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また次の日。朝早く起きたみやは身軽な服に着替えると、外に出てストレッチをし、ジョギングをし、また軽くストレッチ。水分補給の後は太極拳の動きで舞を踏む。
パラディン達はハラハラと見守っている。
朝食が終わった後はピアノの講義でミィナに教え、その後は昼食を食べた。
そして現在は厨房に居る。
「今日作るお菓子は、プリンです!」
ジャン!
「「??」」
腰に手を当てて言うみやに、と言われてもと言う雰囲気の周り。
「ではっ、調理開始よ!」
そんな空気も吹き飛ばして進める。
「先ずはカラメルソースを作ります。 助手のジェドさん、お鍋に水と砂糖を入れて火にかけて下さい。溶かしながらかき混ぜて、茶色くなり始めたら容器に入れます。 次っ、アマニーを用意してっ」
アマニーとはバニラビーンズの事だ。
「お鍋に入れて、ミルクと一緒に火にかけます。これは沸騰させる前に下ろしてね」
と別の助手その2に頼む。
「そして私は卵液を作りまーす。 卵を入れまーす。 そして溶きまーす」
“ シャカ シャカ シャカ シャカ ”
「続きましてー。 お砂糖~。 混ぜまーす」
“ グりグリグリ グリグリグリグリ ”
「白っぽくなるまですり混ぜましょうー」
説明付きで進行します。
「ではお湯を沸かして、釜戸に火を入れて下さーい。 普通の焼き菓子より温度は低めでお願いしまーす。 その間に卵液に温めたミルクを少しずつ入れていきまーす。一気に入れると卵が固まってしまうので、混ぜながら少しずつですよ~」
それを一度ザルでこして、カラメルを入れた容器にそっと流し入れる。
「火を当てるかスプーンで掬って泡を取り除きます。これは口当たりを良くするためです。 そしてこれを湯煎焼きしまーす」
「湯せん、焼き?」
?マークの料理人達。
「湯煎焼きとは、鉄板にお湯を張って、蒸気の熱と共に焼く調理法です。 因みに蒸気だけで加熱調理する事を蒸すと言いいます。お野菜も茹でるより蒸した方が栄養価が高いそうですよ」
「お湯を張るとどう違うんですか?」
興味津々だ。
「えーとね、均一に熱が中まで入って、旨味を逃がさずしっとりした出来上がりになるのよ。 急に熱を通すと、小さな穴が開いて、おいしくなくなるの。すが立つって言うんだけどね。だから低温でじっくり火を通す為にもお湯を張るのよ」
「成程。勉強になります」
と言う訳で、湯煎焼き50分。
更に冷ましてお皿にひっくり返すと?
「うん、上出来じゃない?」
「これがプリン、と言うお菓子ですか・・」
「液状だったのに固まっていますな」
「卵は火を通すと固まるでしょ?少なすぎると固まらなくなっちゃうんだけど、分量で固さも変わるのよ」
「成程。 この様な卵料理は初めて見ました」
「砂糖じゃなくて別の調味料や具材を入れて蒸すと、ご飯のお供にもなるわね。 蒸し料理は色々あるから、是非作ってみてね」
「はい、実に興味深い調理方法です。新しい料理を作って、姫様に喜んでもらえるよう努めましょう」
「ありがとう。 じゃあ早速お茶請けに持って行きましょう。残りは皆さんで試食してみて下さい」
みやがそう言うと、「よっしゃっ」とガッツポーズを小さくとる料理人達。
「次回はカスタードクリームとクレープを作るから、またよろしくね~」
また知らない名前を言ってみやは去って行った。
レッツ クッキング♪ の回でした。
(^^♪




