第14話 ミルフィーヌからの贈り物
ティナサイド
私とドルフィはまた同じ会議室の
席に着いた。会議室にはまだ誰も
いないようだ。もうすぐ後半が
始まるというのに。
ティナ「・・どうしたのだろうね、神々の
方々、どなたもいない。」
ドルフィ「・・んん、まだ5分前だし定刻の
10時には始まるのじゃないの?」
ティナ「・・またモニターのリモコンが
なくなった
とかじゃなければいいのだけどね」
ドルフィ「・・・・・・」
私たちは会議が始まるのをじっと
待っていた。するとミルクの女神の
ミルフィーヌ様が慌てて会議室の
ドアを開いて入室した。
ミルフィ「・・ああ 良かった。まだ元老の
方々はどなたも来ておられない、
後半の準備準備と。」
ミルフィーヌは私達がぽつんと座ってる
のに気づく、そしてこちらに歩いて来た。
ミルフィ「・・あら、あなたたち、
いたのね。」
ティナ「・・はい、まだどなたも
いませんね。」
ドルフィ「・・あのお、モニターの
リモコンは今度は大丈夫
ですか?」
ミルフィ「・・ええ、今度はちゃんと
あるよ、全く、ドルシア様の
意地悪にはうんざりしてるから。」
ティナ「・・そのようなこと言っても
いいのですか?」
ドルフィ「・・多分聞こえてますよ、
ドルシア様には。」
ミルフィ「・・・・・・・・」
ミルフィは慌てて周りを見渡して
神々がいないことを確認した後
私たちの耳元でヒソヒソと呟いた。
ミルフィ「・・聞こえても、いいのよ。
見たでしょ、前半でのドルシア様の
意地悪、ドレスのポケットにリモコン
を隠しておいて、知らないお顔を
するのだから・・あの時は私が
どれだけ、辛い思いをしながら
リモコンを探したのか、
もう最高神様の
秘書を務めるのが嫌になったわよ。」
確かに、ドルシア様は少し意地悪かも
知れないけど、ミルフィーヌ様も
守護天使の子達に鞭を打って探させた
というよりも、当たってたことを
私は思い出した。
ティナ「・・ミルフィーヌ様も大変でしたが
鞭で打たれながら、探させられてた
守護天使の子達も、大変だったと
思いますよ。女の子の天使ちゃん
泣いてたし・・」
ミルフィは私を睨んで言った
ミルフィ「・・うっさいわね、私だって
好きで、あの子たちを叩いてた
わけじゃないのよ。全部ドルシア様が
悪いのよ。」
ティナ「・・んん!!・・」
私は少し怒り顔でミルフィを
睨んだ。
ミルフィ「・・何よ・その目は・・あんたも
鞭が欲しいの? 鞭の味を
教えてあげましょうか?」
ティナ「・・じゃあ ちょうだい?」
ミルフィ「・・あなた、導きの天使のくせに
生意気ね。じゃあ 一回だけ
あげるわよ。クリスティーナ
お立ちなさい・・」
ミルフィーヌ様は右手を上げると
バチバチと金色に光る鞭が
空中に現れて右手で鞭の束を握った。
ドルフィが慌てていさめようとした。
私は、あの鞭で打たれてた守護天使
達の気持ちが知りたくてあえて
鞭を貰おうとした。
わたしは立ち上がった
ドルフィ「・・ああ、ミルフィーヌ様・・
無礼なことを言ったこの
クリスティーナを
どうかお許しください・・」
ドルフィは慌ててミルフィを
いさめようとしたが、私が
ドルフィを手で制した。
ティナ「・・いいの、ドルフィ・・あの
可哀そうな守護天使たちの気持ちを
知りたいから、私、鞭貰うわ。」
ドルフィ「・・で でも・・」
ミルフィはドルフィに言った。
ミルフィ「・・ドルフィーノ!!!!・・」
ドルフィ「・・は、はい、何でしょうか?」
ミルフィ「・・あなたもあなたよ!!・・他の
会議室に置いてある
別のリモコンが使える
こと知ってたのなら、なぜ私に
先に教えてくれなかったのよ。」
ドルフィ「・・そ それは・・気が付きません
でした、申し訳ありません
でした。」
ミルフィ「・・・申し訳ありませんでした
じゃないわよ!!おかげで私は、
会場の皆様の前で飛んでもない
大恥をかいたのよ・・あなたの
責で!!どうしてくれるのよ?」
ドルフィ「・・は はあ・・」
ミルフィ「・・はあじゃないわよ・・
じゃあ、次の週末に私と
デートして傷ついた私の心を
癒してよ。・・」
ドルフィ「・・ええええ?そ それは」
ミルフィ「・・嫌なの?あ そう・・」
ドルフィは慌てて手の平を振り
承諾する。
ドルフィ「・・わ、分かりました・・では
今週の終末、開けておきます。
その代わり、ご無礼を言ったこの
クリスティーナを許してあげて
下さい。」
ミルフィは細目で私を見て言った
ミルフィ「・・ふううん、じゃ、許して
あげるわ、クリスティーナ
そういうことだからね。」
私は、ミルフィーヌ様の自分勝手
な振る舞いにちょっとカチンときた。
ティナ「・・どうしたのですか?
早く鞭下さい・・」
ドルフィ「・・おい、ティナ・・もういいから
席につけって・・」
ミルフィがドルフィの肩を押しのけて
私に言った。
ミルフィ「・・いいわ、じゃあ、背中には大きな
翼があるから、怪我したら
いけないから
おなかを打ってあげるわ。軽くね。」
ティナ「・・ありがとうございます。」
ドルフィ「・・ティナ・・」
ティナ「・・大丈夫・・」
ミルフィは改まったように私に言った。
ミルフィ「・・導きの天使、
クリスティーナ!!」
ティナ「・・はい・・」
ミルフィ「・・おへそをこっちに向けなさい。
そして、おなかに力を入れて
両手をあげて、
歯を食いしばりなさい。」
ティナ「・・・・・・・・・・・」
私は言う通りにした。
ミルフィ「・・これが鞭の味よ・・
さあ行くわ!!・・」
ドルフィ「・・ああああ・・」
ミルフィは右手で、軽くだが鞭を
振り回して私のおなかを軽く鞭で
叩いた。
【バチイイイン・・バリバリバリ・・
ドオオン!!!!・・】
金色の稲妻のように光る鞭は
私の、みぞおちとおへその
間くらいにバチインと当たって
巻きついた。体中に電流が走ったような
感覚になった。私は後ろに飛ばされて
床に転がった。
ティナ「・・あああん・・痛い・・グスン
痛いよ・・ドルフィ!・・」
ドルフィ「・・ティ、ティナ?!・・」
ミルフィ「・・これが 鞭の味よ・・神の私に
逆らったあなたが悪いのだからね。」
ドルフィは私をお姫様抱っこ
して椅子に座らせた。私のおなかには
赤い帯のような、鞭の跡がついてた。
ドルフィはこれを見て、私のお腹の
傷跡に手をあてて、ミルフィを
睨んだ。
ミルフィ「・・ド、ドルフィーノ・・」
ドルフィ「・・酷いじゃないですか?」
ミルフィ「・・酷いも何も、この娘が鞭を
欲しいって言うからあげたまでよ。」
ドルフィ「・・じゃあもっと手加減して
あげてもいいのに・・僕は
今回のことは忘れませんから・・」
ミルフィ「・・ド、ドルフィーノ!?」
私は怒りをあらわにしている
ドルフィの
右手を掴んで言った。
ティナ「・・もういいのよ、ミルフィーヌ様を
許してあげて、ドルフィ・・」
ドルフィ「・・ティナ・・・」
ミルフィ「・・・クリスティーナ、
あなたって娘は・・・」
ミルフィは後悔したような表情で
私に駆け寄った。
ミルフィ「・・酷いことして、ごめんなさい
クリスティーナ・・グスン、私ったら
つい、カアッとなって・・
こんなことするつもりは
なかったのよ・・さあ、
お腹の傷後を見せなさい」
私はミルフィーヌ様の私をいたわる
気持ちが嬉しかった。私は打たれたおなか
を彼女に見せた。ミルフィは私のおなかの
傷跡に右手を触れた・・
そして天力を使い、温かい光で
私の傷口を癒してくれた。
私のおなかの傷は
治っていった。触れられたドルシア様の
手から、彼女の想いが私に流れ込んだ。
ミルフィーヌ様はドルシア様の秘書を
務めることに、そうとう
疲れてるようだ・・
ドルシア様は決して意地悪な
方ではなくて
お優しい方だということは知ってるが、
最高神としての厳しさも
もちろん持っていた。
ミルフィーヌ様は天上界では上位の
女神だが、少しおっちょこちょいで
気が短いところもあるようだ。
でも、ミルフィも本当は慈しみ深くて
優しいミルクの女神だ、
だからドルシア様の
秘書にも選ばれたのだろう・・
ティナ「・・ああ、温かい・・気持ち
いい・・」
ミルフィ「・・どう、まだ痛む?」
ティナ「・・いいえ、もう大丈夫です・・」
ミルフィ「・・ごめんなさいクリスティーナ、
私も、意地悪なドルシア様の
秘書を務めるのに、相当疲れてた
ようね・・それで・・グスン・・
もう守護天使の子達も鞭で
叩かないわ・・約束します
それが、あなたが
私から鞭を受けた
望みのようだから・・」
ミルフィーヌは膝をついて椅子に
腰かけてる私を、ぎゅっと抱きしめた。
ティナ「・・私の方こそ、ごめんなさい・・
グスン、女神であるミルフィーヌ様に
対して、生意気、言いましたから・・」
ミルフィ「・・クリスティーナ、あなたは本当に
優しい天使ね・・お詫びに、この
勲章をあなたにあげるわ・・」
ティナ「・・えっ・・?」
ミルフィは首輪のスイッチを押した。
すると 彼女の首輪の29という文字が
消えて28になった。
そして首輪から一つの勲章が落ちて
ミルフィの手の平におちて
その勲章を私の首輪につけてくれた
そしてその勲章が銀色に一瞬輝いた。
ティナ「・・あ あのお・・この勲章は?」
ドルフィ「・・この勲章は、まさか、
ホーリーヒールの勲章ですね」
ティナ「・・ホーリーヒール?・・」
ドルフィ「・・つまり、天力を使い
外傷とかの傷を中心に癒す力・・」
ミルフィ「・・そうよ・・このホーリーヒール
の力は私よりもクリスティーナが
使う方が、人々の為になるはずよ。」
ティナ「・・ありがとうございます、でも
そんな大切な勲章を私なんか
本当に貰ってもいいのですか?」
私は3個目になったホーリーヒールの
勲章を手で触りながら言った。
私は内心嬉しくなった。これでドルフィと
同じ3つ星の天使に昇格したのだ。
ミルフィは私に言った
ミルフィ「・・いいのよ、ホーリーヒールの
勲章だったら私はもっと強力な
のを持ってるから・・」
ティナ「・・そうですか・・」
ミルフィは両手を広げて言った
ミルフィ「・・とにかく今回のことはさあ
ぜーーーんぶ、あの意地悪な
ドルシアが悪いのよ・・」
ティナ「・・えっ!?」
ドルフィが心配そうに言った
ドルフィ「・・ド ドルシア・・って呼び捨ては
まずいですよ・・」
ミルフィ「・・いいのよ、あんな意地悪な・・・
くそ女は・・・はっ!?」
ドルフィ「・・・・・・・・・・」
ティナ「・・えっ・・ああああ」
私の背後に、なんとドルシア様が瞬間
移動して立っていた・・無表情で、
私達3人は互いに指を指し
口をパクパクさせて
何も話せなかった。無声映画のように
ドルシアはミルフィに言った。
ドルシア「・・ミルフィーヌ!!・・」
ミルフィは抱きしめてた私を
放すと慌てて立ち上がった。
ミルフィ「・・は はい、ドルシア様・・」
ドルシア「・・あなたたちは何をやってるの
ですか?・」
ティナ「・・あああ・・」
ミルフィ「・・は はい、実は・・この
クリスティーナが、おなかが
痛いとかいうもので・・
私が、ホーリーヒールをかけて
直してあげてた所でした。」
ドルシアはジイとミルフィを見て
言った。
ドルシア「・・おなかが痛いのだったら
外傷を癒すホーリーヒールでは
効果がないのじゃないのですか?」
ミルフィ「・・い いやあ そ、そのお・・」
ドルシア「・・あなた、まさか この
クリスティーナを鞭で打ったの
ですか?」
ミルフィ「・・うううう・・グスン・・」
ドルシア様はすべてお見通しだろう
最高神のお方なのだから・・
ミルフィは涙をポロポロとこぼし
ながら観念して答えた
ミルフィ「・・は はい、この娘は何も
悪くないのに・・・
申し訳ありませんでした。」
ドルシア様は表情を険しくして
言った。
ドルシア「・・クリスティーナが何も
悪くないのに、なぜあなたは
鞭で打ったのですか?答えなさい
暴力の女神、ミルフィーヌ!!。」
暴力の女神とは、よく言ったもの
だと思った。怯えてたミルフィーヌは
逆に開き直ったように言った。
ミルフィ「・・私は、ドルシア様の秘書を
勤めることに、もう疲れました。
前半の会議でのリモコンの件の
こともございましたし。だいたい
ポケットにリモコンを隠されて、
知らないお顔をされるのはあんまり
じゃないですか‼」
ドルシア「・・だからと言って、守護天使の
子達やこのクリスティーナを鞭で
打って八つ当たりしてもいいって
ことにはなりませんよ。 」
ミルフィ「・・それは分かってます。
もうあなたの秘書を辞めさせて
下さい。もう限界です。」
ティナ「・・ミルフィーヌ様・・」
ドルシアは 冷たい眼でミルフィを
見て言った。
ドルシア「・・いいのですね、分かりました。
では、あなたは、何も罪がない
クリスティーナ
及び、その他の守護天使たちへの
暴行傷害罪、会議中にも関わらず
私の秘書を急に辞めるという
職務怠慢と職務放棄の罪、そして、
最高神である私の意思に背いた
反逆罪として、神の勲章を
はじめとしたあなたが所有している
全ての勲章と、城などの全ての私財
没収のうえ魔界の大魔王様に
あなたを引き渡します。神ではなく
魔神としてね、よろしい
ですね。」
ドルシア様は、恐ろしい人だ。
本気ではないと思うけど、
ミルフィーヌ様は涙を流しながら
ドルシアに背を向けて言った。
ミルフィ「・・分かりました、例え魔神と
なって大魔王様に使えることに
なってもドルシア様のような
酷い方に使えるよりもずっと
しあわせですから、では、
失礼します。
うぇええええん!!」
ミルフィーヌ様は泣きながら大会議室
を飛び出した。
ティナ「・・ああ、ミルフィーヌ様・・」
私はミルフィが心配になり彼女
を追った。ドルシアが私の腕を
掴み、追うのを止めさせた
ドルシア「・・追ってはなりません。ほおって
おきなさい。外で少し頭を冷やせば
いいでしょう。」
ティナ「・・ミルフィーヌ様が鞭で私を
打ったのは、私が頼んだからです。
彼女をどうかお許しください。」
私はそう言って、大会議室を出て
ミルフィーヌ様を探した。ミルフィは
テラスの椅子に腰かけて泣いていた。
ミルフィ「・・ウエエエ、私ったらなんて
ことを・・グスン」
ティナ「・・ミルフィーヌ様・・」
私は彼女の肩に手を置いた。ミルフィ
は私に答えた。
ミルフィ「・・クリスティーナ・・
グスン、私・・魔神に
なんて、なりたくない。」
ティナ「・・だったら、ドルシア様に謝れば
きっとお許し頂けると思うから
大会議室に戻りましょ、ね?
ミルフィーヌ様。」
ミルフィ「・・んん・・」
ドルシアが瞬間移動でカフェテラス
に現れた。
ミルフィ「・・ドルシア様?・・私・・
グスン・・」
ドルシア「・・頭を冷やしましたか?
ミルフィーヌ。」
ミルフィ「・・・・・・」
ミルフィ【やはりお優しいお方だ
ドルシア様は、許して頂けるようだ
ここは素直に謝るべきか、でも
もう、秘書としてお仕えするのは
限界だし、だからと言って魔界に
行って大魔王様に
お使えするのもいやだから】
ミルフィ【・・私は短剣を魔法で
取り出して、お腹を刺して死のうと
した、しかしドルシア様が私の
手を掴み、止めた】
ドルシア「・・・・・・・」
ミルフィサイド
ミルフィ「・・放して下さい、もう
死なせて・・私なんか」
ドルシア様のパワーは凄まじく
掴まれた右手はピクリと動かなかった。
そしてドルシア様は右手で強烈なビンタ
をして、私の左の頬を殴って吹っ飛ばした。
【バチイイイイイン!!】
ミルフィ「・・キャアアアア!!・・」
ぶっ飛ばされた私は、床にゴロゴロ
と転がりテーブルにぶつかって止まった。
ティナサイド
ティナ「・・あわわわ・・」
ドルシア様が、ミルフィ―ヌ様を、
ぶった・・それも凄まじいパワーだ
彼女は181㎝と体格もあるし・・
ドルシアは左の頬を押さえて
泣いてるミルフィに歩み寄り
右腕を掴むと強引に立たせた。
ミルフィ「・・グスン・・ドルシア様・・」
ドルシア「・・この、バカ・・自ら命を
断つという行為がどれ程
罪なのか、あなたもよく
知ってるはず、たかが
リモコンのことくらいで。」
ミルフィ「・・私、もうあなたの秘書を
務めるのは限界です、かと言って
魔界に連行されるのも、嫌ですし
だから、もう死なせてほしい。
グスン、ウエエエ!」
ドルシア「・・あなたは本当にお馬鹿さん
ですね、私が本気であなたを
大魔王様の元に連行すると
思ったのですか?」
ミルフィ「・・ええ?では・・」
ドルシア「・・私が、あなたを秘書に選んだ
のも、これまでに、たちの悪い
意地悪をしたのもすべてあなたに
早く一人前になって欲しかった
からですよ。あなたには
才能があるからです。」
ミルフィ「・・ドルシア様?・・」
ドルシア様はとても優しそうな
目でミルフィを見つめた。
そう、私がドルシア様の部屋に
呼ばれた時のように、そして
ミルフィの赤くはれてる左の
方を触って言った。
ドルシア「・・あなたのこと、殴って、
ごめんなさいね・・
これからも、あなたには秘書と
して厳しくしますが、
今後も私の秘書を務めて
くれますか?」
ミルフィ「・・そ それは・・・グスン・・」
ミルフィは何も言えずに
ただうつむいていた。
ドルシア「・・まあ いいでしょう・・
秘書の件は明日までにどうするのか
あなたが、考えておきなさい。
さあ、後半の会議がもうすぐ
始まりますよ、それだけはきちんと
やり遂げなさい・・あなたなら
できるはずです・・」
ミルフィ「・・は はい・・了解しました。」
ミルフィはドルシアに深々と
頭を下げると会議室に向かった
カフェテラスには私と
ドルシア様だけ残った。
私は怯えた顔でうつむいてた。
ドルシア様が少し怖かった
から
ドルシアは右手で私の右腕を
抱いてくれた、
ドルシア「・・私が、怖いのですか?
クリスティーナ・・」
ティナ「・・は、はい、少し・・」
ドルシア「・・怖がらせてごめんなさいね
私は知っていますよ、あなたが
自分の体をミルフィーヌに
鞭で打たせた訳を・・」
ティナ「・・・・・・・・・」
ドルシア「・・あなたは、ミルフィに
八つ当たりされてる守護天使たち
の身代わりになったのですね。」
ティナ「・・い いや、それは・・」
ドルシア「・・あなたは、本当に優しい
天使ですよ、あの破壊神
エミリウスが、あなたを好きに
なる気持ちも分かります。」
私は素敵なエミリウス様を
思い浮かべて頬を赤くした
ドルシア「・・さあ、あなたも早く大会議室
に戻りなさい。」
ティナ「・・は はい分かりました・・」
ドルシア様はフッとその場から
消えた。おそらく大会議室に
向かわれたのだろう。
そうだ、私も、瞬間移動できる
勲章をもらったけど、まだ
どうやってその魔法を発動するのか
分からなかったから、走って
大会議室に向かった。




