カイ、旗を掲げて全国行脚!連邦大改革の始まり!
将軍とスライム軍団に囲まれた議会は、もはや拒否権などなかった。
「……わかった。税制度の見直しを……する……!」
「庶民の税率を下げる……!」
「商会連盟への“特権税免除”も……廃止……!」
(※商会連盟が儲かり続けたのは、税免除されてたから)
リオがぼそっと言う。
「まぁ、実質“カイが法律”になったな」
「そんなつもりないですよ!? ただ、みんなが幸せならそれで!」
「「「ぷる♡(ほわほわ)」」」
しかし──問題はここからだった。
―――
しかし、戦争商会連盟加盟店は。
「税? 払わん」
「庶民に安く売るわけない」
「連邦を支配しているのは我々だ」
「改革? 知らん」
(思ったより強気……!!)
将軍が目を細める。
「カイ。……どうする?」
「決まってます!」
私は連邦の国旗を掴んで、勢いよく掲げた。
「私が先頭に立って商会連盟を回ります!! ジャンヌ・ダルク作戦です!!」
リオ
「革命に名前つけるのやめろ!!」
スライム軍団
「ぷる!!(やる気満々)」
「ぷるる!!(全国ツアー!)」
―――
《ジャンヌ・カイ作戦:全国行脚の旅》開始!
◆STEP1:旗を掲げて突撃
商会連盟の大店舗前。
「出てきなさーい! 連邦の改革に反対する人ーー!!」
「誰だぁ!? あの旗振ってる子どもは!?」
「カイです! この国を今日から“再建”します!!」
リオ
「言ってることがもはや国家宣言なんだよな……」
◆STEP2:スライム軍団投入
「ぷる!!(つかまえろー!!)」
毒スライムたちが、店員と用心棒を次々ぬるっと拘束。
「ぎゃあああ!!」
「と、溶け……!? 溶けはしない!! 床の上で滑ってるだけだ!!」
「なにこの優しい圧力!?」
(スライムは“必要以上に溶かさない”と学習済み……優秀!!)
◆STEP3:奴隷(仲間)たちが乗っ取り
「店舗確保しましたカイ様!」
「書類はこちらに!」
「在庫の数、確認完了!」
「ではこの店、今日から“生活支援店舗 連邦支部①”です!」
「おおおおお!!!」
地域住民が歓声をあげる。
「ポーションだ!! 安い!!」
「卵もある! 乳も!」
「もう連盟に搾取されなくていいんだ!!」
(嬉しい……!)
―――
この勢いで連邦全国へ!
■ある町
→ 商会連盟店をスライム軍団が制圧
→ 奴隷たち(職員)が店運営へ
→ 庶民が喜んで税収が増える
■別の町
→ 連盟用心棒が反撃するがスライムに滑らされる
→ 「なんだこの地獄の運動会……!」と降参
→ カイ印の生活支援店舗開設
■田舎村
→ 税取り立て役人がスライムに囲まれる
→ 「税率下げてください!!!」と土下座
→ 村が笑顔
連邦は一週間で空気が変わった。
―――
「カイ様が来たぞ!」
「商会連盟を倒した少年だ!」
「スライムを従える救世主!」
「旗が似合う!!」
(あ、ジャンヌ扱い……)
リオ
「カイ……英雄になってきてるぞ」
「やだなぁ、私は商人ですから!」
「「「ぷる! ぷる!(えいゆう! えいゆう!)」」」
―――
そして連邦の税制度が“まとも”になった
・庶民の税→大幅減
・農家と工房→免税対象
・商会→公平課税
・商会連盟→特権廃止+監査
・生活支援商会→合法化&支援対象
・兵士→医療費無料+生活手当アップ
さらに、
“売り上げの一部を公共財にまわす”制度が誕生。
(帝国と王国でやった仕組みが、連邦でもついに!)
カイ
「これで連邦は救われますね!」
リオ
「いやもう救っただろ」
スライム軍団
「ぷる!!(すくった)」
「ぷる♡(まちがきれいになった)」
―――
走り回ったおかげで、連邦の民衆にも軍にも政治にも支持が広がり──
「カイ様は英雄だ!」
「宝物庫の宝石を授与すべきだ!」
議会が押し切られた。
将軍
「よし、これで“英雄資格”は十分だ。宝物庫の宝石を授けよう」
カイ
「やったーーー!!!」
リオ
「よくやったな……スライム軍団のおかげだが」
スライム
「「「ぷる♡(やったー)」」」




