第2話 新たなる異変
登場人物紹介
猫柳明美 通称ネコミ、ちろらし探偵社所長。
らっちーとバディ。
柴今日子 不思議探偵、通称シバキョン。
バディはちょまる。
らっちー しゃべる犬、テレパシー犬。
ネコミのバディ。
ちょまる しゃべる犬、異変探知犬。
シバキョンのバディ。
加賀照美 シェフ探偵、通称テル。
名和由紀子 クール探偵、通称ユーキ。
津村剛史 熱血探偵、通称タッキー。
二階堂 二階堂研究所所長、通称シザー。
*登場人物その他名称は全てフィクションです。
シザー研究所。
かつて異変対策の研究をしていた二階堂博士が設立。
現在の所長は博士の息子で通称シザー。
「今回の異変対策として、この腕時計式異変探知機を開発した。らっちーとちょまるには首輪式を作った。みんなはめてくれ。」
『なんかカッコいいのぅ。ワシ気に入ったぞ。』
『らっちー、アタシのなんかリボン付きよ。いいでしょ。』
「それよりシザー。探知機はいいけど、異変ってどういうことよ。」
「ネコミも知っているように、最初の異変は霊的や悪霊化したりした。」
「そうね。大変だったわね。」
「その後シバキョン、ユーキ、タッキー達が対処したのは石山博士の研究でもあった。」
「あの人達、面白かったね。」
「シバキョン、一緒に遊びそうだったじゃない。」
「あの時、ユーキがいなかったら...遊んでたな...。」
「あら、タッキーもそうじゃなくて。」
「ほらほら、3人無駄話しない。」
「ネコミ、アタシは料理修行であちこち行ってたけど、あまり異変の話は聞かなかったよ。」
「テルが聞かなかったのは、地域が限定されていたからなのかもしれないわね。」
「いいか、今度の異変は前回とは比べ物にならないくらいヤバい。異変の歪みくらいならすぐ何とかなるが、異変が実体化したらかなり強力になる。」
「歪みの段階では対処出来ないのね。厄介だわ。」
「今回、対異変用に開発した武器だ。まあ説明しても分からないだろうから、簡単に言うと、ビームガンだな。」
「シザー博士、そのぴーんかんって何ですか?」
「シバキョン、アホな事言ってないで、説明聞けよ。これは自動焦点補正される。ド下手なヤツでも当たるって訳だな。」
「タッキー、良かったじゃない。当たるんだってさ。」
「おいおい、ユーキ。勘弁してくれよ。俺だって練習したんだぜ。」
「さて、それじゃあ...ん?」
研究所のサイレンが鳴る。
「シザー、どうしたのよ。」
「ネコミ、どうやら異変のヤツラが来たようだぜ。」
「異変のヤツラ...?来るの?」
「まあ、見れば分かるさ。今モニターに映す。」
モニターには黒い人型の何かが映し出された。
「あれは何よシザー。」
「あれが異変の歪みから成長したヤツだ。俺は異変獣又は異変人と言ってる。」
「シザーさん...変人なの...?」
「ちょっとネコミ、この天然何とかしろよ。」
「シバキョンの天然は直らないわよ。」
「だってさ、シザー博士。」
異変人は研究所に真っ直ぐ向かって来る。
「出番だ。ユーキ、タッキー、らっちー、ちょまる、その探知機には通信機能もある。俺が指示するから現場に行ってくれ。」
「分かったわシザーさん。タッキー行くわよ。」
『ワシらも行くかい、ちょまる。』
『もちろんよ、らっちー。転ばないでね。』
『ワシ...そんな年寄りじゃないぞ。』
玄関を出た所で反応が出た。
「これが異変探知機の機能ね。」
「この先に反応があるな。」
『近づいてるわよ、気を付けてね。』
『うむ...ヤツラ...ワシらを探しとるな...。』
「らっちー、ヤツラ何だって言うの。」
『どうやら、ヤツラには探知能力があるみたいじゃな。こっちの探知機に反応しとるよ。』
目の前に黒い物体が3体現れた。
「こいつらが異変人か?」
『いや...中に異変獣がいるのう。』
『右に移動したわ。来る!』
「早速博士のビームガンとやらを使うぜ。」
タッキーが銃を構えるが、相手は早い。
『タッキー、左に移動したわ。あの動き、猫のようね。』
「異変が猫に取り憑いたのかしら。」
「ユーキ、他の2体を頼むぜ。」
『他の2体は人型じゃよ。攻撃して来るつもりじゃな。』
「タッキーとちょまるは異変獣を。アタシとらっちーは異変人をやるわ。」
「了解。行くぜ、ちょまる。」
『分かったわ、タッキー。』
「さて、2体の動きはどうかしら、らっちー。」
『あやつらもワシらの動きを警戒しとるのう。』
「照準、セット出来るかしら。」
『なんか...右のヤツ...鈍臭い...。』
「えっ...右のヤツ...なんか...キョロキョロしてない?」
『どっかで見た...あの動き...。』
「いるわね...ああいうヤツ...。」
『ユーキ殿、あやつなら...行けるぞい。』
ユーキが銃の照準をセットする。
「いくわよ!」
ビームガンから光線が発射され、異変人に当たる。
「やったかしら。」
異変人は煙のように消えた。
『油断するなよ、ユーキ殿。まだ1体おるぞい。』
「負ける訳にはいかないわね。」
『ん?ヤツ...何か出したよ?』
「どうしたのらっちー。」
『あいつビームガン持ってる。』
「えっ、なんで?さっきまで無かったよね。」
『異変の力じゃな。こっちの様子をコピーしたみたいじゃな。』
「でも、やるしかないわね。」
ユーキは照準をセットする。
「いくわよ!」
ビームガンから発射された光線が異変人に命中した。
『やったようじゃな。』
異変人は消滅した。
『中々早いわね、あの異変獣。』
「でも、仕留めるぜ。」
タッキーは照準をセットしようとする。
『タッキー、照準5度修正して。』
「了解、ちょまる。」
タッキーは修正しビームガンを発射する。
光線は異変獣に命中し、消滅した。
「ふぅ...やったみたいだな。」
『らっちー達と合流して、一度戻りましょう。』
第3話 予告
異変人、異変獣の本格的な攻撃が始まる。
ちろらし探偵社のメンバーはこれを防げるか。
次回 「異変、総攻撃」
まずはしゃべる犬ーズ&ユーキ•タッキーチームの活躍でしたね。
次回はフルメンバーかな。
ではまた。




