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Queen Rose  作者: (。σ-ω-)σ【凛汰】
4/10

ついに。

 うん。レオンさんはここ数日みっちりしっかり教えてくださいました。

マナーや言葉、一般常識、言葉遣いや、魔法についても。そのほかにもめんどくさい人に絡まれた時の対処法や色々とほんとにこれ以上何を教わることがあるんだというぐらい教えられました。

 そして今日、ついにレオンさんのもとを離れて王宮に行くことが決まりました。やっとレオンさんのスパルタから逃れる事が出来る。


 あまりの嬉しさに瞳をうるうるさせていると、いつもからは想像もつかないような優しい目で私を見ていました。なぜ??


 「きっと今まで学んだことがあなたの役に立つでしょう。今から、あなたはとても険しい山に登るようなもの。そのためとはいえ、厳しくしすぎましたかね?すみませんね。さぁ、悲しんでないで王宮に行く準備をしなさい。どうせまたすぐに会えますよ。」


 うん。なんかいいように勘違いしてるんだね。別に悲しかったわけじゃないけどレオンさんにそんなこと言われると本当に悲しくなってきそうだ。

離れずらくなる前に早く準備してしまおう。


 


 準備はだいたい昨日のうちに終わらせていたので、あとは細々とした日用雑貨だけだ。それもさっさと鞄にいれて下で待ってるであろう馬車のもとに行く。

 見送りに出てくれたレオンさんが、馬車が走りだす寸前につぶやく。


 「いつでも帰ってきていいんですよ?過ごした日にちは少なくともココはもうあなたの家同然なのですから。王族も私や一部の者には大きく出れませんしね。ふふふ。」


あ、またこの笑い方。なにか悪いこと考えてる時の笑い方だよ。


 「はい。では、レオンさん今までお世話になりました。体調には気をつけてくださいね。」


 当たり障りのない返事をして、窓から頭を引っ込め窓を閉める。


あぁ、王宮はどんなとこなんだろう。可愛いお姫様とか、素敵なおおじ様とかいるんだろうな・・・。あんまり関わりたくないけど。私のご主人は誰になるんだろう。

窓を閉めた時点で私の思考回路はレオンさんから王宮への期待などに変わった。

主人公は基本思考回路がよく飛びます。

現実逃避もよくします。

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