メアの能力
父と母が洞窟を出ていったあと、ソルとメアも揃って洞窟を出た。
「どどどどうなってんだあの部屋!?」
ソルが洞窟を出ると正気に戻った父がソルの両肩を鷲掴みにし揺さぶってくる。
「どうって見たまんまですよ」
ソルは揺さぶられながらも平然と答える。
「まぁまぁもういいじゃない、流石に驚きすぎて疲れたけど…」
揺さぶられるソルを見た母が父を止めに入る。
「だけど…」
父は母と顔を見合わせ何かを悟ったように手を止めた。
「わかった、もう何も詮索はしない、お前が決めた事なら反発しないさ」
父は諦めた様に両手を上げソルに背を向ける。
「それじゃあ私達は先に帰るから、遅くなる前に帰ってくるのよ」
母も別れの挨拶をし父と共に家に帰っていった。
「バレちまったな…」
「私が寝ぼけてたから…」
ソルもメアも俯き残念そうに口にする。
「そうだ俺のステータス見るか?」
「う…うん」
ソルは空気を変えるべく懐からプレートを出し、その提案にメアも快く乗った。
「ソル…やっぱりすごい!」
「そうか?」
ソルのプレートを見たメアは喜びをあらわにしていた。
「なんでお前が嬉しそうなんだよ?」
ソルは半笑いでメアに聞く。
「ソルが嬉しそうだから」
「な…!?」
満遍の笑みのメアを見てソルは胸を高鳴らせた。
「そうだ!メアのプレートも見せてくれないか?」
「うん」
ソルのお願いにメアは再び快く承諾する。
今さらだがソルの提案や意見にメアが反対した事がない様に感じるのは気のせいだろうか?
きっと気のせいだろう、もし仮にそうだとしても俺は何も口出しするつもりは無い。
メアが本音を言ってくれるまで待つだけだ。
「これ」
メアはスカートを若干めくり、太ももに付いているポーチからプレートを取り出した。
最近一々メアの言動にドキドキしてしまう自分がいる。
ソルはメアの出したプレートを覗き込む。
そこには5歳児とは思えない異常なステータスが記されていた。
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名前:メア=オスクリテ
性別:女
年齢:5
ステータス値
力 :5
敏捷:30
体力:20
魔力:350
魔法適正
攻撃魔法:絶級
付与魔法:中級
属性適正
火、水、雷、風、土、光
技能
無詠唱
固有技能
エレメントテイム
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「……」
「どうしたの?」
メアのプレートを見たソルは驚きのあまり黙り込んでしまっていた。
投稿が大分遅れてしまって申し訳ないです。
またやる事が多く、手の付けられない状態になってしまいました。




