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24.ちろらし探偵社の事件簿3  作者: ひろーら


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第4話 ネコミの秘策

登場人物紹介

猫柳明美  通称ネコミ、ちろらし探偵社所長。

      らっちーとバディ。

柴今日子  不思議探偵、通称シバキョン。

      バディはちょまる。

らっちー  しゃべる犬、テレパシー犬。

      ネコミのバディ。

ちょまる  しゃべる犬、異変探知犬。

      シバキョンのバディ。

加賀照美  シェフ探偵、通称テル。

名和由紀子 クール探偵、通称ユーキ。

津村剛史  熱血探偵、通称タッキー。

二階堂   二階堂研究所所長、通称シザー。

スペード  反次元組織リバースの幹部


*登場人物その他名称は全てフィクションです。

「さて、異変の正体を見極めようかしらね。」

腕の通信機からシザーの声がする。

「聞こえるかネコミ。これ、通信機能付けたぜ。」

「あら、シザーやるじゃない。」

「ざっと25体はいるが、本当に一人で大丈夫か。」

「まあ、任せなさいよ。私も所長として腕は磨いているのよ。」

「なら任せるぜ。例の機能、その左のスイッチだからな。」

「これね。さてと、やりますか。」

異変人と異変獣が迫る。

「ディメンションフィールド展開。」

ネコミと異変体の周囲の空間が歪む。

「さて、これで通常空間への影響は無いわね。じゃあ...遠慮しないわよ。」

左のスイッチを作動させる。

「シザーの調整はどうかしらね。空間圧縮!」

腕のブレスレットマシンが振動し、手前にいた異変体が圧縮され消える。

「いい感じじゃない。じゃあ残りもやっちゃおうかしら。」

再びスイッチを作動させようとした時だった。

「ちょっと待ってくれないか。」

「来たわね、次元の人。」

「あの時はすまなかった。謝って済む話では無いが、あの後状況が変わったんだ。」

「そちらの事情なんか私達には関係ないわよね。それに異変のやからを送り込んでいるしね。」

「この次元人と次元獣のことか。」

「ふ~ん、次元人、次元獣って言うんだ。あなたの差し金かしらね。」

「いや、俺じゃない。」

「そんな事言っても信じられないわね。この前も襲って来たのよ。」

「俺は反次元組織リバースの幹部スペードだ。今は新しい次元捜査庁の長官と協力してる。」

「新しい長官...まあ私には関係ないかな。」

「その長官の名はサユリ。お前達を助けた元捜査官だよ。」

「えっ...あのサユリさんが...長官なんだ...。出世したんだねぇ...。」

「出世というより、改革だな。まあ、細かい話してもしょうがないから話を戻す。」

「そのスペードさんが、何でここに来てんのよ。それに...次元人とか...なんなの...。」

「我々の次元では混乱は収まったかに見えた。しかし、一部の反乱分子はそれに反抗し、関連する次元に人工生命体の次元人や次元獣を送り込んだのだ。」

「それって、あなた方のとばっちりを私達が受けてんのよね。何てことよ...。」

「だからこうして来たんだ。恐らくこの次元には敵のボスがいる。」

「なんでなのよぅ...、ここってそんなに重要な地域なのかしら?ただの異変があった町じゃない...。」

「今後は私も調査に同行させてくれないか。分かる範囲で協力はする。」

「まあ...いいわよ...、よく分かんないケド...。教えてくれるなら助かるわ...。」

「じゃあ、よろしく。ネコミとやら。」

「ふぅ...やれやれだわ...。」


二階堂研究所。

「見てたでしょ、シザー。」

「あの時の次元犯罪者が仲間ねぇ...。」

「よろしく頼む。」

「まあ、敵のボスが何となくだけど分かりかけてきたわね。」

「奴らの目的は不明だが、この次元で何かするのは明らかだ。」

「だってさ...、ネコミ所長...。」

「シザーも手伝うのよ。分かってるでしょ。」

「はいはい、ネコミ様の言う通りにしますよ。」

「それで、スペード。次の手はあるんでしょうね。」

「ない。」

「ん?えっ...、私の聞き間違いかしらね。スペードには...次の手は...ないと...。」

「そうだ。」

マジか...、あんな次元なんちゃらとか、もうアタシの中じゃ分からんのよ。

そもそも異変ですら怪しいのに...、どうすんのよ...。

その時、研究所にシバキョンが来た。

「しょちょー、遅いよぅ...。お腹...空いたよぅ...。」

お前は子供か...。

「どうしたのよ、シバキョン。」

「テルさんが、所長が戻らないからメシ抜きだって...。」

ナニやってんだよ...コヤツら...。

「分かった、事務所に戻るからさ。」

「ん?所長...その人...、あーーーーー!時限爆弾さん!」

「ボケかまさないの...、元次元犯罪人さんで、今はいい人よ。」

「ぽよ?元...バクハツだぁ...さん?」

「おい、ネコミ。アホはほっといて事務所戻りな。俺はスペードと今後の対策を練るぜ。」

「分かったわシザー、行くわよシバキョン。」

「しょちょー、歩けない...。おんぶー...。」

子供か...。


ちろらし探偵事務所。

「所長、お帰りなさい。」

「ただいま、テル。シバキョンがヤバいわよ...。」

「これなら所長も早く帰るでしょ。」

「まあ...そんな事だと思ったわよ...。そうだ、ユーキとタッキーを呼んで頂戴。らっちーとちょまるは...どこ?」

「しょちょー、あの2人なら公園で遊んでいるよ。後で呼びに行くね。」

子供たちかよ...。


「所長、全員揃いました。」

「ありがとテル。それじゃあ、今回の事件を説明するわね。」

「所長、真犯人が分かったんでしょうか。」

「流石所長、で犯人誰です?」

「今回この次元に現れたのは異変では無く、次元人と次元獣。人工生命体よ。それを指揮しているのは次元犯罪分子の残党。そのボスは本次元にいるわ。」

『なんか...ようわからん...。』

『アタシも...アタマパンクよ...。』

「これより、ちろらし探偵社全員で、次元犯罪の残党のボスを解明し、捕まえるわよ!」


第5話 予告

どこかに潜む次元犯罪人...。ネコミ達は探し出せるのか。シバキョンのボケが炸裂する?!

次回 「ボスのアジト」

スペードさん復活!

ならば...あの人も...?!

ではまた。

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