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24.ちろらし探偵社の事件簿3  作者: ひろーら


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第3話 異変、総攻撃

登場人物紹介

猫柳明美  通称ネコミ、ちろらし探偵社所長。

      らっちーとバディ。

柴今日子  不思議探偵、通称シバキョン。

      バディはちょまる。

らっちー  しゃべる犬、テレパシー犬。

      ネコミのバディ。

ちょまる  しゃべる犬、異変探知犬。

      シバキョンのバディ。

加賀照美  シェフ探偵、通称テル。

名和由紀子 クール探偵、通称ユーキ。

津村剛史  熱血探偵、通称タッキー。

二階堂   二階堂研究所所長、通称シザー。


*登場人物その他名称は全てフィクションです。

二階堂研究所。

「みんな、お疲れ様。」

「所長、異変の怪物達を処理完了しました。」

「ユーキ、ありがとね。タッキーもらっちーもちょまるも、よくやったわね。」

『ワシの活躍を見ておったかのぅ。』

『なんか、らっちー...きょどってたよね。』

「そう言うちょまるだって、動き変だぞ。」

「まあまあ、みんなよく聞いて頂戴。これからシザーと異変の分析をするわ。みんなは事務所に戻っていいわよ。」

「分かりました所長。」


「騒がしいのが帰ったわね、シザー。」

「俺は別に騒がしくても気にしないぜ。」

「それで、早速本題だけど、あの異変...少し変よね。」

「やっぱ分かるよな。ネコミも所長らしくなったじゃねえか。」

「新人が入れば、嫌でもそうなるわよ。」

「あの異変人と異変獣、総称して異変体と呼称するが、その発生のメカニズムが怪しいんだよ。」

「そうね、動きを見てもあの4人で軽く倒せるのはおかしいわね。テストかしら。」

「奴らの本体は異変の歪みじゃない。もっと別の何かだな。」

「シザー、これはあくまで私の考察だけど、らっちーが生きているのと、異変体の発生に因果関係とかあるんじゃないかしらね。」

「今は断定は出来ない。だが、可能性は高いだろうな。かつての異変とは明らかに異なる現象だしな。」

「それと、進化するわね、あの異変体。」

「今回ユーキとタッキーに渡した武器は最低出力にした。いきなり強い武器はヤバいからな。」

「私達の人数では、恐らく足りないわね。奴らのボスをまず倒すようにしないとね。」

「ネコミ、何か分かるのか。」

「私はこれでも、ちろらし探偵社の所長よ。目星はついているわ。」

「そうか...やはり次元犯罪者がからんでると見てるんだな。」

「あの転送装置や、私達をピンポイントで狙う辺り、まず面識が無いとやらないでしょ。」

「普通なら街中とかで暴れてもおかしくないもんな。」

「次元捜査官から貰ったこのアイテムが使えるんじゃない。」

「これ、ネコミ、らっちー、シバキョン、ちょまるが持ってるよな。」

「私のものを渡すから、対策法を見つけ出せるかしら。」

「何とかなるだろ。だが少し時間をくれないか。」

「じゃ、私は事務所に戻るわね。シザー、よろしくね。」


ちろらし探偵事務所。

「所長、ユーキとタッキーは一度自宅に戻しました。」

「ありがと、テル。ん?らっちーとちょまるは?」

「2人で散歩に行きましたよ。仲がいいですね。」

「まあ、同じ犬同士仲良くしてんでしょ。それより、テルいいかしら。」

「異変の正体ですね。以前レストランで見た奴とは似てるようで似てませんでしたが。」

「あの異変体を操るのは恐らく次元犯罪者でしょうね。私達には次元捜査官のような武器やシステムは無いわ。」

「あの犯罪者が戻るとなると、私達への逆恨みですかね。」

「いいえ、違うわよ。最初、あの人物は私達の前に現れ、次もテルはいなかったけど、同じく現れたわ。」

「所長、ということは、我々のいる地点が特異点となっているんですかね。」

「そうね、ただそもそも異変の発生自体が不可思議なのよ。」

「所長は何か思い当たるんですか。」

「私が先代所長の明智さんと会ったのは異変関係だった。その後も事件と言えば異変がらみだったわね。」

「それって、所長自身が異変の特異点って事ですか。」

「明智元所長は、異変に関する能力は無かったのよ。でも、私には解決する力があったわ。」

「それって、所長に纏わる事が異変の本質を知る鍵になるんですかね。」

「これはあくまで私の想像に過ぎないわ。ただ、シザーの研究結果が出れば分かるかもね。」

ソファーで寝ていたシバキョンが起きた。

「ふわぁ~、あっ...所長、お早うございます。」

「相変わらずね、シバキョン。」

「所長、いつ事務所に戻ったんですか。」

「少し前よ。少しは休めたかしら、シバキョン。」

「はい、もうバッチリです。」

「それは良かったわね。」

「あの、所長。異変とか大変...いへん、たいへん...うける...。」

「シバキョン...ダジャレは...つまらないわ...。」


ネコミの携帯が鳴る。

「どうしたの、シザー。何か分かったかしら。」

『あのアイテムを解析した。すぐ研究所に来てくれ。ネコミだけでな。』

携帯は切れた。


「どうしたのよ、そんなに慌てて。シザーらしくないわね。」

「このアイテム、スゴいぜ。異変対策がしっかり出来る。それと...ネコミ自身が...。」

「私が特異点なんでしょ。何とかするわよ。」

「まあ、アイテムの新機能を追加した。アンチフィールドだ。奴らが来ても弾き返す感じだぜ。」

「異変の奥にいるボスの目的は何かしらね。」

「そりゃ、俺じゃなくてネコミの仕事だろ。でも、答えは出てるんだろ。」

「そうね、あの人物は只何となくここに来たんじゃないわ。ある目的を果たす為に来たのよ。」

研究所のサイレンが鳴り響く。

「奴らが来たぜ。かなりの数だ。どうするネコミ。」

「私にいい考えがあるわ。このアイテム、調整は済んでいるわね。」

「終わってるが、1人であの数は大丈夫か。」

「まあ、見てなさいよ。ネコミ所長の活躍を。」


第4話 予告

異変体の総攻撃に立ち向かうネコミ所長。

果たしてくい止める事は出来るか。

次回 「ネコミの秘策」

らっちーとちょまる...どこ行った...。

しゃべる犬ーズは...活躍する...かな?

ではまた。

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