

    私は頬を赤くした



ティナ「・・エミリ様・・」


エミリ「・・ではせっかくこの船にお越し

    いただいたのだからこの

    旗艦のブリッジを見せて

    あげよう、二人とも私について

    来なさい・・」


ティナ「・・は はい・・」



    エミリはこの飛行船艦の艦橋、ブリッジに

   向かって歩き出した。私とドルフィは

   彼について歩き出す。そしてブリッジ内に入り

   エレベーターの乗り、最上階の

   ブリッジ内に入った。



    

 


  



  

   

    


      

  


      

         


     

    

    


     

 



 

   





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