表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

15/103

第15話 準備リスト作成

2024年2月15日 深夜3時


美久は、興奮で眠れなくなっていた。


ノートPCの画面には、数十のタブが開かれている。


そして、手元のノートには、びっしりとメモが書き込まれていた。


『祢古町探索 準備リスト』


必需品:


・カメラ(望遠レンズ必須)※予備バッテリー多め ・新型猫じゃらし(音波式) ・またたび(粉末・スプレー・枝) ・高級カリカリ各種まぐろ・かつお・ささみ ・猫用おやつ詰め合わせ(チュール20本) ・毛布(猫が乗ってくれるかも) ・救急セット(一応) ・懐中電灯(予備電池付き) ・方位磁針(狂うらしいけど) ・腕時計アナログ※時間の異常確認用 ・ロープ(もしもの時のため) ・非常食(カロリーメイト・水) ・充電器(使えないかもだけど) ・笛(遭難時用) ・お守り(千春にもらったやつ)


予算: 今月の残金:8,000円 バイト代(来週入る分):15,000円 貯金:3,000円(本当の緊急用) 合計:26,000円


支出予定: レンタカー代:8,000円 ガソリン代:3,000円 猫グッズ追加購入:10,000円 食費:2,000円(カップ麺で節約) 予備:3,000円


「ギリギリだけど、なんとかなる!」


美久は、カレンダーを見た。


次の3連休まで、あと1週間。


待ちきれない気持ちを抑えながら、ベッドに入った。


枕元には、老婦人からもらった地図。


そして、祖母の形見の鈴。


(祖母も、もしかして祢古町のこと知ってたのかな)


そんなことを考えながら、美久はようやく眠りについた。


夢の中で、たくさんの猫に囲まれていた。


でも、いつもの夢とは違う。


猫たちは逃げない。


ただ、じっと美久を見つめている。


金色の瞳、緑の瞳、青い瞳。


すべての瞳が、何かを訴えかけているような...


そして、また聞こえた。


『おいで』


今度は、はっきりと。


美久は、夢の中で頷いた。


『うん、行くよ。必ず』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ