◆◆◆第46話:大炎上の読者コメント欄? だったらその「炎」で特大マシュマロを焼いてキャンプファイアにしちゃえ!◆◆◆
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「すぅ……すぅ……トラックの振動、最高……もう一生ここで寝る……」
異世界転生トラックの荷台(極上マッサージベッド)の上で、すべてのジャンルを掛け合わせた究極の寝袋に包まれるシーラ。
もはや誰も彼女の眠りを妨げることはできないと思われた、その時。
突如として、暗闇の空間に「カチャカチャカチャカチャッ!! ターンッ!!」という猛烈なキーボードのタイピング音が鳴り響き、空間全体が「真っ赤な業火」に包まれた!
『——起きろ! ジャンルクラッシャーの極悪ヒロインよ!』
燃え盛る炎の中から、スマートフォンとキーボードを全身に纏った不気味な神霊が現れた。
ネットの海における読者の怒りと批判を司る『炎上の神・バッシング』である。
『フハハハ! ラブコメもSFもロボットも魔法少女も、すべての新連載を物理でぶち壊した貴様らに対し、ついに読者の怒りが爆発した! 見よ、このSNSとレビューサイトで巻き起こっている空前の【大炎上】を!』
バッシングが高らかに叫ぶと、空間のあちこちから「最低!」「キャラ崩壊!」「作者出てこい!」といった【辛辣な批判コメントの文字】が、物理的な炎を纏った隕石となってドカドカと降り注いできた!
「た、隊長! 起きてください! 今度は世界が『ネットの大炎上』になっちまいました!」
「あんな燃え盛る批判コメントの直撃を食らったら、俺たちのメンタルポイントがゴリゴリ削られて、ショック死しちまうっすよ!!」
『いかにも! 物理防御がどれほど高かろうと、精神を焼き尽くす「炎上」のダメージは防げない! さあ、読者の怒りの炎に包まれて、メンタルごと灰になれェェェッ!』
猛烈な熱気と炎がトラックの荷台を包み込み、寝袋が燃え上がろうとした、その瞬間。
「……うーん」
シーラは寝袋からスッと手を伸ばすと、自分に向かって飛んできた「つまらない!」という燃え盛る文字を、素手でガシッ! と掴み取った。
『なっ!? 炎上コメントを素手で!?』
「あのさぁ。トラックの荷台の上は風通しがいいから、ちょっと肌寒かったんだよね。それに……」
シーラは寝袋から這い出すと、次々と飛んでくる「炎上コメント(物理)」をホイホイとキャッチし、トラックの荷台の中央に「井桁の形」に綺麗に積み上げ始めた。
「ちょうどアウトドアっぽい雰囲気だし、この火で『キャンプファイア』しようよ!」
『……は? 何を言っている。それは貴様の存在を否定する読者の怒りの炎——』
「いくよーっ! 気合と根性のォォ……『強制・炎上マシュマロパーティー』ぃぃぃっ!!」
シーラはリュックから「バレーボールほどもある超巨大なマシュマロ」を取り出すと、その辺に転がっていた鉄骨に突き刺し、積み上げた炎上コメント(キャンプファイア)の火でこんがりと炙り始めた!
『ば、馬鹿な!? 作品を焼き尽くす絶対的な炎上を、ただの「調理用の焚き火」として利用しているだと!?』
「おじさん、見て見て! 『意味不明!』って文字の炎が、一番火力が強くてマシュマロの表面がカリッと焼けるんだよ!」
「あははっ、ホントだ! 外はカリカリ、中はトロトロで最高〜!」と満面の笑みで巨大マシュマロを頬張るシーラ。その純度100億パーセントの「楽しいおやつタイムの気合」の前に、批判コメントが持っていた「精神を削るマイナスエネルギー」は完全に浄化(燃焼)されてしまったのだ。
『あ、あああ……私の巻き起こした大炎上が……ただの「和やかなキャンプファイアの火種」に……読者の怒りが、アウトドアの楽しさに負けて鎮火していくぅぅぅ……』
炎上の神バッシングは、美味しいマシュマロの甘い匂いに包まれながら、自らも「なんだか……キャンプ行きたくなってきた……」とつぶやき、そのまま炭となって消滅した。
「よーし! 焼きマシュマロでお腹もポカポカになったし、火の始末をして寝ようっと!」
神霊が消滅し、炎上が綺麗に鎮火したことで、空間は再び「ほんのりと暖かい、快適な暗闇」へと戻っていった。
「シ、シーラ隊長……ついに『ネットの大炎上』すら、火種として集めてキャンプファイアにしちまった……!」
「読者の怒りのコメントで特大マシュマロを焼く……隊長の鋼のメンタル(と胃袋)の前には、どんなバッシングもただの便利なアウトドア用品っすね……!(戦慄)」
どれほど辛辣な批判であろうと、どれほど燃え盛る炎上であろうと。
シーラの「肌寒いから火を焚いておやつを食べたい」という究極の物理的欲求(と気合)の前では、ただの都合の良い焚き火でしかなかった。
メタ的なバッシングすらも美味しく平らげ、究極のアウトドア睡眠を満喫する闇のヒロイン。彼女の無敵の快眠伝説は、もはや次元の果てまで止まらないのである。
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