表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

46/173

No046 アイリの野望、領主編 「聖祭日と任命といろいろ」 苦労して命名を考えた。 8歳1月、

聖祭日、数え歳である1歳年を取るときでもある。

アイリは8歳になった。


東では結局ヒサヒデを首謀者として処分。

騙されたとはいえ、加担した罪で領主は解任し平民になった。

元権力者の解任とは領外追放でもある。


一応、騙されたというのはメンツを立てたからだ。

便乗して企てたのは間違いない。本来なら処分対象だ。

アイリが穏便に済ませた結果でもある。


「赤色じゃないから多分大丈夫だと思う。」

これはアイリの独り言だ。


アイリは東での戦後処理を終えると

かなり急ぎでアイチ領に帰った。


オカザキについたのは、聖祭日の最終日の午後。

かなり早い方だと言える。


父は遅くなるだろう。

アイリの軍も父に任せてきたからだ。


軍の進行は遅い。特にアイリの軍は、新兵器の足が遅い。

行軍の指揮を父が代わってくれるというので頼んでしまった。


到着するとアイリはすぐ皇王様のところへ行く。

東の地での出来事の報告。

そして気がかりだった弟親王という存在のこと。


結局、アイリの想像通りだった。

完全にアイリが空回りしていただけだ。

先に知っていれば、あれほどの殲滅戦を行っただろうか。


皇王様からアイリは慰めの言葉をもらった。

仕方が無い事も多々ある。

すれ違いもあるだろう。

謀反を事前に防いだと思えばいい。

結果として領民は救われ、

アイリのおかげで東の領地は平和で豊かになる。


そして笑って

「また任命式とはな。面倒だから、北も含めて任命してやろう。」

それと

「叙爵対象にもなるな。事前に謀反を止め、偽物を排除した。

 こうなると正式に官位を授けないといかんな。」

と言われてしまった。


北の直轄地は7郡、3郡は豪族の属領だ。

現在アイリが内政支援のため2郡の権限だけ持っている。


東の8郡と北の7郡、合わせて15郡がアイリの直轄地になる。

そして、2領の領主になる。


これで4領の領主だ。直轄地は35郡。


「官位って何・・。」

信長は右大臣とかになってたけどあれみたいなのかな。


皇王様が言うには

アイリは前回の叙勲ですでに従五位下少納言相当らしい。

これは栄誉貴族位に相当する。

ヨーロッパで言う男爵くらいかな。と思った。

ちなみに右大臣は従二位。


ところで清少納言とかいたけどあれは何だろう。

父親が少納言職だったということらしい。


まあ名誉職みたいなのは、

正直どうでもいいけど、皇王様がくれるというなら断れない。


それで皇王様が安心できるのなら右大臣でも関白でもなんでもいい。

アイリはそう思うのだった。


正式な官位叙爵

一番は「オダアイリ」という存在がこの国に大きく知らされることだ。

4領を支配する実力者であり、権力もあるということになる。


「8歳の子供だと舐めれずに済むのかな。むふふ」

いや、人はまず見た目で判断するからそれは無理だろう。


これによりアイリはまた命名をすることになる。

任命式までに準備しなければならない。


アイリの地区命名は、かなり苦労したが、最後は勢いで決めた。


北の領を ギフ領(岐阜)とした。  直轄地は全7郡

 ミノ地区(美濃)    中西部4郡

   ムギ郡(武儀)     中央部北

   カガミハラ郡(各務原) 中央部南

   イケダ郡(池田)    西部北

   ヨウロウ郡(養老)   西部南   西端領境

 ミズナミ地区(瑞浪)  東部3郡

   エナ郡(恵那)     東部東端  東端領境 

   カニ郡(可児)     東部西

   カモ郡(賀茂)     東部北

自由貿易郷として2か所を設定

  ハシマ郷(羽島)  木曽川と長良川の中間で川港を含む。

  タジミ郷(多治見) 土岐川近辺

共にアイチ領とは近い距離にある。

羽島に至っては、アイリが事前権限で内政を行っていた場所でもある。


領北部3郡は、豪族の治める属領だが名称だけつけることにした。

仮の支配地区だがアイリの世界地図で名称が表記されるからだ。

  グジョウ郡(郡上)   北部南

  タカヤマ郡(高山)   北部中央   

  ヒダ郡(飛騨)     北部北    北端領境

 この3郡は、ギホク(岐北)地区と呼ぶ。


東の領を シズオカ領(静岡)とした。  直轄地は全8郡

 トウトウミ地区(遠江)  西部4郡

   ハマナ郡(浜名)     西部西  西端領境

   イワタ郡(磐田)     西部中央西

   ハイバラ郡(榛原)    西部中央東

   シダ郡(志太)      西部東

 スルガ(駿河)地区    東部4郡

   アベ郡(安倍)      東部西

   イハラ郡(庵原)     東部中央西

   フジ郡(富士)      東部中央東

   ストウ郡(駿東)     東部東  東端領境 

自由貿易郷として3か所を設定

   ハママツ郷(浜松)   天竜川付近

   ヤイズ郷(焼津)    大井川付近

   フジガワ郷(富士川)  富士川付近

   共に海にも近く、川と海の港を範囲に収める。


その他、港郷(港町)として2か所を設定。

   オマエザキ郷(御前崎)

   シミズ郷(清水)

   これらは漁港だけではなく軍港でもある。


東領半島2郡は、豪族の治める属領だが北と同じく名称をつける。

  イズ地区(伊豆)

    タガタ郡(田方)  伊豆半島北部

    ナカ郡(那賀)   伊豆半島南部


アイリ的には残念だが、前世で温泉があった熱海は直轄地では無い。

豪族の支配地で、しかも隣領との境近くにある。


今回の命名は、今までと比べ数が多く大変だった。


シズオカ領では、お茶が産地になるので

海産物以外に事業が拡げられそうだ。


また、各地の自由郷を川の付近にしたのは

製紙産業を増やすためである。

各自由貿易郷には郡役場を設置しており、

官吏院が配置されている。

自由貿易郷の開発を優先させる狙いでもある。


もちろんアイリ直轄事業も各地で展開されることになる。

土地借地料という固定収入以外に

そういう経済収入があるから強兵策が実行できるのだ。


今回も自由貿易郷を拠点として募兵が行われる。

剣士も来てほしい。

剣士の募集要項には、我こそと思う剣士来たれの文を入れた。

笑ってしまうがオタク歴女としてのこだわりらしい。


メイド隊も募集している。

通常の募兵と違い、メイド隊募集として募集要項を挙げている。

メイド隊は正式には、アイリ直下の近衛兵だ。騎馬隊でもある。

美しく努力とやる気のある女性希望という文が入っている。

美しくが一番最初に来るあたり、これもこだわりだと言える。


また各軍港では、水兵の募兵も実施している。

陸軍に頼らず海軍として独立運用できるようにするためだ。

特殊軍船タイプの船が主軸になる日も近いだろう。

こちらは武装船と命名した。相変わらず命名がダメなアイリだ。


元ギフ領主であったユキタカは正式に臣下として

指揮官補に任命した。内政より向いているからだ。

今は指揮を訓練する傍ら軍術を学んでいる。


また、シズオカで助けたヨシノブも指揮官候補生にした。

彼はスキルもないし、経験も不足。技能も大したことはない。

指揮官と軍術の勉強を猛烈にしないといけないが

若いからやる気さえあれば頑張れると思う。


兵士が増えたことで指揮官と軍師募集も行っている。

軍師と言ってもアイリが戦略も戦術もおこなうから

事実上は指揮官だ。


前回の5問の様なのは懲りたので今回はやめにした。

現在の軍兵の中でもやる気があれば勉強してもらうつもりだ。

もちろん領内外問わず能力があれば採用する。


今までと違い、即戦力でなくてもいい。

アイリのお眼鏡という鑑定にかかれば技能もスキルも経験もわかる。

素養があれば登用するつもりだ。

特に戦国武将の同名者なら特に歓迎する。


お市の方とかが来たら大歓迎だ。

有名女性武将だったら大大大歓迎になる。

井伊直虎、甲斐姫、立花誾千代、義姫、稲姫などなど

美しく強いと言われた人が来たら間違いなく近衛兵の指揮官だ。


アイリにとって募集とは素敵イベントなのだ。

9割方変な人が来るが、気にしない。

面白ければ何でも来いというわけだ。


命名も決めて後は皇王様に任命式をしてもらえば

とりあえず命名は終わる。


素敵な採用イベントに移れる。

「むふふ・・・」アイリの頬が緩んだ。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ