表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/27

6:呪われた廃村で浄化大作戦②

だが、百戦錬磨の私と高位精霊の2人にかかれば大丈夫。

「ターンアンデッド」

呪文を唱えた瞬間、強烈な光にアンデッド達は包まれ消えていく。皆安らかに。彼らがいたところにはサラサラと灰が跡を遺した。


シマ社長とモモ先生の2人は光の球をアンデッドの数だけ出してくれ灰をそれに包み込んだ。

村に良い場所があればそこへ埋葬しよう。


「……探索したけど彼らが最後の方々だったようだね。直ぐに対処出来て良かったよ」

「うん。還してあげれて良かった」

「魔導師達がほとんど還したんだろうねぇ〜、もうおられないもん!」

「そうだね。魔導師達は本当に頑張ったんだろうね。アンデッドを還すのは何度もやってる私でも心が痛いもん。大変だっただろうな」

 

光の球に黙祷をすると、後は村の必要な場所の浄化だ。

「私、全部は浄化しない作戦を立ててるんだけどさ。勿論、この村を出る時には完全浄化しますけど。聞いてくれる?」

「シャーロット、どうせロクでもないことなんだろ?」

「いえ、ただの防犯対策です」

 

廃村の周りを観察した後、浄化に辺り計画を立てた。森の奥に私達だけ、狙われるのは面倒だ。まぁ、襲われても10倍返しくらいやれるだろうけどさ。


「防犯対策として、呪いの壁を使います!村の周辺を囲うように呪いを残し天然?の防犯対策壁とします!」

「悪趣味」

「呪われてるとこには近付く輩はいないからいぃかもぉ〜。悪趣味だとは思うけどねぇ〜」

「悪趣味……いいじゃないか!節約のためだよ!

寄ってこられないように幻惑効果のある魔石を設置する方法とか、悪意かある者が入ってこれない効果を持たせた魔石を設置するとか色々あるけど!そんな効果を持たせられるデカい魔石がないんだよ!」


「金がいるのか……」

「それかデカい魔石もってるヤツを倒せばいいの?ちょっち面倒なのぉ〜。近くにはいないのぉ~」

「それかミスリルとか鉱石探し」

「ここいらの森にはないと思うのぉ〜」

  

「……そうなの。背に腹は代えられないの。周辺から見える建物はカモフラージュの為敢えての呪われスタイル。外から見えない所は全て解呪します。これで誰も呪いを恐れて近づけまい。資源も要らず元ある呪いを有効活用できてSDGs?じゃない?」

「SDGsは分からないけど、安上がりだね」


「まぁ、2人が交代で警備するって手もあるにはあるけど、それって面倒でしょ?」

「……そうだね」

「SDGsバンザイなのぉ〜」


ともあれ、先ずは灰の埋葬だ。

この村には教会はあるだろうか?

更に村の奥へ歩みを進めると、しっかりした造りの教会が見えてきた。良かった、ここに埋葬できる。

 

教会の中に入った。中はそれ程荒れていない。

この世界はアンデッド対策で亡くなるとご遺体は灰にする。田舎だと教会の共同墓に共同埋葬するのが普通だ。共同墓も見つかり、埋葬出来た。これでひと安心。聖句を唱えて共同墓を後にした。


改めて教会内の見学。水回りも大丈夫そう、司祭さんの部屋だったとこだろうか?そこを当面寝泊まりするところにすれば良い感じだ。家具は経年劣化かボロボロだから手持ちを使えばいいだろう。


「教会に住むのぉ〜?」

「元聖女だし、良くない?」

「ぱっと見、ここが1番しっかりしてそうだからここで良さそうだと思うよ」

 

教会はかなりお金を掛けてたみたいで、私のテンションは爆上がり。だって、ランタンは魔素を自動で取込む代物で、それを動力にライトが点く上にランタンに刻まれた浄化の魔法陣が浮かび上がるんだ。絶対お高いものよ!おまけに教会の窓や扉には浄化と、悪しき心を持つものは近寄る事が出来なくなる魔法陣が施してあるし。道理でここだけ綺麗な訳だ、合点がいきましたわ。

 

「田舎の教会にしては魔導具とか設備が金が掛かっているな。何でだろう?」

ソレはそう。何で?シマ社長のいう通り気になる点ね。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ