私、奇妙なピエロ
そうして、【魔王国ディアボロス】に飛んで、危険な魔物を見つけたら、討伐してた時にふと急に人か何らかの気配に気づき振り向くと、人の形をしたナニカが立っていた。その見た目はシルクハットを被りまるでどこかの貴族が着ているような服装をしていたがそれはどこか不気味に見えシルクハットの隙間から覗く金色の瞳以外が白一色の姿だった
「おや?ワタクシに気づくとはさっすが!不死鳥!
キャハハハハオドロキだ!」
「ッ!」
さらに驚いたのがその男?はひと目でフシが不死鳥であることを見破る
「んっ?あら、おや?もしやその様子隠していた?ハッハー!それはすまなかったねぇ、とても申し訳ないよああ、願わくば僕自身の手でこの首を折ってしまいたいほどダッ!キヒッアハハ」
そして喋り方もおかしく、一人と喋っているのにまるで複数人が一人の身体を使い喋っているかのようで、まるで規則性がない
「あれあれ、もしや我の喋り方気になる?うんうん、だよねだよね気になるよね〜!グハハハ、ダロウトモ!ソウダロウサ!まァ!気にしないで結構だ!わたくし自身気にしない、」
「それで?君は一体何のようなんだい?」
「アハッ気にするかい?だよね気になるよねぇけどぉ、特に用はないんだ、ただ朕は君が気になって近づいただけで話すつもりも気づかられるつもりもなかったのさっ!カカ!」
そこでフシは怪訝に思う、気づかれるつもりもなかったというのはおかしい、あれほどに近づいておいて私自身が不死鳥と気づいたいたのにバレないと思っていたのは不自然だと
「あらあら、おかしいという風貌ですねぇ。でしょうともあなたの正体を知っていてあれだけ近づく、それだけで気づいてくれと言っているようなものでもコレも本心だ、万が一にも気づかれるとは思っていなかった。ただ想定よりも君が上位の存在だっただけでね?」
「……君は一体何者なんだい?」
そこでフシは思い切った行動に出る
「わたし?俺は、人呼んで狂人ピエロ!BADでGOODな狂ったピエロさ!」
「君が狂″人,,?」
「あっそこに疑問を持つ?まぁそうだろうのう、勘違いして欲しくないがあちき自身がこれを言い出したのではないこと、それと人とは一体なんだと思う?」
「人が何か?」
「そう、ある世界のやつが言った人とはその心の持ちようだと。あるやつが叫んだ人とはそいつの生き様だと。ある人が呟いた人とはその見た目じゃないかと。だが!人々は口を揃えて言う、あたしは人ではないと狂人と名付けておいてね、AHAHAHAHAHAHAあ〜笑える。」
「少なくとも私も君が人とは思えないかな。」
そこで狂人ピエロがこちらに首をグリンっ!と向け聞いてくる。
「なぜ?ぼくは少なくとも見た目は人そのものだ頭があり手足が2本づつ存在して見た目も人だと思うけど」
「けど、心持ちは人のそれではないと思う」
「それも、なぜ?狂っているから?だが、人とは狂うものだ狂っている存在だろう?人だから狂うのか狂っているから人なのかの問題だ、」
「人は狂っていはいないよ」
「フハハハ、それは間違いだ不死鳥よ!人は狂っている、ある奴は平和を願いながら隣国との和平に対し終始信用出来ず勝手に滅んだ、ある奴は動物を愛しているからこそその命無駄にしないと言いながら血肉とした。ある奴は信じて欲しいと願い、平気で仲間内で裏切るように工作した人の歴史にはそういったものがごまんといる!そんな奴らばかりではない!キヒヒ!バカを言うな!そんな奴らの方が多いから戦争があるのだろう!コレホド!狂った矛盾の塊など生物はイナイ!」
フシはさらに疑問に思うこの世界には確かに国同士の戦争はあったが、それは五千年も前の話だ
「何を言っているんだ、この世界の戦争はもう五千年も起きてないよ」
「」
そう言った瞬間、一瞬されどフシには確かに見えた、その顔は何も感情を写してはいなかった
「あらまぁ、そうだったのね、気づかなかったよ、いやあもう歳になったかな?キヒヒ、アハハ!」
「大丈夫かい?」
「……オヤ?こんな私でも心配してくれるの、人ではないと言っていたのに。」
「そうだね、今でも君が人とは思えない……けど、人になる努力をしているようだったから、とりあえず一人称を揃えてみたら、そこから始めたらいい。」
「……フフ、思った以上にオマエも可笑しいな。いや私は、俺はこれでいいのさ、吾はこれで狂人ピエロだからこそ自分でいるんだから。それに誰でもない何でもないのさ、だからこそ」
そういいながら体が霧状になって消えていったのを見てやっぱり人とは思えないフシだったが、人ではないのは自分も同じ次はもう少し喋ってみたいと思った、
そうして、魔王国にまた飛び立つフシだった
狂人ピエロは戦争を嫌います。それは人が大勢消えてしまうから。ですが、それでも人を狂おしいほど愛おしいと思っています。




