療養
すみません。投稿ミスがあったみたいです。あと短くてすいません。次回は水曜日12時予定です。
小鳥がさえずる昼下がりのとある場所、カコーン、カコーンと薪をわる音が鳴り響く。
「はあ〜 こんなとこで足止め食らうとはな〜 俺、無事に学園に行けるのかなぁ〜」
音の発生源であるディーノは斧の持ち手を顎に押し当て物思いにふけっている。
「な〜んでこんなことになるんだかなぁ?」
ディーノは未だ完治したとは言えない左腕に視線を向けると、一か月前のことを思い出す……
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「え! 2ヶ月後じゃないと王都にいけないんですか!」
俺は赤い熊との激闘をなんとか勝ち、けがを負った体で命からがらこの村にたどり着いた。
しかし、それなりに長い時間歩いたこと、戦いで負傷したことや村にたどり着けた安心感などもろもろで気絶してしまった。
そんな俺を見つけて保護してくれたのがこの村の少女アルマちゃんの家族なのだがそのアルマちゃんのお母さんのアデーレさんに衝撃的なことを聞かされた。
「そうなのよ〜 ついこの前に行商人の人たちが行っちゃってね〜 次は2月ほど待たないとこないのよ〜」
「で、でも別に行商人の人たちなしでも王都って近いですよね!?」
「え? そんなに近くないわよ? それに行商人の人たちと言ったほうが安全よ? 冒険者の護衛がついてくるから。」
「一人で行くのって危ないですか?」
俺は恐る恐るベットの上からアデーレさんに聞いてみる。
「かなり腕の立つ人じゃないと一人で行こうとはしないわねぇ。 それもよっぽどの事情がない限りは。」
「う、う〜ん? じゃあ俺、王都の学園に入りたいんですよ。 それって2月待ってからでも間に合いますかね?」
「あら? あなた学園に入学希望なの? そうねぇ、それなら2月待っても間に合うと思うわ。 道中なにか不足の自体が起きない限りはね。」
「そうですか……」
俺はアデーレさんの言ってくれたことにほっと一息をつき、これからどうするか考えをまとめようとしたが…
「ならちょうどいいわディーノくん…2月の王都に行く行商人の人たちを待つ間ここに止まっていかない?」
俺はアデーレさんの予期せぬ提案に喜びを隠せなかった。
「え! いいんですか!?」
「ええ! いいわよ。 アルマもあなたのことが気に入ったみたいだし、ちょっとこれからの時期に人手が欲しいのよ…主人にも許可はもうもらっているわ。」
俺は数瞬考えたがアデーレさんの提案を快く受けることにした。
「よろしくお願いします!!」
「元気があってよろしい! じゃあ当面はアルマのことを見ててくれないかしら? あなたも左腕がそんなんじゃまだ激しい運動は無理でしょうから…」
「アデーレさん…見ず知らずの俺に大事な娘さんの近くに置いていいんですか?」
「自分からそういうことを言う人には心配いらないわよ。 じゃあ私、あなたの分のお昼ご飯持ってくるわね。」
そういうとアデーレさんは部屋から出ていった。
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そんなことがあったのが一か月前のことだ。
今は左手もある程度動くようになったのでリハビリも兼ねて魔法を使わずに薪を割っているわけだ。
この一ヶ月間一人で王都まで行くことを何回か考えたが、森を抜けてここまで来るのにあんなに苦戦したんだ。
そんなことじゃ、この先はいけないなと思い踏みとどまることができた。
魔法もアデーレさんを手伝うときに使って錆びないように練習しているが……
「森では敵なしって師匠が言ってたのになぁ。 これ完全に嘘つかれたよ。 自信がなくなってきた……」
俺はあの熊の一件以来自分に自信がもてなくなってしまった。
「こんな俺がコルテ・マギなんかになれんのか〜〜!?」
大声を出して近くの気に止まっていた鳥たちは一斉に飛び立つが俺の疑問に答えてくれる人は誰もいない……
最近スランプ気味です。動かせない……




