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第94話 第二回訪問の計画
2024年4月6日(土)
初訪問から2週間後、美久は再び祢古町への訪問を計画していた。
「今度は何を持っていこうかな」
部屋で、荷物を準備しながら考える。
前回の反省を活かして、今回はより実用的なものを。
本。図書館が空っぽだったから、みんな読みたがっているはず。
料理の材料。一緒に料理を作れたら楽しそう。
楽器。茶トラ青年が音楽好きだったから。
「でも、車に入りきるかな...」
美久は、リストを作りながら悩んだ。
前回よりもさらに荷物が増えている。
第二回訪問
2024年4月7日(日)
朝7時、美久は再び祢古町へ向かった。
今度は、道に迷わない。 まるで、道が美久を覚えているかのように。
「おかえり〜!」
子猫が真っ先に出迎えてくれた。
「こんなに早く戻ってくるなんて」
黒猫も嬉しそうだった。
この日、美久は図書館の整理を手伝った。 持参した本を並べながら、みんなと語り合う。
「人間の世界は、どう?」
「最近は大変だよ〜。就活も始まったし」
「就活?」
「就職活動。仕事を探すの」
「大変そうだね」
猫人間たちは、人間世界の複雑さに同情してくれた。




