この同好会にまさかの新たな入部希望者!?
「わっ……、私もみんながやってる部活に入りたいです……☆!」
「「「パアァ〜☆!」」」
「……」
えっ……、えぇ〜……。
この部活に入りたい……? えっ……、この子正気なの……? 意味が全然分からないしドン引きなんだけど……。それに……、
「うるうる〜♪」
キラキラ〜ン☆!
何か目をキラキラと輝かせているんだけど……! まっ……、眩しい〜……! 見たところどうやらかなりマジみたい……。って、あれ? この子よく見てみると……。
「もしかして……、星崎さん……? 確かクラスメイトの……」
「ハッ、ハイッ☆! 山井さんの言う通り、私の名前は星崎紗南でみんなのクラスメイトでもあります☆!」
「やっぱりそうだよね!」
「あと私も提供クレジットがとっても大好きです☆! キュンキュン♪」
「あ〜……、ハイハイ……。だろうね〜……」
思った通り、この子はやっぱりクラスメイトの星崎さんだったみたいだね♪ にしてもまたクラスメイトからこんな特殊な部活もとい同好会に入部希望する人が現れるなんて……、あまりにもご都合主義すぎてとてつもなく呆れるんだけど……。それと星崎さんもやっぱり提供クレジットがとっても大好きだし……! ぬぐぅ〜……。
それとメタ発言にはなるけど、このお話からは再び私・山井璃緒が本作の語りを務めさせていただきます♪ ペコリ♪
ちなみに私が語りをやらなかった18話〜21話は星崎さんが語りを務めていました♪ 多分みんな知ってると思うけど一応報告しておきます♪ ニヒッ♪ とはいえ……、この作品も一丁前に視点を変えるといったやり方をするんだね……。あはは……。
「何とビックリ!! クラスメイトの星崎さんだったとは……!! いや〜、かなり衝撃を受けてしまったぜ……♪ でもそれと同時に同志がまだいてくれたことに私は凄く嬉しいぜ……♪ キラ~ン☆!」
「確かに言われてみればクラスメイトの星崎さんだね♪ よろしくね♪ しかしクラスにまだ提供クレジット好きがいたなんて私もとっても嬉しすぎるぞ♪」
「はわわ〜……♪ おっ……、お二人からそんなありがたい言葉をいただくなんてとても光栄でございましゅ……☆! はみゃっ!? みゅみゅみゅ〜……」
((((あっ……、噛んだ……。でもとっても可愛いかも♪))))
星崎さんが嬉しさのあまり噛んでしまったわね……。そういえばさっきも噛んでいたような気が……。おそらくかなり緊張しているのかもしれないわね……。それでも勇気を出して入部希望を伝えるのは凄く立派なことだと思います☆! ただその思いを無下にするのは申し訳ないけど、肝心の入りたい部活がちょっとアレなのはどうかと思います……。あはは……。
「ブラボ〜☆! 素晴らしいわ♪ 先生のクラスからまた入部希望者が再び現れるなんてもうチョ〜幸せ♡。キャッ♡。星崎さん、もちろんあなたも大歓迎よ♪ キュンキュン♪」
「はっ……、はいっ……☆! ありがとうございます……☆! そう言ってくださり――って……、ええええぇぇぇぇ〜〜〜〜っっっっ!!!? よく見たら戸村先生じゃない!! 谷村さんたちが言ってたユイちゃん先生って戸村先生のことだったんだ!! 言われてみれば下の名前は確か結衣だったような気が……」
星崎さんが提供クレジット同好会の顧問が誰なのか知ってかなりパニクっているわね……。まあ無理もないと思う……。
「あわっ……、あわわっ……!」
「ありゃりゃ~……、かなり驚かせちゃったかな……」
「あの〜……、ユイちゃん先生……。それに朱音ちゃんも萌果ちゃんも……。ここは提供クレジット同好会について説明したほうがいいと思います……」
「うん、そうだね♪ そうしよっか♪」
「ふみふみ……、璃緒ちゃんの言う通りそれは一理あるかも♪」
「うむ♪ 確かに説明した方がいいよな♪」
それから私たちは提供クレジット同好会が生まれた経緯から現在に至るまでを星崎さんに説明したの♪
※詳しくは――いや……、まあこれまでの話を読めば多分分かるかもしれないし分からないかもしれないと思います……。by璃緒
「なっ……、なるほど……☆! つまり戸村先生も提供クレジットが大好きなんですね☆! はわわ〜、とっても幸せしゅぎる〜♪ エヘヘ〜♪」
「ニヒヒ〜、そういうこと♪ 星崎さんが喜んでくれてとっても嬉しいわ♪ きゅんです♪」
「だからその言葉をそのセリフで使わないでよ!! むぅ~!」
「おぉ〜、何というツッコミ☆! とっても素晴らしすぎます☆!」
「いや……、別に感心する程でもないから……」
星崎さんって……、一見おとなしそうに見えるだけで他の3人と同様とんでもなく変わり者だね……。まあこんな同好会に入部希望してる時点でちょっと変な人であったのは確かか……。あはは……。
「ハッ……! そういえば入学式の日、戸村先生が谷村さんの提供クレジットへの熱い想いを聞いて笑顔を見せていたと思うんだけど、あれって同士が現れたことに嬉しくなっていたからなんですね☆! 伏線回収です〜♪ エモエモ〜♪」
「ふぇっ!? もしかしてあの時見られてたの!? うぅ〜……、何だかとっても恥ずかしいよ〜……。プシュ〜……。一応必死に隠していたつもりだったけど、自然と顔に出ちゃったんだね♪ テヘッ♪」
「「きゃわわ〜♪」」
「ハッ……、ハハッ……」
へぇ〜、そんなことがあったんだ。ユイちゃん先生、最初から既に顔を滲ませるぐらい嬉しい気持ちでいっぱいだったんだね……。まあ薄々予想はしていたけど……。あはは……。
てかユイちゃん先生の一瞬の仕草や表情に気付いた星崎さんはある意味天才だと思います……。もしかしたら鋭い洞察力を持っているのかもしれません……。むむむ~……。
※ちなみにユイちゃん先生が笑顔を見せていたシーンについては一応第19話で書かれているので、気になった人はぜひ読んでください。by璃緒
「そして私と萌果ちゃんは、ユイちゃん先生と同じく提供クレジットが大好きな部員なのだ☆! ナーハッハッ☆!」
「正確には同好会員だけどね♪ ブイッ♪」
「はっ、はいっ☆! もちろん知ってます♪ 谷村さんは入学式の時に、新山さんはつい先程盗み聞きをしてる時に知りました♪」
「「なるほどなるほど♪」」
「いや、なるほどじゃないでしょ!? 今さらっと盗み聞きしてるって言ってたんだけど!?」
「フッ……♪ そんなのは別に気にしないさ♪ きっかけとは案外そんなものだしね♪」
「そうそう♪ 細かいことは気にしない気にしない♪」
「それでいいんかい!!」
2人があまりにも寛容すぎる……。逆に言えば優しくて素敵な人でもあるのかな……? とりあえずそう思うことにします……。
「そしてそんな素敵な事実を知った私は、3人の後を追って尾行し今に至るわけです♪ フンスッ♪」
「「なるほどなるほど♪ ポンッ♪ 凄く偉いぞ♪ グッ♪」」
「いや偉くないでしょ!?」
「そっ……、そうですか……。エヘヘ〜……♪」
「コラ! そこ照れない!」
ハァ〜……。星崎さんが入部希望に至るまでの経緯は分かったけど、結局ドン引きすることには変わりないわね……。事情はあるかもしれないと思うけど、尾行されてたなんてちょっと怖すぎます……。ガクガク……。
「それから山井さんはメレゼア黒瀬さんみたいな存在であるのですね☆! キュンキュン♪」
「なっ!? 別に私はメレゼア黒瀬さん的なポジションじゃないんだけど!」
「えっ……? 違うのですか……? 何だかショボンです……」
「うぐっ……! 落ち込んでるとこ悪いけど、決して私はそんな存在じゃありません! フンッ!」
今の私、チョー悪役になってるけど勘違いさせないためにもちゃんと事実は告げなくちゃね! これは仕方のないことです! うんうん!
「いえ、璃緒ちゃんは実質メレゼア黒瀬的な存在です♪ イェイッ♪」
「ちょっ!? ユイちゃん先生!?」
「パアッ☆! やっぱりそうなんですか!?」
「いっ、いやだから私は――」
「その通り☆! 私たちにとって璃緒ちゃんはメレゼア黒瀬みたいなポジションの立ち位置になるのだ☆! フフ〜ン☆!」
「なっ!? 朱音ちゃんまで何言ってるの!?」
「キュン♪ 本当にそうなんですね!?」
「だから違うって言ってる――」
「星崎さん、よくぞ見破った☆! 璃緒ちゃんはまさにメレゼア黒瀬のような立場にあたる人物なんです☆! 璃緒ちゃんがいることで私たちはとっても救われています♪ ドヤッ☆!」
「もぅ〜! 萌果ちゃんまで何訳の分からないことを言うのよ〜!? むぅ~!」
「キラキラ〜ン♪ やっぱりそうだったんですね♪ 良かったです♪ 山井さんがメレゼア黒瀬さんみたいな存在であることが分かってとっても幸せな気持ちです♪ フミャ〜♪」
「「「うんうん♪」」」
「だ〜か〜ら〜! ハァ〜……、もうそれでいいです……」
必死に否定しようとするも、みんなの勢いに押されて気圧された私は何かもう面倒になったので渋々受け入れることにしたの。
反論しても無駄だと分かったから受け入れざるを得なかったんだよね……。あはは……。それより星崎さんもメレゼア黒瀬さんのことをちゃんと分かってたことから、改めて提供クレジット好き界隈ではとてつもない人気があることを痛感させられるわね……。う~む……。
「じっ……、実は……、この趣味のせいでちょっと辛い気持ちになったこともあって……。あはは……。だっ、だから高校に入って同士がいると知ったときは凄く嬉しかったんです……☆!」
あ〜……、なるほど……。
それから星崎さんは過去に起こった出来事を私たちに話したの。




