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世界に引き摺られ
感覚相違論。
突然金魚鉢に放り込まれたような
焦燥感に溺れていた
息の仕方を教えてくれと
鑑賞者が訴えていた
どんな時も僕のことは君が分かる
男臭く歌えたらいいのに
だからせめて
分かり合えない世界だとしても
君の名前をいつまでも呼び続けるよ
確かにあいうえおに落とし込んでみたが
苦笑いが返ってきた
必死に僕も笑みを浮かべて
回りながら泳いでみた
どんな時も僕のことは君が分かる
犬のように信じているよ
だからたとえ
涙に濡れた世界だとしても
君の姿をいつまでも追い続けるよ
どうしても自分の世界に引き摺られて
それでも君の世界へ引き寄せられて
だからきっと
分かり合えない世界だとしても
君の名前を呼び続けるよ
涙に濡れた世界だとしても
君の姿を追い続けるよ
自分の世界に引き摺られていく。
君の世界に引き寄せられていく。




