出会い。
またまた短めです。スイマセン
心地よい風が吹き、鳥の声が聞こえるこの森。
Q、ココは一体どこでしょう?
A、たぶん異世界だと思います。
私は木の根元に座り込み、つい2時間前のことを思い出します。
―――――――――頭をツンツンとつつかれている気がして目を開けてみると飛んでいく鳥の影。私の頭をつついてたのはあいつか。安眠妨害で丸焼きにするぞ。それにしても、ココはどこだろう。
見回す限り緑。木、木、木。
とりあえず人のいるところに出ようと思い歩くこと30分。ガヤガヤという音が聞こえてきたのでやっと人里かと思い葉っぱをかき分けのぞいてみるとやっぱり人がいました。
よし。引き返そう!
私はその光景を見て引き返すことに決めました。その人里と思う場所にいたのは一見ただの人でしたが、頭に猫や犬など、色々な動物の耳としっぽがついて居りました。そんな、危ない趣味の方々のところに行くわけないじゃないですか。
そう思って元いた場所を目指し歩いていると、急にあたりが暗くなり何事かと見上げれば空にいたのはドラゴンと思われる巨大生物。あぁ、ココは異世界なのかと理解した瞬間でした。
そして冒頭にもどります。
落ち着いてもう一度周りを見渡してる。
あれ?私この森知っている気がする。なぜだろう。
ぐるっと見回してみると少し先にさっき見たドラゴンが見えます。伏せているから木々の間からしか見えないけど、こんな近くにいたのか。
しかも、よく見てみるとその背から人らしきものが下りて行ってるのが見えます。
あれはペットだったのか。いやあり得ないでしょ。何飼ってるのさ。
小さくてよく見えないがどうやらそのひとは危ない趣味は持っていないらしい。間もなくして、ドラゴンも飛び立ったのでその人の方を目指そうと歩き始めます。
歩き始めてどれだけたったのかわからないけど当たりは薄暗くなってきた。今日は野宿か。っと考え木の上に登り着ていた上着を脱ぎ布団代わりにして丸まる。
いや、野宿で木の上は鉄則でしょ。肉食獣にがぶっとかじゃれにならないし。落ちないように安定した場所をさがし瞼を閉じる。思っていたよりも疲れていたのかすぐに意識は薄れていった。
――――朝、目をさましてみると木の根元に人がいました。耳など何も生えていないただの人。最初見た瞬間下りようかと思ったのですがその人の右手には剣が握られていたので、様子を見ることにしました。
よくよく見てみると、その人は綺麗な人で銀の髪に少し高い鼻がみえます。背も高いようでしっかりとした体つきをしています。まぁ、俗に言う美形さんですね。立っているので起きているのかと思えば、木に背中を預けて目を閉じています。
ばれないうちに木から下りようかと思い、意を決して少し下の方にある枝に足をかけて慎重に下りていきます。やっと地面に着いた。あぁ、汗かいちゃった。ここら辺に銭湯とかないかなっと歩きだそうとしたら、後ろからハンカチが差し出されました。
「あ、ありがとうございます。」
そういって受け取り汗を拭いていたけれど・・・・これ誰の??
「いえ。」
ばっと振り返ってみるとさっきの人は私の後ろで微笑んで立っていました。さっきまでは閉じられていた美しいエメラルドの瞳が少しのぞいています。
さて、
Q、私は殺されるのでしょうか?
A、まだわかりません。




