表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
98/102

98


 翌早朝。

早目に寝たみやはパッチリと目覚めた。

すると直ぐに声を掛けられる。


「おはようございます、ミヤ姫様。 起床されますか?」

「・・うん   おはよぉ~・・」

布団の中でぐぅ~っと体を伸ばしてから、腹筋でヒョイと起きる。

目覚めは良いが欠伸は出る。

トイレを済ませたり顔を洗ったりしている内に、意識もシャキッとしてきた。

着替えた後は髪をセットしてもらいながら、お茶を飲んでいる。


「(これが日常なんて、優雅なものよね~)」

人とは慣れるものである。いや、諦めとも言うが。



 ゆったりとしていると、お城の人から朝食の準備が出来たので、支度が整ったら案内しますと来たので行く。


朝食は広い部屋に用意されていて、既にファースト王太子が居た。


「おはようございます、ミヤ姫。 疲れは取れましたか?」

「おはようございます、ファースト王太子様。 しっかり寝たので大丈夫です」

「それは良かったです。 私は楽しみで早く起きてしまいました」

そう言いながらみやをエスコートする。

「朝食を用意させたので一緒に頂きましょう」

「はい」


昨日よりもラフな格好のファースト王太子は、みやを椅子に座らせる。

金色の髪に朝日が当たってお日様よりもキラキラしく見える。

「(色々と眩しいわ~)」

瞳も爽やかグリーンで、紳士な行動は正しく王子様と言う感じ。


テーブルの上に並んでいるのは、スープと、スライスしたパンやハム。それとサラダ、フルーツ、飲み物。そして・・。

「(卵・・・)」

普通にポンと置かれているが、燭台の形をした卵専用の置物に、殻付きの卵が鎮座していた。

「(これ、ゆで卵なのかな? どうやって食べるんだろう?)」

卵燭台を持って、卵を触ったりしながらまじまじと見る。

それを見ていたファースト王太子がクスリと笑い、食べ方を教えてくれた。

「(お上品だわ~)」

スプーンで殻を割って、塩を振り、スプーンですくって食べる。

黄身がトロ~っとした半熟卵だった。


「ミヤ姫は卵がお好きですか?」

食べている様子を見てファースト王太子が聞く。

「んー、確かに卵料理はおいしいから好きですね」

「前に教えて頂いたと言うプリンのレシピを、こちらでも作って食べてみたのですが、とても好評で私も毎日食べたいと思いました。 母や妹達も気に入っていましたよ。 あれも卵を使用していたのを思い出しました」

「あぁ。お菓子作りにはよく卵を使うのが多いですからね。気に入ってもらえて良かったです」

「ミヤ姫はお菓子を作るご趣味がお有りだとか。珍しい事だと驚きましたが、同時にミヤ姫のお手製を口に出来るとは羨ましい限りですね。竜都国の王宮の方々はお幸せでしょう。 いつか私の口にも入れば良いのですが」

「あー、、そうですねぇ・・・あはは・・」


良いのですが、と言いながらもその目は食べたいと主張している。

次に機会があればとにごしておいた。




ストック切れたぁ~~>_<


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ