表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
改訂 【 塀の上、綱渡りのハッカーズ 】  作者: 風風風


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
4/93

第4話 

「A君は、半年前まで、バイト暮らしのフリーターだったけど、今は、小綺麗なアパートの3階で、優雅に暮らしてるぜ」

「……」

「朝、普通に出勤して、夜は早めに帰宅してる。真面目なサラリーマン風にな」

「……」

「ま、実際、真面目なサラリーマンと言えなくもない。勤めてるように見えるのも、地味な地場の会社だしな。勤務実態を知らなきゃ、の話だが」

「……」

「あんたが、もし会社員なら、よほどのことがない限り、退職なんてしない方がいいぜ」

「……」

「アップグレードが叶う転職ならいいが、独立だの、フリーだのなんて考えるなら、今の2倍稼いでトントン、3倍稼いでやっと意味があるくらいに思っておかないと」

「……」

「なんで、こんな話、するかって? 健康保険だの、年金だのってのは大切だよ、と言ってるのさ」

「……」

「分かってる? じゃあ、その負担の重さも知ってるだろ?」

「……」

「A君は、社会保険料を、会社に負担してもらってるのさ。内緒で。税務署が、よほど精細な調査でもしない限り、それはバレない。A君は、他の社員と比べても、貰ってる給与も普通だしな」

「……」

「大体、分かったろ? 会社は、A君の隠れ蓑であり、A君の安全保障なのさ」

「……」

「だから、A君は、俺らの信頼できるパートナーだし、A君にとっても俺らは信頼できる相手なんだ」

「……」

「A君より、稼いでる奴もいるぜ。でも、表向きの暮らしは、A君と、そう変わらない。贅沢したい時、思い切りハメを外したい時は、特別なパーティーがあるんだ」

「……」

「それは、また後でな。続き、聞きたかったら、ブックマーク、頼むぜ」


©2026 [風風風]. All rights reserved.

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ