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システムバグで輪廻の輪から外れちゃったけど、どうやら他の星に転生したらしいです。  作者: 大国 鹿児


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13/20

信じていいのか!?

 夜更かしして母さんに怒られた翌日。

 本日は母さんがコルネちゃんを連れてお出かけ中なので、勉強会はなし。

 なので俺は、部屋で一日中借りた本を読みまくった。


 その甲斐あってか、魔法の本は一通り読み終えた。

 お次は、グーダイド王国史だな。

 う~~む…、建国の話ってどこの世界でも神話みたいなもんだなあ。

 王様の先祖が神様の一族の曾孫って本当か?

 あの神様(と俺は信じている)の血族じゃないよな。

 光の巨人っぽかったあの神様とは、別の神様なのかな?

 この星の独自の神様って可能性もあるのか。

 俺って、元は一般的な日本人だから宗教とかには無頓着だったけど、神様に会っちゃったからなあ。

 本当に居るのは間違いないけど、この星に本当にいるのか?

 そういや、あの光の神様って、一人だけなのかな?

 もしかしたら、何柱も光の神様がいるとかしたりする?

 ま、どうでもいっか。

 

 とりま、読書の続きだな。


 何々…王家は基本的に王家の父系男子が継承…か。

 日本の天皇継承の形態に似てるな。

 王家は政治には直接関わらない…って、君臨すれども統治せず? だったら、イギリスと同じ感じ?

 政治は貴族院と庶民院で政治が行われて、王家が裁可する…か。

 う~ん、政治は難しいし、どうせ王家は関係ないからいいや。

 ん、待てよ? って事は、貴族制度もあるのか。

 貴族には貴民と勲民とがある…とな?

 貴民は先代が勲民の子と孫で、勲民は功績などで貴族位を与えられた元庶民であり、初代となる貴族家と。

 貴族は特に功績が無ければ、初代から数えて3代目で貴族位を剥奪される…か。

 って事は、貴族位を持ち続けたければ、何某かの功績を上げないといけないと。

 但し、王位・王族は別とする? やっぱ微妙にイギリスっぽいな。

 もうこの辺は読んでるだけで疲れるから、さくっと飛ばそう!

 

 あ! すっげえ歴史見つけた! ダンジョン発見だって!

 モンスターの氾濫“スタンピード”もある!

 ほっほー! 村が襲われて全滅した事もあるのか。

 勇者とか居ないの? あ、居ないんですね。

 歴史的な英雄は、スタンピードやダンジョン攻略に功績のあった人か。

 無茶苦茶チートな人ってわけでも無いらしく、本によると騎士団長とかしてる、めっちゃ強い人ってだけだったらしい。

 

 これは、ますますあのスーツの出番が増えそうですなあ。

 いや待てよ? 確かあのカプセルで創り出したものなら、俺以外の人も使えるってインストールされた知識にはあったぞ。

 ならば、家族とかが使える何かを創り出した方がよかんべ?

 でも、残りは4個だからなぁ…創ったらそれで終わりだもんなぁ。

 数に限りが有るから、ちゃんと考えて創らねば!


 いや、もう勢いで変身ベルト創っちゃったんですけどね…。

 だって変身したいじゃん! 

 絶対に何歳になったって男は変身したいはずだ!

 

 そうだ! かわいい愛妹コルネちゃんが大きくなったら、魔法少女変身ステッキを創ってあげよう! コンパクトでもいいな! いやここはミンキーなモモちゃんみたいなペンダントでもいいかもしれん!

 いやいや魔法少女なまどかちゃんみたいなのも捨てがたい!

 魔法少女と言えば、可愛いもふもふペット? 使い魔? も必要だよな!

 これはコルネちゃんが大きくなったら要相談だな。

 もうあのカプセル2個は使い道が全会一致で決定しました!

 夢が広がるぜ! 変身ヒーローと魔法少女の夢のコラボレーション!


 おっと、またもや妄想がExplosionしちゃったぜ! 落ち着け、俺。

 まずは、将来の為にもきちんとした知識を身に付けないとね。

 知識は無いと困るけど、有っても困る事は無いはずだしさ。


 さて、お読書の続きをっと、本へと視線を落とそうとしたその時、俺の部屋の外から可愛らしい声が聞こえた。


「トールヴァルドさま、一緒にお勉強しましょう! トールヴァルドさまが居ないと、ミルシェさみしいの…」


 なんと! 可愛い幼馴染ミルシェちゃんのお誘いではないか!

 将来のリア充のためにも、これに逆らってはダメだな。 


「いいよ~!」

 

 俺は窓から顔を出し、ミルシェちゃんにお返事しました。


 一緒にお勉強…というか、文字と計算を手取り足取り、じっくりねっとりと教えてあげましょうかね…グヘヘ…。


「トールヴァルドさま、なんか顔が怖い…」

「…ごめんなさい」


 ▲


 さて、あのカプセルだが、やっぱ秘密基地の中に隠しておく事にした。

  基本的に人には見えないと言われても、やっぱ心配だからな。

 でも、裏の林の中にこんな秘密基地って、いずれはばれるだろう。

 さらなる秘密基地の建造を、今から考えておかないとな。


 さてさて、ミルシェちゃんとのお勉強会も終わったことですし、いよいよお待ちかねの魔法の練習だ! 

 準備するのは入門書、それだけ。


 んでは、まず最初に…。

 

『魔法を使うには、まず最初に深呼吸して心を落ち着かせます。

 リラックスできる姿勢で、目を閉じて自分の周りにある魔素を感じましょう。

 魔素はあなたの周りに無数にあります。

 目を閉じたまま瞼の裏を見続けてください。

 瞼の裏に色々な色の光の球が見えてくると思います。それが魔素です。

 魔素を感じるまで、一般的に数日から数か月はかかると言われています。

 今日、魔素を感じられ無いからといって、焦る必要はありません。

 じっくりと取り組みましょう』


 これって座禅? 本式の座禅なら、 両足を太ももに上げる結跏趺坐だけど、それはしんどいから、片足だけ上げる半跏趺坐でもいいかな?

 ちゃんと呼吸は鼻からゆっくり長く腹式呼吸で、ちゃんと調息。

 心の中で1から10までゆっくりくり返し数えて…心を落ち着けて。


 アレ!? めちゃ色取り取りの光の球が瞼の裏に見えるぞ!?

 これって魔素だろ? 魔素だよな!?

 おい入門書! 短くても数日かかるんじゃねーのかよ!

 もう感じちゃったよ! わずか数分だよ!


 マジか…。もうこれって次の段階に進んでいいのかなあ。

 ってかこの入門書、信じていいのか!?

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