No030 アイリの野望、領主編 「新たな募兵」 メイド隊新加入者来る。3次募集開始。7歳3月、
アイリにとって後に重要な役割を持つ仲間がやってきますが、まだこの時点ではそれほどアイリは考えていません。
季節としては、まだ春前だが第二次募兵が終わったと連絡が入る。
第一次の時と比べると募兵数が多かったのに早く終わったのだ。
しかも募兵予定数よりも、応募者がかなり多い。
面白いことに、女性もちらほらいるようだ。
第二次募兵の予定は
槍兵1中隊300人、刀兵3小隊180人、弓兵3小隊180人、
弩兵3小隊180人 計840人。
それに対する応募者は、1260人になる。
選別のために体力審査だけは行った。
根本的に体力が無ければ仕方がない。
この国の住民は身体能力が現代人より高いので、
よほどのヘタレでない限りは合格になる。
体力審査とはマラソン審査である。これは基本中の基本だ。
脱落者は、ほんの10名程度だった。
残念だが体力付けてねと手土産を持たせて送り出す。
残り1250人を鑑定しながら見回す。
足の速い者でも武兵に向かないものは連絡兵にする。
体力が下位の者は、輜重兵や投石兵にする。
それ以外は、武兵としてそれぞれの兵種に割り振る。
刀兵は、マサツグ指揮下だった者が多くいるので
予定のまま3小隊180人にした。
弓兵1中隊300人、弩兵1中隊300人
槍兵1中隊300人と追加2小隊120人
武兵は計1200人となる。
輜重兵や連絡兵などの支援兵や投石兵に回したものは38人。
女性12名は、アイリメイド隊へ配属になる。
今回の募兵の中で気になった存在が一人見つかった。
女性だ。
キチョウ(帰蝶)15歳
道三の娘、濃姫の同名である。
道三は長井規秀とも言う。母親は小見の方。
話を聞くと、両親の名前は異なっていた。ただし父親は行商人だという。
この領の話は、行商人である父親から聞いたらしい。
歴史は、同名者を作ってでも何か補正しようと働くのだろうか、
影響力が高すぎる人物はどうなのだろう。
道三であるはずの人物は、いない可能性が高いと予感だけはした。
濃姫の存在自体は、あまり歴史に関係なかったはずだが、
織田家にとっての歴史フラグだったのかもしれない。
もしかすると、アイリにも何かフラグが立ってしまったとか・・。
成人したので、アイリの側仕えを希望してここへきたのだという。
他の女性も皆、同じくアイリの側仕えを希望していた。
アイリにとっての側仕えとはメイド隊である。
メイド隊とは、戦闘を行う側仕えだ。
アイリにとっても護衛隊だけでなく、近衛兵として増員を計画していた。
見た目にも可愛いから、男を護衛にするなど考えられない。
いや、正直言えば執事隊というのは少し興味はある。
だがしかし、オタク魂がメイドを最優先している。
よって、アイリは全員合格とした。
合格基準は、見た目だけだというのは内緒にしておく。
後日、メイド服と薙刀姿のメイド隊が道場で訓練している姿を
見学する幼女が現れることになる。もちろんアイリである。
多分これからもメイド隊は増える気がする。というのはアイリ談だ。
この後、第三弾の募兵が布告される。
三次募兵人数は、2000名。期限は一年後の来年春まで。
兵種問わず兵隊やりたい人は、男女問わず集まれという感じだ。
2回やって思ったのは、兵種は後で決めたほうが効率がいいということ。
また、メイド隊にするから女性でも可とした。
訓練して戦闘技能の高いものを護衛として、他は近衛兵とするつもり。
居館に入りきらなくなったら、メイド館でも作ればいいし・・ふふふ
敷地は広い、アイリの居館に併設して建物を建てることは十分可能だ。
この後、メイド隊は薙刀術だけでなく短剣術や体術などの訓練も行われる。
初期メンバーも後輩に後れを取らないように訓練に励むのだった。
まぁぶっちゃけ、サヤカ1人いれば側仕えメイドは十分なのよね。
ルームメイトだし・・。
将来、メイド隊には妹アイルの護衛もしてもらおう。
だから沢山、希望者が来てもいいわね。ふふん
変なところに野望を持つアイリであった。




