15:会員登録と邪神様の回想①
「改めまして、私は王国支部副ギルド長のラビニア=レアです。宜しくお願いします。
私のことは"ラビニア"とお呼び下さいね。」
落ち着いた雰囲気の方だと思ったら副ギルド長だったのか。私、引き強いな。
「宜しくお願いします、ラビニアさん。私は、シャーロットです。山奥からこちらに移住してきました。宜しくお願いします」
登録はスムーズだった。真っ黒の金属製のカードに私の血を1滴垂らす。忽ちカードはシルバー味を帯びた。
「これからシャーロットさんのお名前をカードに刻みます。暫くお待ち下さい。その間、ギルド員の規約等のご案内を致します」
規約を読んだり契約書にサインをしているうちに私のギルドカードが出来上がった。
シルバーのカードに私の名前が書いてある。
だけど、ギルド登録したばかりの私がシルバーで良いのだろうか?初めてはブロンズからだったと規約には書いてたけど?
「ああ、シャーロットさんは特別処置です。まさか、上級ポーションを50本最上級品質で卸せる方をブロンズからにするなんで出来ませんよ。でも、初めてのご登録になりますので、シルバーからとさせて頂きました。今後とも宜しくお願いします」
それから買取の話に移った。
さっき作った上級ポーション50本分は販売手数料込みで1本金貨1枚で売れた。品質が上級であった為だとか。金貨50枚ゲット!
その後は、薬草類を得る方法について、冒険者ギルドへ薬師ギルドを通して依頼と、薬草屋から卸して貰う方法、市場で売っているのを買う方法、自分で調達する方法のそれぞれの行い方を聞いたけど、出来れば栽培するつもり。
栽培した方が 品質が良いものが作れる(祝福で)し、そうすれば最上級が作れる。他者任せだと必要な時に無い場合もあるし。あと、他の作物を作るついでだし、何よりスローライフっぽくない?
そして、次回の納品について相談。
「ラビニアさん、持って来たのがありまして、買取お願いしましす!」
「分かりました、早速確認致します。鑑定」
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低級ポーション
最上級品質
上級ポーション(最上級品質)を希釈し作られたもの
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ラビニアさんは鑑定が使えるみたいだけど、どのくらいわかるんだろう?
今更なんだけど、神殿基準だと分かるのが薬品名、品質までみたい。
因みに私は薬品名、品質、材料、特記事項などと、製作者迄がわかる。誰もが製作者まで分かるわけではないそうだし、神殿基準の薬品名、品質までと、思っていて大丈夫かな?だって神聖魔力のことは特に何も言われなかったし。
神聖魔力が入ってるってバレたらメンドイかもだし?
バレそうもなくて、良かった良かった。
上級ポーションは、あと19本はあるけど、この辺の植生はまだ確認しきれていないし、もしもの時用に取っておく。20本しか作れなかったのは、錬金釜が高くて小さいのしか買えなかったからなんだよね。
ま、錬金釜買い換えるのも大変だし、ぼちぼちやるかぁ~。
「……あのぅ、シャーロットさん、次回ご持参頂く際は、薄めず、そのまま、お持ち下さい。低級ポーションを作れる方は多いです。可能であれば、不足気味の上級ポーションを納めて頂ければと思います……
上級ポーションは材料のこともありますので納品期限は設けませんが、納めて頂けると有り難いです」




